クロアチア航空でマイレージが貯まるおすすめカードを徹底調査＆解説 ～ クレジットカードの達人

クロアチア航空は、92年の内戦により全ての運行を停止したが、その翌々年の1994年には初の国際線を運行開始し、2004年にはスターアライアンスに加盟した。苦難を乗り越え、今では国際的エアラインとしての地位を確立し、就航路線数や利客数を増やしている。

クロアチア航空は、2010年にスターアライアンスのリージョナルメンバーから、フルメンバーに昇格した。日本ではANAが加盟しているので、クロアチア航空に搭乗して獲得したマイルは、ANAマイレージに貯めて利用することができる。

フライトマイルをお得に貯める＆利用するために、最も重要なことの1つは「自分にあったマイレージを選択する」ことだ。クロアチア航空に搭乗して獲得したフライトマイルは、ルフトハンザグループのMiles & Moreか、スターアライアンス加盟エアラインのいずれかのマイレージに貯めることができる。日本在住なら、後者のANAマイレージがいいだろう。

• ルフトハンザグループの利用頻度が高いなら、Miles & More
• ルフトハンザグループをそれほど利用しないのであれば、ANAマイレージ

マイレージは上記のように選択するのがおすすめだ。そう選択する理由や、各マイレージでのおすすめカードを紹介していく。

クロアチア航空が採用している、「Miles & More（マイルズアンドモア）」はルフトハンザドイツ航空が運営するマイレージプログラムだ。クロアチア航空以外にも、スイスインターナショナルエアラインズ（SWISS）、オーストリア航空、ブリュッセル航空も参加する、航空会社にとっても人気のマイレージだ。

上記のMiles & Moreを採用しているエアラインはもちろん、スターアライアンス加盟エアラインのフライトマイルも貯めることができる。特に、ルフトハンザグループのフライトマイルの積算率が比較的高く、マイルを貯めやすい。ルフトハンザグループを頻繁に利用する人に、Miles & Moreをおすすめする理由の1つがそれだ。

貯めたマイルは、特典航空券や予約クラスアップグレードの特典に利用できる。対象となるエアラインは、ルフトハンザグループやスターアライアンス加盟エアライン、その他提携会社だ。

Miles & Moreはフライト以外にも特典が充実している。ヒルトン、マリオット、ラディソン、ベストウエスタンといったホテルとも提携しているので、貯めたマイルで宿泊することもできる。またレンタカーサービスの、エイビス、バジェット、ヨーロッパカー、シクスト等のレンタカーも利用できる。欧州に渡航する手段だけではなく、渡航した後もマイルで快適なサービスが受けられる、それがおすすめしたい理由の2点目だ。

国内のショッピングでもマイルが貯まる、Mile & More（マイルズ & モア）提携カードがNICOSから発行されている。

お得な特典満載のMiles & Moreに、普段の買い物からでもマイルを貯めることができるカード、それが「Miles & More MUFGカード」だ。

カード利用100円につき1マイル貯まり、ルフトハンザ航空やパートナーエアラインのチケット購入、および提携ホテル、提携レンタカーでカードを利用すると、マイルが2重に貯まる。

カードに入会して3ヶ月後から、毎月のショッピング額が最低1マイル分（=100円）あれば、ずっとマイルが失効しない点も魅力だ。せっかく貯めたマイルが、水の泡になることも防げるだろう。

クロアチア航空のフライトマイルは、同じくスターアライアンスに加盟するANAの「ANAマイレージクラブ」に貯めることができる。

ルフトハンザグループの利用頻度が高くなければ、日本国内でマイルが貯まりやすく、マイルを利用しやすいANAマイレージを選択するのがベターだ。マイルは分散させずに、1つのマイレージにまとめるほうがお得な場合が多い。

貯めたマイルの交換先は、ANAショッピングポイント特典、パートナー特典など、非常に充実している。ショッピング気分でマイルを利用するのもいいし、例えば楽天Edy、iTunesギフトコード、Suicaチャージなど、利用したいポイントに交換するのもよいだろう。ANAで旅行に出かけたい人は、特典航空券やアップグレード特典に交換しよう。詳細は「ANA（全日空）でマイルがお得に貯まるカード」を参照してほしい。

ANAマイレージのためのANAカード、その中でも、特にクレ達おすすめカードを紹介させてほしい。

ANAカードで最もおすすめなのは、マイルが貯まりやすく年会費も格安にできるANA VISA Suicaカードだ。

マイルは他のANAカードと同じく100円で1マイル貯まる計算で、カード入会時・毎年の継続時に1,000ボーナスマイル、ANA便搭乗時にフライトマイルに10%のボーナスマイルが加算される。

また、このカードにはSuicaが搭載されており、Suicaにチャージする際にも1,000円の支払いにつき10マイルが貯まる。

年会費は通常2,200円（税込）だが、マイ・ペイすリボへの登録と、年1回以上の利用で翌年度の年会費が826円（税込））になる。

※2021年2月以降の年会費から、「年1回以上のカード利用」→「年1回以上のリボ払い手数料支払い」に条件が変更。

コストをかけずに多くのマイルを貯められるのが特徴だ。もちろん貯めたANAマイルでクロアチア航空の特典航空券と交換できる。

• ANA VISA Suicaカード公式サイト

ANAカード（学生用）VISA/Masterは学生しか入会できないカードで、在学中は年会費が無料になる。

カードの詳細は一般のANAカードとほとんど同じで、入会時・継続時に1,000マイル付与、ANA搭乗時に基本マイレージにプラス10%の特典は一般カードと同様だ。

また、スカイメイトの割引運賃でもマイル積算率は100%となる。

学生向けのメリットだらけのカードだ。入会条件を満たしているなら真っ先に検討しよう。

• ANAカード（学生用）VISA/Master公式サイト