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公開年月日:2016年02月26日

東海道・山陽新幹線で、Suicaなどをチケット代わりにできる新サービスが登場。EX予約との違いも紹介!

交通系ICカード

JR東海とJR西日本の発表によると、交通系icカードだけで新幹線に乗れるサービスを2017年夏頃に提供するようだ。実現すれば在来線はもちろん、新幹線までもSuicaやICOCAをかざすだけで改札を通れる

現時点でわかっていることと、同じくチケットレスで新幹線に乗車できる「エクスプレス予約サービス」、「プラスEXサービス」との違いについて紹介していこう。

東海道・山陽新幹線で、交通系ICカードをチケット代わりにできる

jR改札

まずは今回発表された新サービスの内容について紹介していこう。新サービスの対象となる新幹線は、東海道・山陽新幹線の2路線だ。そして利用できるICカードはSuica、ICOCA、manaca、SUGOCAなど、全国相互利用可能なものに限られる。

利用方法は簡単だ。まずは手持ちのクレジットカードと交通系icカードを使って無料の会員登録を行う。

切符の予約は専用サイトから行う。指定席・自由席どちらも予約でき、発車前までなら何度でも座席や時間を変更できる。

予約が完了したら、登録した交通系ICカードだけを持って改札に行けば良い。新幹線の改札でも、在来線のようにICカードをかざすだけで通過できる。料金は同じく登録したクレジットカードから引き落とされるので、交通系ICカードの残高が少なくても乗車できる。

以上が現段階で発表されている新サービスの詳細だ。今後変更される可能性もあるが、年会費無料で利用できるようなので、新幹線も交通系ICカードで乗るのが主流になってきそうだ。

では続いて、既にチケットレスで新幹線に乗車できる「エクスプレス予約サービス」と「プラスEXサービス」との違いを紹介しよう。

新サービスは1枚の交通系ICカードで新幹線も在来線も利用できる

EXICカードとICOCA

「エクスプレス予約サービス」と「プラスEXサービス」では、改札を通る際にEX-ICカードを使う必要がある。そしてEX-ICカードは新幹線の改札でしか使えない。

つまり、新幹線と在来線を乗り継ぐ場合は、EX-ICカードと、Suicaなどの交通系ICカードの2枚を持たなかればいけない。

新サービスでは新幹線も在来線も1枚の交通系ICカードで利用できる。持ち歩くカードの枚数を減らせるメリットがある。

新幹線の料金と年会費が異なる

新幹線

「エクスプレス予約サービス」は年会費1,100円がかかる。その代わりに新幹線の料金が常に500~2,000円程度安くなるメリットがある。また、「エクスプレス予約サービス」なら新幹線の乗車でポイントが貯まり、普通指定席料金でグリーン車を利用できる。

一方新サービスは年会費が無料だが、割引きやポイント制度については発表されておらず、そのような特典は期待できない。従って、「新幹線をスムーズに乗りたい」というのであれば新サービスの方が良いが、「新幹線をお得に乗りたい」という点では従来のサービスを利用した方が良いという結論になりそうだ。

いずれにせよ便利ではあるし、クレジットカードでの決済ならカードの利用ポイントが貯まるメリットがある。東海道・山陽新幹線以外に、全国に広がってほしい取り組みだ。

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