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うどん県のうどんにかける情熱

最近、香川県は「うどん県に改名しました」と、驚きの発表をしたことで注目を浴びています。

讃岐うどんはよく知られているものの、讃岐が香川県というイメージがない人も多かったため、県観光協会がPR活動としてうどんのアピールを強化しました。

そこから「私たちはうどん県です」という斬新なキャッチコピーが生まれたのです。その「うどん県」の勢いは留まることを知らず、ついに県庁所在地にあるJR高松駅の愛称も「さぬき高松うどん駅」に決定したようです。

「名物にうまいものなし」ということわざもありますが、香川県民にとってのうどんはそれに全く当てはまりません。一日三食うどんは当たり前、お祝いに、離乳食に、年越しそばや引越しそばの代わりにうどんを食べると豪語するほど県民はうどんが大好きなのです。

そのため、街を歩けば至るところにうどん屋さんがあります。最近は変わりダネとして県民に人気なのが「セルフうどん」。自分で麺をゆでて好きなトッピングするので、好きな固さのうどんを食べることができると大評判だそうです。

香川県でのうどんは食べることに留まらず、あらゆるシーンでも活躍しています。

香川県のサッカーチーム「カマタマーレ讃岐」は、名前もうどんに由来していますが、ユニフォームの胸には「さぬきうどん」の文字が、胸章にもうどんをモチーフにしたロゴマークが付いています。スポンサーが製麺業者とのことですが、徹底したうどんアピールには脱帽してしまいますね。

そして、究極はうどん神社！これは麺製造会社がうどん文化の発展と地域の人々の健康を祈願するために作ったとのことですが、うどんを愛してやまない香川県ならではの神様ですね！