学生カードを持つメリット
更新年月日:2013年12月24日
学生生活には欠かせないクレジットカード。しかし、まだなじみがない学生や、いまだカードを持たせることに不安を感じている両親もいることだろう。このページでは、学生がクレジットカードを持つことによって得られるメリットを紹介する。これを読めば、きっとクレジットカードが身近な存在となること間違いナシ!
学生がクレジットカードを持つ3つのメリット
学生がクレジットカードを持つことで得られるメリットは、大きく分けて3つある。
初めてクレジットカードに入会する人も、不安を感じていた人も、まずはこのメリットをおさえておいてほしい。これを知っておけば、クレジットカードが毎日の生活にとって心強い味方となってくれるだろう。
クレジットカードを通じて家計管理を学べる
クレジットカードに不安を感じている人は、「持っていると使い過ぎてしまうのではないか?」と思っている人も多いことだろう。そのため、これから学生として生活をする息子や娘に、クレジットカードを持たせることは、良くないと感じている両親もいるはずだ。
しかし、それはちょっと待ってほしい。
クレジットカードは、利用額やキャッシング枠の上限が決まっており、学生カードはそれが一般カードよりも低く設定されているので、むやみに使われてしまうことはないと言って良い。
また、現在のクレジットカードの明細は、郵送で送られてくるものではなく、ほとんどのカード会社で「今いくら使っているか」という現在の利用状況を、ネット上で逐一確認ができるようになっている。
つまり、カードでいくら何に使っているのかを確認することを習慣にすれば、家計簿をこまめにつけなくても家計管理をすることができるようになるというワケだ。もちろん、支払いは主に親が行うことで明細をチェックできるため、子どもの使い過ぎを防ぎやすい。
クレジットカードに慣れている親は、わざと子どもに入会させて仕送りを送金する手間を省いている人もいる。クレジットカードを利用することによって、社会に出る前に、お金の使い方や管理の仕方を学べるのは良いチャンスではないだろうか。
早めにクレジットヒストリーを築いてステップアップを狙える!
すでにクレジットカードについて、多少なりとも知識がある人なら、ゴールドカードやプラチナカードの存在を知っているだろう。
これらのカードを入手するには、ある程度の期間においてクレジットカードを日常的に利用しているというクレジットヒストリーという実績が必要になる。
この通称「クレヒス」は、すぐにできあがるものではないため、学生のうちから早めにカードを利用し、利用履歴を築いておけば、社会人になってからゴールドカードやプラチナカードへとステップアップが狙いやすくなる。
社会人になったら、少しでもレベルの高いサービスを受けたい、ステータスにこだわりたいという人なら、今からしっかりクレジットカードを使いこなせるようにしておこう。
もちろん、支払いが滞ったり、むやみにカードの入会や退会を繰り返したりはしないように。そんなことをすれば逆のブラックな「クレヒス」となり、ゴールドカードやプラチナカードを遠ざけることになるため、気を付けよう。
カードで安心!付帯保険で学生生活を守れる
もう一つ、クレジットカードに不安を抱えている人にとって怖いのは、カードが盗まれたり、不正利用されたりしないかということだろう。
しかし、現在発行されている多くのクレジットカードには、「ショッピング保険」や「カード盗難保険」といった保険が付帯しているので、かなり安心できる。
また、海外を中心とした旅行保険が、年会費無料で付帯しているものもあり、学生のうちに旅行をしようと考えている人にとっては、持っていないと損をしてしまう可能性がある。
万が一のことを考えて不安が拭えない人は、このような付帯保険の内容を見て、カードを選ぶ基準としても良いだろう。
こんなに便利!学生専用カードがおすすめの理由
各カード会社が、学生専用とうたって発行しているクレジットカードは、どれも甲乙付け難い特典や機能が満載である。
ひと昔前は、学生専用カードという物がなかったため、すでに社会人になってしまった者からすれば、かなりお得度が高く、つい羨ましく思ってしまうものばかりだ。
例えば、ポイントの還元率1つをとっても、いつでもどこでも一般カードの2倍の還元率となっていたり、提携店や海外での利用などポイントアップの制度が多数用意されており、カード初心者でも簡単にポイントが貯められる工夫がなされている。
また、収入のない学生のために、年会費はほとんどのカードが無料となっており、条件が設定されていても簡単にクリアできるものが多い。年会費が無料でありながらも、保障額の高い保険が付帯していたり、優待特典や割引が受けられたりと、決して損をしてしまうカードはないと言える。
ぜひ、クレジットカードを手にしたら、自分のライフスタイルに合わせて、学生らしい柔軟な使い方で、自由に賢く利用してほしい。