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クレジットカードは複数持てる
更新年月日:2012年07月25日
クレジットカードは何枚まで持てる?
新しくできたショッピングビルなどでは、クレジットカードへの入会キャンペーンが大々的に展開されている光景をよく目の当たりにします。「入会特典に惹かれて入会カウンターに立ち寄ってみたものの、既に他社のカードを複数枚持っているから、どうしよう…」などと悩んだことはありませんか?はてさて、カードは1人何枚まで発行してもらえるのでしょうか?
実は、クレジットカードの所持枚数には制限がありません。また、「○枚以上は発行できない」という規制なども存在しないのです。実際、よく使うショップやサービスの提携カードを3~4枚所持している人はたくさんいますし、中には「10枚のクレジットカードが財布に入っている」という人も実在します。
これが数十枚という単位に及ぶとどうなるかは、モデルケースがないので残念ながらご紹介できません。しかし、社会通念上、何十枚もクレジットカードを所持している人から申し込みがあっても、カード会社からは入会特典だけを目当てにしているのではないかと疑われたり、利用の見込みがないと判断される可能性は否定できません。
ショッピング枠の累計額に注意
理論上、クレジットカードは何枚でも持つことができますが、他社のカードを含めたショッピング枠の累計額には上限が設けられています。これは2010年12月に改正された割賦販売法で定められており、支払可能見込額の調査がおこなわれるようになったためです。
この支払可能見込額は、次のように算出します。生活維持費の計算方法などは「支払可能見込額の算出方法」のページで詳しくご説明していますので、参考にしてみてください。
年収-生活維持費-クレジット債務 = 支払可能見込額
支払可能見込額の90%の金額を包括支払可能見込額と呼び、ショッピング枠の合計がこの範囲内ならカードの枚数は自由です。しかし、例えば1枚目のカードで見込額と同額のショッピング枠が付いている場合は、新たなカードの発行ができないことになります。このショッピング枠の累計額が、カードの発行枚数の肝と言えるでしょう。
クレジットカードは「選ぶ」ことが大切
いま、多くのファイナンシャルプランナーや経済評論家が消費者に勧めているのが、クレジットカードの「2枚持ち」です。カード1枚では、自分がよく利用しているサービスやショップの特典を網羅できないという人も多いでしょう。3枚ぐらいなら引き落とし日の管理もさほど難しくはなく、一見適しているように感じますよね。しかし、ファイナンシャルプランナー曰く「カード1枚あたりの利用額が分散され、同時にポイントやマイレージを集中して貯めにくい状況に。結果、年会費の元が取れないなどというケースも起こり得ます。」だそうです。
クレ達的には全く納得いきません。
なぜならクレ達管理人はカード4枚持ちです。巷でいう「2枚持ち」はあくまで一般論であって自分のライフスタイルに適したカードが何枚もあれば、全部申し込んでしまって良いと思うんです。テレビや雑誌で言うことに従わず、自分に合ったやり方で良いと思うんですよね。
とは言っても、カードを持ってない人がいきなり3枚持つのはおかしな話です。クレ達管理人も結果的に4枚になっただけで、いきなり4枚申し込んだわけではありません。先ずは、自分の利用頻度の高いサービスや目的に沿ったカードに焦点をあてて、徐々にカードを増やしていくのが良いでしょう。