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公開年月日:2018年02月20日

アメックスのポイント「メンバーシップリワード」を徹底解説

入会キャンペーン実施中のアメックスカード

画像引用元:ポイント・プログラムのご案内(2018年2月14日取得)

「アメリカン・エキスプレス(通称アメックス)」が発行するクレジットカードの多くは、利用することで「メンバーシップ・リワード」というポイントを貯めることができる。

メンバーシップ・リワードで交換できるアイテムは、金券、他社ポイント、ANAなどの航空会社のマイルからメルセデス・ベンツまで、豊富な品揃えが魅力だ。また、ポイントをカード利用代金に充当するキャッシュバックも利用できる。

この記事では、アメックスのポイント制度を他社と比較した際のメリットや、交換できるアイテム、どのアイテムと交換するのがお得なのか、などを詳しく紹介していく。

アメックスのポイント制度「メンバーシップ・リワード」の概要

アメックスのポイント制度は「メンバーシップ・リワード」と呼ばれている。クレ達で掲載している中で、メンバーシップ・リワードが貯まるカードは以下の通り。

メンバーシップ・リワードが貯まるクレジットカード一覧(ビジネスカード)

アメックス・ビジネスカード

アメックス・ビジネス・ゴールド・カード

どのカードも決済金額100円につき1ポイントが貯まる。他社のクレジットカードの場合、月間カード利用額の合計額からポイントが算出されるのが一般的だが、アメックスの場合は1回の決済ごとにポイントが算出される

例えば、他社のクレジットカードで150円の決済を2回した場合、合計300円で3ポイントが貯まるのに対し、アメックスでは150円の決済の時点で1ポイント、再度150円を決済して1ポイントと、合計300円で2ポイントしか貯まらないことになり、少し不利である。

他にも注意点があるが、これらに関しては他社のクレジットカードでもよくある内容だ。

  • カードで決済してもポイントが貯まらないものがある(NHK受信料、楽天Edyへのチャージなど)
  • ポイント付与レートが200円につき1ポイントと、通常よりも低いものがある(国税、ガス料金など)

より詳しい情報は公式サイトを確認してほしい。

続いて他社のポイントと比較して優れている点を2つ紹介しよう。

1つ目はポイントの有効期限が簡単に無期限になること。通常、メンバーシップ・リワードの有効期限は入会日を起点として3年間だが、一度でもポイントをアイテムに交換すると、残りのポイントも今後貯まるポイントも、有効期限が無期限になる。

2つ目は交換できるアイテムの種類が豊富なこと。例えば15社の航空会社のマイルや、世界中のホテルグループで使えるホテルポイント、さらにはメルセデス・ベンツやホエールウォッチング体験など、他社では扱っていないようなアイテムもポイントで交換できる。

メンバーシップ・リワード・プラスへの登録でポイント交換レートアップ

メンバーシップ・リワードでは、カード年会費とは別に3,000円(税別)の年会費を支払うことで、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することができる。

登録すると、一度もポイントを使用していなくてもポイントの有効期限が無期限になり、さらに一部アイテムとの交換レートもアップする。交換するアイテムによるが、年間のカード利用額が190万円以上を見込むのであれば登録した方がお得になる計算なので、目安にしてほしい。

メンバーシップ・リワード・プラスの登録で交換レートがアップする主なアイテム一覧
交換アイテム メンバーシップ・リワード・プラス
未登録のレート 登録済のレート
ANAマイル 2,000P→1,000マイル 1,000P→1,000マイル
ダイナスティ・フライヤー・プログラム 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
スカイマイル 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
フライングクラブ 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
ロイヤルオーキッドプラス 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
アジア・マイル 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
クリスフライヤー 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
エグゼクティブ・クラブ 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
ユーロボーナス 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
ミッレミリア 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
フィンエアー・プラス 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
エティハド・ゲスト 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
エミレーツ・スカイワーズ 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
プリビレッジクラブ 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
フライングブルー 2,000P→1,000マイル 1,250P→1,000マイル
楽天スーパーポイント 3,000P→1,000P 3,000P→1,500P
Tポイント 3,000P→1,000P 3,000P→1,500P
ヒルトンHオナーズ 2,000P→1,250P 1,000P→1,250P
スターポイント 2,000P→990P 1,000P→990P
ポイントフリーダム 3,000P→900円 3,000P→1,500円

