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ポイントの使い道を一通りチェック

更新年月日:2012年08月07日

ポイントの使い道は多岐に亘る

クレジットカードのポイントは、貯めること自体に楽しみを感じられるもの。しかし、使ってこそ本領を発揮します。以前は商品への交換が主な使い道でしたが、現在ではお金とほぼ同等に扱われるような使い方も。さらに有効活用できるよう、現在の主なポイントの使い道を確認してみましょう。

商品や金券に交換

ポイントの使い道の王道ともいえるのが、商品や金券への交換です。交換商品は生活用品や家電などが中心ですが、カードのジャンルに応じて趣味のグッズやカー用品が充実しているなど、提携会社のカラーが出ていることも。欲しい商品があればそのポイント数を目標にできるので、堅実に貯めやすい手段ともいえるでしょう。

また、金券への交換も定番です。多いのは、やはりクレジットカードブランドであるJCBやVISAなどのギフトカード。ただし、金券への交換は商品と比較すると若干ポイント数が高いのが普通ですが、使い道が多く選択肢が広がる点、金券への交換後はいつでも使える点で融通が効くところがメリットと言えるでしょう。

現金そのままキャッシュバック

貯まったポイントやマイルを、お金として銀行口座に振り込んでもらえる交換方法。最もポイントやマイルの価値をお金として実感できる手段でしょう。場合によっては100円程度の振込手数料がかかることもありますが、最近では無料のポイントプログラムが増えてきています。また、交換申請から最短で当日振込というサービスも出てきており、利便性は抜群。銀行の定期預金の利率と比較すると、1%前後という還元率がいかに魅力的か、分かるはずです。

また、キャッシュバック方式には大きく2パターンあって、上述の通り、貯まったポイントを現金に換える方法と、利用額に応じた金額を翌月の請求時に支払金額から引かれるパターン。このパターンは選択肢がない分、ポイントを貯めて交換する手間を省いてくれます。ジャックスカードのJデポジットやSuMi TRUST CLUBのキャッシュバックカードが有名です。

他社のポイントやマイルへ移行

自分が集中的に貯めたいポイントやマイルがある時、非常に便利な交換手段です。カード会社のポイントプログラムによって、移行先や交換レート・手数料は様々。ポイントプログラム次第では、移行したポイントやマイルが目減りしたり、中には1.25倍などおトクなレートで換算される場合もあるので、ポイントプログラムが希望のポイントやマイルへ移行できるかどうか事前に確認しておくのが賢明です。

例えばポイントが貯まることで有名なクレ達一押しのライフカードでは、誕生月にポイントが3倍も貯まります。ライフカードホルダーの中には、この月だけライフカードを集中して利用して貯まったポイントを自分が貯めたいポイントやマイルに交換する。なんて賢い貯め方をしている人が多いのも事実です。

電子マネーへチャージ

貯まったポイントやマイルを電子マネーへ移行できるという、これまた嬉しいサービス。電子マネー機能が付いているクレジットカードはもちろん、それ以外のカードでも対応しているポイントプログラムがあります。よりお金に近い交換手段として人気がありますが、移行の手続きがやや面倒な一面も。しかし、Suicaなどの交通系電子マネーは比較的この交換方法が整備されているので、普段、電車をよく利用している人は要チェックです。

団体へ寄付

クレジットカードのポイントプログラムの大半に備わっているのが、寄付のシステムです。少数のポイントから応募できることが多く、端数ポイントの使い道としても適しています。また、「もともと貰ったものだから」と、全額寄付したり、毎年一定額の寄付ポイントを決めている人も多くいるようです。

現在、よくある募金先は支援の必要な災害向けの緊急募金、通年で用意されているのはWWFなど環境団体への募金です。一風変わった募金先としては、MUFJのポイントプログラムで適用されているカーボンオフセットのポイント購入。CO2排出権をポイントで購入するという、新たな試みです。

「自分の財布から出す機会はなかったけれど、ポイントやマイルの交換先としてなら試してみよう」と思えるのも、ポイントやマイルの交換ならではのメリット。節約ツールとしてはもちろん、新しいサービスや社会貢献への入口としても、有効活用してください。

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