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カード会社における審査の概要

更新年月日:2012年07月23日

審査の目的は何か?すべての項目に意味がある

クレジットカード会社の収益は主に、カード加盟店からの利用料と、カード会員からの年会費。前者では、カード利用者のショッピング分をカード会社が立て替えると同時に、加盟店から利用料を徴収しています。

もちろん、立て替えた分の代金は、カード利用者に支払ってもらわなければ赤字になってしまいます。そこで事前に「利用した分の代金をきちんと支払ってくれる、信用できる人物かどうか」を審査するのです。審査に通った人は「信用に値する人物」として、晴れてクレジットカードを発行されることになります。

信用問題ですから当然、審査項目は多岐に渡り、そのすべての項目に意味があります。その意味合いは詳細ページで詳しく説明するとして、ここでは大きく、審査方法や審査に通るちょっとしたコツをご紹介します。

ショッピング枠とキャッシング枠の審査基準

クレジットカードにショッピング枠とキャッシング枠がありますが、実はこの2つの審査は別々の意味合いがあるのをご存知ですか?なぜかと言うと、それぞれに適用される法律が異なるためです。

カード発行&ショッピング枠の審査

ショッピング枠の審査に適用されるのは「割賦販売法」という法律です。これは、健全なクレジット(=分割払い)取引、消費者の利益保護を目的として定められた法律。この“健全”というキーワードにおいて、利用限度額が算出されます。

入会時には、年収をベースに支払可能見込額が計算され、そこから利用限度額が設定されます(詳しくは「支払見込可能額の算出方法」ページを参照)。さらに、分割払いやリボ払い、ボーナス一括払いができる額は、利用限度額に0.9を乗じた額と定められています。

キャッシング枠の審査

キャッシング枠の審査に適用されるのは「貸金業法」という法律です。これは、主に消費者金融など貸金業者がおこなう業務についての法律で、多重債務問題の解決、健全な借り入れといった目的のために定められた法律です。

この法律には「総量規制」という規制があり、年収の1/3以上の借り入れが禁止されるようになりました。クレジットカードのキャッシング枠にも総量規制が適用されるため、年収という審査項目が必須となっているのです。

カード審査の方法

クレジットカードの審査では、審査項目に点数をつけていきます。そこではじき出された総合点を基準に、カードを発行するかどうか、発行する場合は利用限度額をいくらにするかが決められています。

点数のつけ方は、基準点から減点していく方式、決まった係数を掛け算していく方式など、クレジットカード会社によって様々です。しかし各社共通なのは、多くの項目でいかに点数が良くても、あるひとつの項目で基準を満たしていない場合は、それが理由に審査に通らない可能性が高いということ。まんべんなく、すべての項目において基準を満たしていることが重要なのです。

誰でもできる審査に通るコツ

クレジットカードの審査において、審査項目をクリアしているか、ブラックリストに載っていないかといった情報は確かに大切ですが、それ以前に重要なことがあります。それが「申込用紙の記入ミス」です。

カード会社からしてみれば、審査をおこなうにあたって空欄では評価のしようがありません。また、誤字脱字があっても同様です。例えば電話番号が間違えて書かれていては、連絡を取ろうにも取れません。「信用できるかどうか」という審査以前に、「実在するかどうか」が分からないのでは、審査に通るわけがありません。

審査に通るコツは、とにかく申込用紙にはすべて書き込むこと。丁寧に、そして正確に記入すれば、カード会社の印象も断然、良くなります。少しの心がけで簡単にできることなので気を付けてみてくださいね。

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