特徴が異なるスカイ・トラベラー・カードのメンバーシップ・リワード

アメックスの中でも、スカイ・トラベラー・カードの利用で貯まるポイントには、それぞれ以下の名称がついており、通常のメンバーシップ・リワードとは異なる特徴を持つ。

  • アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード:「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード メンバーシップ・リワード
  • アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード:「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード メンバーシップ・リワード

これらの独自のメンバーシップ・リワードと、通常のメンバーシップ・リワードを比較すると、交換できるアイテムの種類や一般加盟店でのポイントの貯まり方に違いはないが、以下の4点が異なる。

  • ポイントの有効期限が最初から無期限
  • ポイントの交換レートは、マイルへの交換を除き「メンバーシップ・リワード・プラス」のレートと同じ
  • マイルに交換する場合は、どのマイルに交換する場合も1,000ポイント→1,000マイル
  • 対象の航空会社でカードを利用した場合、100円で3ポイント貯まる(プレミアカードなら100円で5ポイント)詳細は後述

なお、「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード メンバーシップ・リワード」と「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード メンバーシップ・リワード」の違いは、上記の通り航空会社でカードを利用した場合に3ポイントが貯まるか5ポイントが貯まるかの違いだけだ。したがって今後はこれらの独自のポイントのことをまとめて「スカイトラベラー・メンバーシップ・リワード」と呼ぶ。

ポイントの使い道まとめ

アメックスのポイントで交換できるアイテムは以下のページから確認できる。

この中の、どのアイテムに交換すればよりお得になるのかを知りたい場合、1ポイントあたりの価値が高いアイテムに注目してほしい。

例えばG-SHOCKのMASTER OF G GULFMASTER GWN-1000B-1BJFと交換する場合、販売価格が61,560円(税込)で、交換に必要なポイントの数は125,000ポイントなので、このアイテムに交換した場合は1ポイントが約0.49円に相当することになる。

一方、全国百貨店共通の商品券は、3,000ポイントで1,000円分に交換できる。この場合は1ポイントが約0.3円に相当する。つまり、1ポイントあたりの価値がG-SHOCKより低くなってしまう。

ほとんどのアイテムは1ポイントあたり0.3円分の価値だが、中には1ポイントにつき1円以上の価値を持つアイテムもある。

ここからは交換アイテムのジャンルごとに、1ポイントあたりの価値が高いアイテムや、注意点などを紹介していく。

ポイントを支払いに使う

アメックスのポイントは「ポイントフリーダム」と呼ばれる、ポイントを使った支払い充当サービスに利用できる。使用方法は次の3通り。

  • カード利用金額への充当(キャッシュバック)
  • 対象店の店頭で、その場で利用
  • オンライン・ショッピング等で、支払金額に充当

「カード利用金額への充当(キャッシュバック)」とは、カード利用後の請求金額に対してポイントを充当することで、値引きを受けることができるサービスのこと。例えば1万円の家具を購入した場合、3,000ポイントを使うことで900円分の値引きを受けられ、実際に請求される金額は9,100円となる。

ポイント換算レートは、メンバーシップ・リワード・プラスの登録の有無と、「何に利用した金額に対して充当するか」によって以下のように異なる。

カード利用金額に充当した場合のレートと1ポイントの価値
交換アイテム メンバーシップ・リワード メンバーシップ・リワード・プラス(スカイトラベラー・メンバーシップ・リワード)
交換レート 1ポイントの
価値
交換レート 1ポイントの
価値
航空会社での利用 3,000P→900円 0.3円 3,000P→3,000円 1円
ホテル・旅行代理店での利用 3,000P→900円 0.3円 3,000P→2,400円 0.8円
上記以外での利用 3,000P→900円 0.3円 3,000P→1,500円 0.5円

以上の通り、メンバーシップ・リワード・プラス未登録の場合は1ポイントの価値が0.3円だが、登録済みの場合は0.5〜1円と高いレートになる

また、充当した分の金額に対してもポイントが貯まる。先ほどの例の通り、10,000円の家電を購入して3,000ポイントを充当すると、メンバーシップ・リワード・プラス未登録の場合は900円が相殺されて請求額は9,100円、登録済みの場合は1,500円が相殺されて8,500円が請求される。この場合、ポイントの付与は差し引き前の10,000円が対象となるため、100ポイントが貯まる

