小田急ポイントカードを徹底解説！ ～ クレジットカードの達人

小田急ポイントカードは、小田急電鉄株式会社が発行しているポイントカード、クレジットカードの総称です。当初は小田急百貨店のハウスカードとして、2004年に設立した小田急カード株式会社から発行されていました。しかし、翌2005年に親会社へ吸収されたため、現在は小田急電鉄株式会社が直接カードを発行しています。

現金専用カードも存在していますが、発行手数料がかかるのとポイントがあまり貯まりません。クレジット機能の付いたOPクレジットの方がたくさんポイントが貯まります。

加盟店でのクレジットカード利用200円ごとに1ポイントが貯まります。これはあくまで通常加盟店の話であり、小田急グループで利用すると驚くほどポイントが貯まります。

しかも家族カードでのポイント合算も可能です。還元率アップ特典は、家族内で最も条件の良い人の還元率が家族全員に適応されるので、家族全員で利用するとポイントが貯まるスピードが驚くほど上がります。

OPクレジットは、小田急グループのお店でお得なポイントやサービスを受けられることが一番のメリットです。特に小田急百貨店では、年間利用額に応じて最大で10％ももらえます。年に1度も百貨店を利用しなくても、5％ものポイント還元が受けられます。年間100万円以上の利用でようやく還元率10％になる現金専用カードよりも、圧倒的に条件が良いため、小田急百貨店の利用者の必需品です。

小田急百貨店の利用額が、10万円～50万円で利用額の5%、50～80万円で8%、80万円以上で10%がポイント還元されます。

小田急線の駅前を中心に展開する、小田急グループのスーパーマーケット、Odakyu OXでは、月間利用額に応じて、翌月のポイント還元率がアップする制度が採用されています。Odakyu OXの月間利用額が40,000円以上なら翌月は200円（税別）ごとに5ポイント！毎日、日用品や食品を購入するだけで、還元率は2.5％を目指せる優れモノです。

このボーナスポイントはクレジット払いとは別にもらえるので、Odakyu OXの利用時は通常時でも1％以上のポイント還元を受けられます。さらに、不定期で開催されているポイント3倍デーなどイベントを利用すると、最大時には200円（税別）で15ポイントとクレジットポイントをもらうこともできます。

OPクレジットはPASMOとの相性も抜群です。PASMOへのオートチャージで0.5％のポイントがもらえる（JCBは除く）だけでなく、登録したPASMOで小田急線に乗車するだけで利用額の最大7％のポイントがもらえるのです！

利用方法は、OPクレジットでオートチャージしたPASMOを事前に登録し、小田急線の自動改札機を通るだけ。定期の利用時は対象外ですが、通常運賃なら1駅だけの乗車でも1回にカウントされます。最大の7％還元は1か月間の乗車回数が31回以上なので、定期を利用せずに乗車する方にはかなりお得な特典です。集めた乗車ポイントは、翌月に1ポイント＝1円の小田急ポイントとして加算されます。

ちなみに、PASMO機能はOPクレジットに搭載されていないので、別途記名式オートチャージ機能付きPASMOを用意し、登録する必要があります。

OPクレジットでは、とにかく小田急沿線にお得な特典やサービスが受けられるショップが目白押しです。たとえば新宿ミロードではクレジット払いなら5％還元、現金でも1％のポイント還元！また、小田急グループの不動産店、旅行代理店はもちろん、保育園やカルチャーセンターでもたくさんポイントが貯められます。ロマンスカーで行ける箱根の温泉旅館もポイント加盟店になっているので、日常生活から旅行、レジャー先でもお得なサービスが満載です。

OPクレジットは初年度年会費無料、2年目以降は525円です。しかし、1年間に1度でもクレジットカードの利用があれば、翌年の年会費が無料になります。1年間に1回でも小田急グループの商業施設を利用する方、小田急沿線に住んでいる方は持っているだけでもお得なカードです。