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銀行・信販系クレジットカードの特徴とラインナップ

更新年月日:2012年10月14日

銀行・信販系クレジットカードの特徴と動向

NICOSやORICOなど、これまでクレジットカード業界を牽引してきた信販系クレジットカード。しかし、業界再編によってNICOSが三菱UFJニコスになるなど、銀行系クレジットカードの勢いが増してきており、現在のクレジットカード業界はこの2系統が牽引している状況です。

業界再編による銀行・信販系の統合は、キャッシュカードや電子マネーとの一体化など、使い勝手の良さを生み出しました。また、時間外ATM手数料が無料になったり、住宅ローン金利が優遇されるカードもあり、カード利用者にとっては大きなメリットとなっています。

主な銀行・信販系クレジットカード

星の数ほど…と言ったらおかしいかもしれませんが、銀行・信販系のクレジットカードは数多くあります。信販系と言われる会社だけをとって見ても、全国150社以上はあると言われているほどです。ここでは、主な銀行・信販系のクレジットカードの特徴について見ていきましょう。

MUFGカード

三菱UFJニコスカード(株)が発行するクレジットカードで、MUFGグループの中核をなすカードです。

カードのラインナップは「イニシャルカード」「ゴールドカード」「ゴールドプレステージ」「プラチナ・アメリカン・エキスプレス」の4種類。すべてのカードに「安全・安心・高品質」という価値があり、しかもそれを年会費2,000円程度から持てます。

三井住友カード

日本におけるVISAカードの牽引役。国内VISAブランドのカード発行枚数は断然のNo.1です。このカードを発行する三井住友カードは、ICカードを本格導入したり(2004年1月)、NTTドコモの「おサイフケータイ」の決済機能を備えた「iD一体型クレジットカード」を発行するなど(2007年1月)、常に業界の先頭を走ってきた会社です。

また、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のオフィシャルスポンサーであったり、宝塚歌劇団と協力にパートナーシップを結ぶなど、T&E(トラベル&エンターテインメント)サービスが充実しているのも特徴です。

JCBカード

何と言っても、日本発の唯一の国際ブランド。JCBカードの発行元である(株)ジェーシービーは、会員数・取扱店契約数で国内最大を誇る、国内最大手のクレジットカード会社です。

T&Eサービスが充実しており、約100種類にも及ぶ発行カードにおいて様々なサービスを提供しています。また、国際ブランドとして海外での利用にも安心の対応。海外の警察での緊急時通訳無料サービスやパスポート紛失サポート無料など、セキュリティ面でのサービスも充実しています。

ORICOカード

「オリコカードは二重丸」というキャッチフレーズを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。国内信販会社の大手・オリエントコーポレーション発行のクレジットカードです。

まず目を引くのは、その斬新なカードデザイン。特に若者や女性に人気があるようです。また、おサイフケータイ「iD」や「PayPass」などが一体化したクレジットカードを発行するなど、その独自性を追求しています。

セディナカード

セディナカードを発行する(株)セディナは、オーエムシーカード、セントラル・ファイナンス、クオークの3社が統合して誕生した、三井住友ファイナンシャルグループのクレジットカード会社です。

大きな特徴は、インターネット上のショッピングモール「セディナモール」での買い物時に、通常で2~20%、最大で30%ものポイントが付くという点。また、ダイエーショッピングにおいても、10倍以上ものポイントアップがあるなど、ポイントを貯めるという点において非常にお得なカードになっています。

ジャックスカード

1950年代に函館の百貨店での信用販売からスタートした信販会社。実は、日本で初めてキャッシュバックサービスを導入したクレジットカードを発行したのが、このジャックスなのです。

多数、発行しているクレジットカードの中でも特に注目したいのが漢方スタイルクラブカード。通常のポイント還元率が1.75%(最大2%)と、群を抜いた高還元率です。また、Reader’s Cardも通常のポイント還元率が1.5%(Amazonでは2.3%!)となるなど、ポイント還元率で他の追随を許さないカードです。

アメリカン・エキスプレス

1850年の創業以来、マネーオーダーやトラベラーズチェック、クレジットカードなど、クレジット業界を牽引するグローバル企業が発行するクレジットカード。

自社が発行するプロパーカードはT&Eサービスの代表格であり、同時に世界的なステイタスとしてあまりにも有名。付帯する保険、受けられるサービスなど、どれをとってもゴールドクラスのメリットを受けることができます。

三井住友トラストクラブ

三井住友信託銀行株式会社がシティカードジャパン株式会社の株式を取得し、子会社化して誕生したのが三井住友トラストクラブ株式会社です。以前はシティカードと呼ばれていましたが、現在ではSuMi TRUST CLUBカードと名称を変えてカードを発行しています。また、ダイナースクラブブランドのカードも三井住友トラストクラブが発行を請け負っています。

いずれのカードもアメリカン・エキスプレスに勝るとも劣らない高級感・サービスがあります。また、中には年会費3,300円(税込)で空港ラウンジを無料利用できるリワードカードなどもあり、幅広い層に支持されています。

ダイナースクラブ

世界で最初に誕生したクレジットカードがダイナースクラブ。その伝統と格式、そして「カード利用金額に一律の制限を設けない」というポリシーが、エグゼクティブ感を感じさせてくれます。

24時間年中無休で対応するデスク、最高1億円まで補償される旅行保険、スーパーVIPなT&E
サービスなど、どれをとっても最高級の、まさに世界が認めるステイタスカードです。

NTTグループカード

NTTのグループ会社・NTTファイナンス(株)が発行しているクレジットカード。当然、NTTグループの利用料金の支払い時だけでなく、@niftyやBIGLOBEといったプロバイダ料金をまとめてカード決済すると、月間最大で9,000円ものキャッシュバックが受けられます。

また、ガソリンカードとして出光SSでの給油時にリッター2円以上(最大4円)の割引がある、会員専用ネットモール「バイゾウTOWN」では高いボーナスポイントが受けられるなど、付帯サービスやポイント還元も充実しています。

ライフカード

信販会社の(株)ライフが発行するクレジットカード。2004年、テレビCMの「どーすんの、オレ!?」というキャッチフレーズで、一気にその名を広めました。

名称だけでなく、業界最高とも言われる高いポイント還元率が有名です。利用初年度はポイント1.5倍、誕生月は3倍(!)、年の利用額に応じて最大2倍になります。また、楽天Edyにチャージするだけでポイントが付くなど、使い方によるポイント還元のメリットは計り知れません。

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