  • 対象店の店頭で、その場で利用
  • オンライン・ショッピング等で、支払金額に充当

残りの2つについては、それぞれ決まった店舗・通販サイトでポイントを支払いに充てることができるものだ。

店頭で利用できるのは、ヨドバシカメラと高島屋、日本旅行の3店。どちらも店頭レジでカードを提示し、ポイントを利用する旨を告げれば良い。オンラインショッピングはマルイウェブチャネル、BUYMA、ベルメゾンネット、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインの4店。また、H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクと日本旅行は電話での利用時にポイントを使用できる。

マルイウェブチャネルは1ポイントの価値が0.8円になるので、場合によってはキャッシュバックではなくこちらに使うのもありだろう。

店頭・オンラインショップ等で利用した場合のレートと1ポイントの価値
交換アイテム メンバーシップ・リワード メンバーシップ・リワード・プラス(スカイトラベラー・メンバーシップ・リワード)
交換レート 1ポイントの
価値
交換レート 1ポイントの
価値
ヨドバシカメラ 3,000P→1,000円 0.33円 2,000P→1,000円 0.5円
高島屋 3,000P→1,000円 0.33円 2,000P→1,000円 0.5円
マルイウェブチャネル 3,000P→900円 0.3円 3,000P→2,400円 0.8円
BUYMA 3,000P→900円 0.3円 3,000P→1,500円 0.5円
ベルメゾンネット 3,000P→900円 0.3円 3,000P→1,500円 0.5円
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン 1,000P→400円 0.25円 1,000P→1,000円 1円
H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク 1,000P→400円 0.25円 1,000P→800円 0.8円
日本旅行 2,000P→500円 0.25円 1,000P→800円 0.8円

ポイントを提携ポイント・金券・ギフトカード交換に使う

他社のクレジットカードのポイントと同様、アメックスのポイントも提携している他社のポイントや金券、ギフトカードに交換できる。まずは提携ポイントの交換レートを見てみよう。

提携ポイントに交換した場合のレートと1ポイントの価値
交換アイテム メンバーシップ・リワード メンバーシップ・リワード・プラス(スカイトラベラー・メンバーシップ・リワード)
交換レート 1ポイントの
価値
交換レート 1ポイントの
価値
楽天スーパーポイント 3,000P→1,000P 0.33円 3,000P→1,500P 0.5円
Tポイント 3,000P→1,000P 0.33円 3,000P→1,500P 0.5円
ヒルトンHオナーズ 2,000P→1,250P 算出不可 1,000P→1,250P 算出不可
スターポイント 2,000P→990P 算出不可 1,000P→990P 算出不可

提携ポイントに関しても、メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると高いレートになる。ただし、キャッシュバックよりも高いレートになることはないため、提携ポイントに交換するよりもポイントが満額貯まるキャッシュバックに使った方が良い。

金券・ギフトカードに交換した場合については、メンバーシップ・リワード・プラスに登録してもレートに変化がなく、1ポイントの価値も0.3円のものがほとんどであり、あまりおすすめできない。

ただし、中には1ポイントの価値が0.8円以上になるものもある。金券は利用先が限られてしまうため、利用する見込みがある場合のみ検討しよう。

1ポイントの価値が0.8円の金券
ブルックス ブラザーズ オンラインショップ:2,500ポイント→2,000円分
dinos 割引クーポン:2,500ポイント→2,000円分
1ポイントの価値が0.83円の金券
ユナイテッドアローズ ショッピングクーポン:6,000ポイント→5,000円分
1ポイントの価値が1円の金券
Aloha Amigo お食事券:1,000ポイント→1,000円分
ALOHA TABLE お食事券:1,000ポイント→1,000円分
A & P with terrace お食事券:3,000ポイント→3,000円分
grigio la tavola お食事券:3,000ポイント→3,000円分
gz お食事券:3,000ポイント→3,000円分
Orange  お食事券:3,000ポイント→3,000円分
ニホンバシ イチノイチノイチ お食事券:3,000ポイント→3,000円分
猪口猪口(ちょこちょこ) お食事券:3,000ポイント→3,000円分
神南軒 お食事券:3,000ポイント→3,000円分
エス・テー・デュポン:5,000ポイント→5,000円分
サムソナイト ショッピングクーポン:5,000ポイント→5,000円分
シップス ショッピングクーポン:5,000ポイント→5,000円分
ハンティング・ワールド ショッピングクーポン:5,000ポイント→5,000円分
BAR de ESPANA MUY お食事券:5,000ポイント→5,000円分
forty three お食事券:5,000ポイント→5,000円分
Ginza Lobby お食事券:5,000ポイント→5,000円分
PIZZERIA ISOLA:5,000ポイント→5,000円分
THE TOWER RESTAURANT YOKOHAMA お食事券:5,000ポイント→5,000円分
ガーデンレストラン 徳川園  お食事券:5,000ポイント→5,000円分
シェ松尾 青山サロン お食事券:5,000ポイント→5,000円分
リストランテ ダ・ニーノ お食事券:5,000ポイント→5,000円分
レストラン サンパウ お食事券:5,000ポイント→5,000円分

