トップページ >> ETCカード >> 3分でわかるETCガイド

3分でわかるETCガイド

更新年月日:2013年09月19日

3分でわかるETCガイド

高速道路の利用料金無料化が先送りされてしまった今、ETCによる料金割引が再び注目を集めるようになった。1年に数回でも車で高速道路を利用する人なら、ETCを取り入れて少しでも節約したいと思うだろう。このページでは、ETC初心者やもう一度ETCについておさらいしたい人のために、短時間で分かるETCの基礎知識をまとめたのでチェックしてみてほしい。

ETCの基本をおさらいしよう

ETCは高速道路の渋滞緩和のために導入された制度で、車にETC車載器を設置することで、料金所のアンテナが認識しスムーズに通過することができるようになる。これまでのように、料金所で一度停車し、通行券を購入したり支払いをしたりする必要がなくなるため、料金所を通過する時の手間が大幅に減ることになる。

高速道路を利用したことのある人なら分かるように、通行券をなくして焦ったり、料金が細かくてイライラしたりする必要が全くなくなるのが嬉しい。また、料金所の列に並ばずとも、ETCのゲートを通過するだけなので、時間の節約にもなるだろう。

では、ETCの基礎知識として、さらに導入方法とメリットを次の項目でみていこう。

ETCを利用するには?

ETCのゲートをスムーズに通過できるようにするには、車に「ETC車載器」と呼ばれる機器を取り付けなければならない。車載器メーカーは多数あり、カーナビと一体になった優れたものもあるので、機能や値段などから選んでいこう。

ETC車載器は、アンテナの埋め込まれたカード挿入器とETCカードで構成される「2ピースタイプ」、アンテナとカード挿入器が分離している「3ピースタイプ」、そしてセンターパネルなどに組み込まれた「ビルトインタイプ」、以上の3種類となっている。

いずれもETCカードは別途用意が必要で、設置できる車かどうかの確認が必要なので注意。

これから車を購入するという人なら、購入時にETC車載器を取り付けるかどうか、事前に選択ができるが、多くはビルトインタイプとなっている。既に車にETC車載器が搭載されていれば、あとはETCカードを用意すれば利用できるようになるので便利だ。

また、後付けしなければいけない場合には、車のディーラーやカーショップなどで購入する必要がある。もし、取り付けをお願いする場合には、工賃が別途必要となるので確認しよう。

ETCを使うと、なぜお得?

では、ETCを利用すると、なぜお得になるのだろうか?高速道路の料金無料化が遠のいてしまったものの、各高速道路では、ETC利用者の料金割引を実施している。

多くは土日の週末、早朝、深夜、通勤など、平日の日中をのぞいた時間帯において、10〜50%の料金割引を実施している。50%にもなれば、料金が半額なので、往復料金が片道分で済んでしまう計算だ。

中には、平日の日中でも30%の割引が受けられる地域もあるので、ETC総合情報ポータルサイトで自分がよく利用する高速道路の割引状況をチェックすると良いだろう。

ETCを活用するにはクレジットカード選びが重要!

ETCカードには、「ETCパーソナルカード」というクレジットカード機能が付いてないカードがあり、単にETC利用だけに限定したい人は選択することも可能だ。しかし、事前にデポジット(保証金)が必要となり、入会時に最低でも40,000円と年会費の1,200円が必要である。

もちろん、ポイントなどを貯めて割引に使うことはできないので、どうしてもクレジットカードを作れないブラックの人や、クレジットカードを持ちたくない人専用ということになるだろう。

となれば、多くの人はクレジットカードと連携したETCカードに入会した方が絶対お得だ。様々なカード会社との提携ETCカードが発行されているが、どのカードを選ぶかによって、お得度がかなり変わってくるので注意しなければならない。この選択を怠ると、かえって損をしてしまうこともあるので、慎重に選んでほしい。

ライフスタイルに合わせて選べば迷わない

まず、一番確実に得をすることができる選び方は、自分がよく利用するものは何か、ライフスタイルの特徴に合わせてカードを選ぶことだ。

例えば、毎日通勤で電車やバス、地下鉄を利用する人なら、交通系ICカードを活用していることだろう。もし、そのカードにクレジットカード機能がつき、ETCカードも発行できればどうだろうか。支払いが一元化され、さらにカードを利用した支払いに対してポイントやキャッシュバックがついてくる。そうなれば、年間にして相当額の割引が見込まれることになる。

また、ショッピングは特定のデパートやショッピングセンターに限られているという人は、そのデパートが発行しているクレジットカードとETCカードを合わせて持てば、その施設でのカード利用者限定キャンペーンや割引、特典を受けられるばかりか、ポイントを貯めて商品やマイルに交換することもできる。

キャッシュバックかポイント還元か

次に、カードを選ぶポイントとして、カードを利用することで受けられる特典が、キャッシュバックかポイント還元かを選ぶ方法がある。

ポイント交換が面倒だという人や、会社で利用するなら、ポイント還元よりも毎月の請求時に直接キャッシュバックできる方が手間がかからなくて確実だ。特に、ETCを主に利用するために作成されたクレジットカードなら、複数枚発行が可能かどうかを確認すると良いだろう。

また、貯まったポイントをマイルに交換したい、電子マネーとして利用したいという人は、ポイントの還元率が高いものを選ぶと良い。その際気をつけたいのが、ポイント高還元のカードは、比較的年会費が高めに設定されていることがあるため、毎月の利用額を予想して確実に年会費の元が取れるか計算しておこう。

クレ達では、ライフスタイルやカードのタイプに応じて、おすすめのETCカードを紹介しているので、下記のページを参考に自分にピッタリのカードを探してほしい。

470

当サイトはプロモーションを含みます