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公開年月日:2016年12月02日

VISAプリペイドカードを通じてビットコインが利用可能になる

コインとクレジットカード

まだ一般的には聞いたことはあっても、なんだかよくわからない人が多いと思われるビットコイン。そんな中、ビットコイン決済サービスを提供するレジュプレス社は、カンム社との提携によって自社サービスがVISA加盟店でビットコインを利用できるようにしました。

ビットコイン決済サービス「coincheck」を運営するレジュプレスは10月3日、カンムとの業務提携を発表した。coincheckユーザーは、カンムが発行するVisaプリペイドカード「バンドルカード」を通じて、200カ国(4000万店以上)のVisa加盟店でビットコインが利用できるようになる。

引用元:ビットコイン決済「coincheck」、Visaプリペードカードへのチャージに対応 – CNET Japan

ビットコインとは?

ビットコインは「仮想通貨」と呼ばれていることからもわかるように、貨幣的な価値を持っています。貨幣との大きな違いは、どこかの国が発行しているものではなく、紙幣や硬貨が存在しないということ。またその他の電子マネーのように貨幣の置き換えでもありません。

「サトシ・ナカモト」という人物がビットコインを生み出したとされていますが、その本人がどこの誰なのかは不明という謎めいた状態になっています。ビットコインの要であるブロックチェーン技術は、非常に安全性が高いということで様々な分野で研究や応用が行われています。

ビットコインには世界の何箇所かに交換所があり、誰もが購入できます。日本にもマウントゴックス社が運営する取引量の多いビットコイン交換所がありましたが、不正行為によって大量のビットコインが失われたと報じられました。

マウントゴックスの事件はテレビや新聞でも大きく報じられたので、この事件によってビットコインを知った人も多いかもしれません。でも結局ビットコインってなんなんだろう?という人も少なくなさそうです。

ついにVISAプリペイドカードでビットコインが利用可能に

成り立ちの不明瞭さに加え、マネーロンダリングなど犯罪への利用が懸念されることなど、ビットコインにはいまいち良いイメージがありません。ただ放置しておける存在ではないことから、日本でも2016年3月にはビットコインを含む仮想通貨に対する法規制案が閣議決定しました。

レジュプレス社はビットコイン決済サービス「coincheck」を運営しています。またカンム社はVISAのプリペイドカードサービスである「バンドルカード」を提供中。レジュプレス社はカンム社との提携によって、coincheckユーザーがバンドルカードを通じてVISA加盟店でビットコインを利用できるようにしました。

ちょっと変化球かな?とも思いましたが、VISAがこのような使い方を認めたからこそ成り立っていると思われ、そのような意味ではVISAにとってもビットコインが無視できない存在になっているということではないでしょうか。

信用貨幣は国が発行しているという信頼性の高さはあるものの、国家が破綻したときには貨幣価値はなくなります。一方のビットコインにはそのようなリスクはありません。これからどのような存在になっていくのかが注目されるところです。

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