ポイントをマイル交換に使う

アメックスのポイントは15社の航空会社のマイルに交換できる。交換できる会社とレートは以下の通り。

マイルに交換した場合のレート
交換アイテム メンバーシップ
リワードの
交換レート
メンバーシップ
リワード・プラスの
交換レート
スカイトラベラー
メンバーシップ・リワードの
交換レート
ANAマイル 2,000P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
ダイナスティ・フライヤー・プログラム 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
スカイマイル 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
フライングクラブ 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
ロイヤルオーキッドプラス 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
アジア・マイル 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
クリスフライヤー 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
エグゼクティブ・クラブ 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
ユーロボーナス 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
ミッレミリア 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
フィンエアー・プラス 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
エティハド・ゲスト 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
エミレーツ・スカイワーズ 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
プリビレッジクラブ 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル
フライングブルー 2,000P
→1,000マイル
1,250P
→1,000マイル
1,000P
→1,000マイル

マイルは他のポイントと違い1マイルの価値が安定しないため、マイルと交換した場合の1ポイントの価値を算出するのが難しい。そのためここでは1ポイントの価値は掲載していない。

したがってポイントの価値ではなく交換レートに注目すると、最も効率が良いのはメンバーシップ・リワード・プラスに登録してANAマイルに交換することだ。また、スカイトラベラー・メンバーシップ・リワードの場合ならどのマイルも高いレートで交換できる。

ただし、いずれのポイント制度でもポイントをANAマイルに交換する場合に限っては、年間5,000円(税別)のマイル移行手数料がかかる。マイル移行手数料はアメックスに限ったことではなく、VISAやJCBのANAカードでも発生する。むしろANAカードの中にはマイル移行手数料が6,000円(税別)のカードもあるため、アメックスは安い部類と言えるだろう。

ANAマイル以外に交換する場合は、メンバーシップ・リワード・プラスに登録した場合でもポイント交換レートは1,250ポイント→1,000マイルとなってしまう。もしもANAマイル以外のマイルに交換する予定なら、交換レートが高いスカイトラベラーカードを使ってポイントを貯めるべきだ。

ANA以外の航空会社は国内線がないので、マイルに交換しても使いづらいという印象を持つかもしれない。しかし、ワンワールド加盟の航空会社のマイルは、JALの特典航空券に交換することで国内線を利用することができる。

中でもブリティッシュ・エアウェイズのエグゼクティブ・クラブ(Aviosポイント)なら、場合によってはJALマイルよりも良いレートでJALの特典航空券を取得できることがあるため、JALユーザーにも人気が高い。

マイルに交換する場合の注意点として、スカイトラベラー・メンバーシップ・リワードと通常のメンバーシップ・リワードを両方貯めている場合、同じマイルに交換することができない点を覚えておこう。例えば一度スカイトラベラー・メンバーシップ・リワードからANAマイルに交換した場合、スカイトラベラーを解約するまではメンバーシップ・リワードからANAマイルに交換できなくなる。2枚持ちを予定している人は要注意だ。

