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格安航空会社(LCC)のポイント・マイル事情

更新年月日:2012年10月01日

格安航空会社(LCC)とは?

読んで字のごとく、格安で航空サービスを提供している会社のこと。現在、日本国内ではPeach(ピーチ)、スカイマーク、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの4社が知名度・人気の高い格安航空会社として知られています。

格安航空会社は無料機内食を提供しないなどサービスを簡素化し、機材の統一や客室乗務員の減員をおこなうなどしてコストを削減、その分で搭乗料金の低価格化を実現しています。搭乗代金は大手航空会社より3割、時には7割程度も安い場合があり、価格面でのメリットは非常に大きいものになっています。

格安航空会社ではマイルは貯まらない?

前述した通り、格安航空会社ではサービスが簡素化されています。簡素化されたサービスの中にはマイルが含まれており、例えばANAの系列のPeachを利用してもANAマイルは貯まりませんし、JAL系列のジェットスター・ジャパンを利用してもJALマイルは貯まりません。「マイルを貯めて旅行したい」という人にとっては、格安航空会社を利用する場合、注意が必要です。

では、格安航空会社にはマイレージプログラムに代わるサービスがまったくないのかと言えば、そうでもありません。独自にポイントプログラムを実施している航空会社もあり、その恩恵を受けることもできます。

格安航空会社独自のポイントプログラム

格安航空会社の中には、マイレージプログラムではなく独自にポイントプログラムを設定している会社があります。以下、ポイントプログラムを設定しているPeachとエアアジアの例を見ていきましょう。

Peach

ANAが出資し、関西国際空港を拠点とするPeachでは、独自のピーチポイントを設定。これは、“利用して貯める”という概念ではなく、搭乗をキャンセルした場合や天候不良で欠航になった場合などに、現金の代わりに発行されるもの。発行されたポイントは、国内線、もしくは日本発の国際線の運賃や手数料に利用することができます。あくまでPeachの中でのみ使えるポイントで、汎用性はありませんがありがたいサービスです。

エアアジア

フライト毎、またはショッピング利用でBIGGIE(=ポイント)が貯まるポイントプログラムを採用しているのがエアアジアです。「BIG」と称されたこのシステムでは、エアアジアの利用でBIGGIEが貯まる(日本円で60円=1BIGGIE)、貯まったBIGGIEで特典航空券や商品と交換できるなど、大手航空会社のマイレージプログラムと同様のサービスを展開しています。

今後もさらなる成長が期待される

日本では最近になって耳にするようになった格安航空会社(LLC)はすでにヨーロッパでは全体の3割以上のシェアを獲得しています。今後日本でもさらに普及していくことは間違いありません。今後日本では、JAL・ANAの弱い国内路線や国際便に特化する形で就航することが予想されます。路線やサービスによって航空会社をうまく使いわけてお得な旅を楽しんでください。

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