高島屋カードを徹底解説！ ～ クレジットカードの達人

高島屋カードを発行している高島屋クレジット株式会社は、百貨店でおなじみの株式会社高島屋の子会社だ。1986年に高島屋のグループ会社として設立し、タカシマヤカードを発行していたが、1990年に高島屋から独立。2004年にクレディセゾンと戦略的提携を行い、さらに発行カード数を増やしている。以前は、国際ブランドは、VISA/Master、JCBの中で選択していたが、現在はセゾンとの提携でアメリカン・エキスプレスを選ぶことも可能だ。

タカシマヤカードは、数ある百貨店系クレジットカードの中でも三越と並ぶ老舗カード。カードのブランド力だけでなく、高還元が狙えるクレジットカードとしての人気も高く、幅広い層からの支持を得ている。

高島屋カードでは、加盟店でのクレジットの利用200円ごとに1ポイント、高島屋での利用時は最大で100円ごとに8ポイントがもらえる。現金や商品券（高島屋・全国百貨店共通券など）での支払い時でも、高島屋カードを提示すればポイントが付くので、高島屋の利用者ならどんどんポイントが貯まる。

ポイントの有効期限は1年間。地下食品売り場やレストラン、喫茶店の利用時もポイント加算対象となっている。

集めたポイントは、2000ポイント＝2,000円分の高島屋お買物券と交換できる。ポイント還元率は最大で8.0％！　高島屋ユーザーには大変お得だ。

直接の交換商品は高島屋お買物券のみだが、このお買物券はANAマイルに交換することもできる。2,000円分のお買物券がANA500マイルと交換できるので、マイル交換時のポイント還元率は最大で2.0％！　ANAカードのショッピングマイルよりも還元率が高いので、高島屋ユーザーでANAマイラーの方には特におすすめだ。

高島屋カードは高島屋百貨店のユーザー向けに発行されているカードなので、ポイント特典はもちろん、付帯する優待特典も高島屋利用者にはうれしすぎるものばかり。特に、関連施設を利用した際の割引特典とポイントを合わせると、大変な利用還元が得られる。

高島屋百貨店は世界中の主要都市に進出していますが、パリ、台北、シンガポールの高島屋を利用すると、最大で5％割引の特典が受けられる。

高島屋の関連施設や提携店舗で高島屋カードを利用すると、割引特典が受けられる。提携店舗は、公式サイトからカテゴリーやエリアから調べることが可能だ。

カテゴリーは、グルメ・旅行・宿泊・ショッピング・エンタメ・カルチャー・スポーツ・ビューティー・カーライフ・生活サポートとあり、エリア地方ごとに調べることができる。優待内容からも検索できるので便利だ。

タカシマヤカードには最高2,000万円までの海外・国内旅行保険が（利用）付帯しています。短期間の旅行なら十分な補償額なので、他の旅行保険に加入する必要がない。

タカシマヤカードは初年度年会費無料、2年目以降は年会費2,200円（税込）だが、ポイント還元率の高さや付帯保険、サービスなどのコストパフォーマンスを考えると、妥当な額だろう。

申し込みは、18歳以上で安定した収入のある方もしくは、その配偶者、学生（高校生は除く）の方なら可能。一家族4枚まで発行できる家族カードなら、2年目以降も年会費無料なので、年会費を節約することもできる。