ポイントを商品・体験に使う

貯めたポイントは日用品から高級品まで多様な商品にも交換できる。しかしどの商品も1ポイントの価値は0.2〜0.5円程度であり、マイルやキャッシュバックと比較すると交換効率が劣る。場合によっては商品と交換するよりも、カードで購入してからポイントフリーダムを利用して請求金額に充当した方が、お得に手に入る

iPhone 8 Simフリー64GBモデルをポイントで交換した場合
85,104円(税込)の商品を287,000ポイントで交換するので、1ポイントの価値は0.296円
iPhone 8 Simフリー64GBモデルをカードで購入し、ポイントフリーダムを適用した場合
85,104円(税込)をカードで決済して285,000ポイントを充当すれば負担額は0円になる。この時の1ポイントの価値は0.298円。おまけに851ポイントが貯まる。

また、アメックスオリジナル商品や限定イベントの参加券との交換などもあるので、興味がある場合はチェックしてもよいだろう。

ポイントをホテル宿泊に使う

ポイントを使用してホテルの無料宿泊クーポンと交換できる。しかし、これも1ポイントの価値は1円未満となる。場合によってはカード払いでホテルに宿泊して、あとからポイントフリーダムを使った方がお得になる可能性が高い。特に宿泊料金は、メンバーシップ・リワード・プラスに登録していると1ポイントの価値が0.8円になるため、

宿泊可能ホテルは公式サイトを参照してほしい。

おすすめのアメックスカード

最後に、ポイントを貯める点に注目した場合、どのアメックスカードを選べば良いのかを紹介しよう。ただし、冒頭でも紹介した通り、ポイント付与レートそのものはどのカードも100円で1ポイントと違いがない。したがって、年会費やポイントアップ特典なども考慮してカードを選定した。

個人向け:マイルへの交換レートが高く、年会費が安い「スカイトラベラー・カード」

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード

メンバーシップ・リワードが貯まるクレジットカードの中でも、最もおすすめしたいのはアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードだ。その理由は以下の4点。

  • アイテムに交換する際、メンバーシップ・リワード・プラスのレートが適用される
  • マイル移行レートがANAマイル以外も1,000ポイント→1,000マイルで交換可能
  • メンバーシップ・リワードが貯まるカードの中で最も年会費が安い
  • 対象航空会社の航空券を公式サイト経由で購入すると、100円で3ポイント貯まる

先に説明した通り、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードとアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードに限っては、通常のメンバーシップ・リワードと異なるポイントが貯まる。しかも交換できるアイテムはメンバーシップ・リワードと同じで、交換レートもメンバーシップ・リワード・プラスと同等、マイルに関してはより高いレートで交換できる。

また、ANAやJAL、デルタなど対象航空会社の航空券を公式サイトからカードで購入すると、ポイントが通常の3倍になり、100円で3ポイント貯まる特典もある(プレミア・カードの場合は5倍)。この特典を受けるには詳細な条件があるため、下記を確認しておこう。

〈スカイ・トラベラー3倍ボーナスポイント適用条件〉
対象航空会社28社(*1)の航空券を円建て(*2)で対象航空会社のウェブサイトなどから直接カードで購入された場合、または、対象旅行代理店2社の指定旅行商品(*3)を円建て(*2)で対象旅行代理店のウェブサイトや指定店舗などから直接カードで購入された場合、【メンバーシップ・リワードのポイントが通常の3倍(100円=3ポイント)】になります。

※スカイ・トラベラー3倍ボーナスは、通常ポイントと合わせて年間(1月~12月)60,000ポイント(200万円カードご利用での獲得分)が上限となります。

(*1)<対象航空会社(28社/五十音順)> (2017年6月現在) アシアナ航空、アリタリア-イタリア航空、ヴァージン アトランティック航空、エア タヒチ ヌイ、ANA、エールフランス航空、エティハド航空、エバー航空、エミレーツ航空、オーストリア航空、ガルーダ・インドネシア航空、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、KLMオランダ航空、シンガポール航空、スイス インターナショナル エアラインズ、スカンジナビア航空、スターフライヤー、タイ国際航空、大韓航空、チャイナエアライン、デルタ航空、日本航空、バニラエア、フィリピン航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザ ドイツ航空
(*2) 表示価格が日本円、かつお支払いが日本円でカード決済されるものを指します。
(*3) <対象旅行代理店(2社)および指定旅行商品>(2017年6月現在)
・日本旅行(ウェブサイトおよび日本旅行の全店舗)
上記対象航空会社の航空券、パッケージツアー、前払いで手配されるホテルなどの宿泊代金、JR・バスのチケットのご購入
・アップルワールド(アメリカン・エキスプレスのカード会員様専用ウェブサイト
 前払いで手配されるホテルなどの宿泊代金

