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トルコの隣のシチリアごはん

日本の中でも大陸に最も近く、古くから有田焼、伊万里焼、唐津焼きなどの陶器、磁器が盛んに作られてきた佐賀県ですが、食べ物の名物はあまり知られていないようです。

しかし、近年ではB級グルメの祭典、B-1グランプリで2位に輝いたシシリアンライスに注目が集まっています。

シシリアンライスはごはんの上に甘辛いタレで炒めた薄切り肉（牛肉が多い）と玉ねぎと、トマト、キュウリ、レタス、ゆで卵をふんだん乗せ、さらにその上からマヨネーズをかけていただきます。

1970年代にイタリアン料理店で修行中のシェフがまかない料理として考案したもので、シシリアンライスという名前は、トマトの赤、キュウリとレタスの緑、卵の白がイタリアの国旗を表し、地中海に浮かぶシチリア島をイメージして作られたことからつけられたそうです。

調理方法が簡単なことから、佐賀県では家庭料理として親しまれ、今ではB級グルメとして県の名物にまで昇格し、イメージキャラクターやテーマソングができるほどの人気ぶり。

佐賀のシシリアンライスとお隣長崎のトルコライスで有明海がまるで地中海のようですね！