※以下のものは本特典の対象となりません
・航空会社におけるパッケージツアー、機内販売、通信販売、空港売店、貨物など航空券以外のご利用
・空港カウンター業務が他の航空会社へ委託されているカウンターでの航空券のご購入
・宿泊料金の現地決済、および代理業・特約店など、旅行代理店が決済業務を他社へ委託している場合
・ペイパルなどの決済代行会社を通したご利用

※対象の航空会社、旅行代理店および指定旅行商品は予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

引用元:American Express® Sky Traveler Card

それでいてアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの年会費は10,000円(税別)だ。アメリカン・エキスプレス・カードの場合は元々の年会費が12,000円(税別)で、メンバーシップ・リワード・プラスに登録するとさらに年会費3,000円(税別)がかかる。合計で15,000円(税別)のコストがかかってしまう(ANAマイルに移行する場合は、どちらのカードも税別5,000円の移行手数料がかかる)。

その他の特典においても、アメックス・スカイトラベラーが他のアメックスカードよりも劣るということはほとんどない。マイルを貯めている人や、アメックスのカードをなるべく安く持ちたい人におすすめの1枚だ。

法人向け:コスパが高い「アメックス・ビジネス・カード」

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード

法人カードの場合は、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの2つの選択肢がある。

2枚の年会費を比較すると、12,000円(税別)と31,000円(税別)となり、2倍以上も差がある。このことから特典内容にも大きな差があると思われがちだが、下記の表を見てわかる通り、実はこの2枚の特典内容はほとんど変わらない。ポイントの貯まり方、使い方に関しても全く違いはない。コストパフォーマンスはアメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの方が良いと言えるだろう。

アメックスビジネスカード比較
カード名 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
ビジネスカード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
ビジネス・ゴールド・カード
年会費(税別) 基本カード会員 12,000円※1 31,000円※1
追加カード会員 6,000円 12,000円
1名無料
ETCカード 無料※2 無料※2
電子マネー QUICPay QUICPay
Apple Pay QUICPay QUICPay
ポイント 付与レート 100円=1ポイント 100円=1ポイント
マイル 対象航空会社 15社 15社
移行レート ANA:1ポイント=1マイル
その他:1ポイント=0.8マイル
ANA:1ポイント=1マイル
その他:1ポイント=0.8マイル
海外旅行
傷害保険
付帯条件 利用付帯 自動付帯(追加カードは利用付帯)
傷害死亡・後遺障害保険金 最高5,000万円 最高1億円※3
傷害・疾病治療費 最高300万円 最高300万円※4
賠償責任保険 最高4,000万円 最高4,000万円
携行品損害保険金 1旅行中最高50万円 1旅行中最高50万円
救援者費用保険金 最高400万円 最高400万円※5
海外航空便
遅延費用
× ×
国内旅行
傷害保険
傷害死亡・後遺障害保険金 利用付帯
傷害死亡・後遺傷害保険金:最高5,000万円
利用付帯
傷害死亡・後遺傷害保険金:最高5,000万円
入院保険金 × ×
通院保険金 × ×
手術保険金 × ×
国内航空
遅延費用
乗継遅延費用 × 最高2万円
出航遅延費用 × 最高2万円
受託手荷物遅延費用 × 最高2万円
受託手荷物紛失費用 × 最高4万円
その他保険 ショッピング・プロテクション 最高500万円 最高500万円
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リターン・プロテクション
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空港ラウンジ 国内 主要28空港
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主要28空港
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海外 仁川・ホノルル
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仁川・ホノルル
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空港サービス 手荷物宅配サービス
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その他特典 国内レンタカー優待
海外用携帯電話
レンタル優待
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ビジネスプラチナカードの
招待状
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※1:ポイント積算率をアップするために、年会費の他にメンバーシップ・リワード・プラス参加登録費:3,000円(税別)の支払いが必要
※2:ETCカードを1枚発行する毎に発行手数料として850円(税別)が必要
※3:航空券等の旅費を事前にカード決済した場合に、補償額が最高5,000万円から1億円へ増額
※4:航空券等の旅費を事前にカード決済した場合に、補償額が最高200万円から300万円へ増額
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