公開年月日:2015年05月29日
博多大丸カードの券面写真は完全再現不可!?撮影ポイントを検証した結果
大丸の子会社である株式会社博多大丸では、独自のクレジットカード博多大丸カードを発行している。親会社である大丸株式会社が発行している大丸カードとは異なり、あくまでも博多大丸を利用するユーザーに特典が多いクレジットカードだ。
大丸カードと博多大丸カードを比較して、最も注目したい点がカードのデザインだ。大丸カードのデザインはシンプルなイラストだが、博多大丸カードは大丸福岡天神店の外観が使われている。
この外観の写真はどこで撮られたものなのかが気になったので、調べてみることにした。クレジットカードの達人は、クレジットカードの機能だけでなく、デザインや撮影ポイントにも詳しくなってこそ達人だ。
博多大丸カードの券面はここで撮影された!?
博多大丸カードの券面を見てみると、大きなアーケードが特徴的だ。撮影ポイントはおそらく大丸福岡天神店の周辺だろうと踏んで調査を開始した。
いきなりあの特徴的なアーケードが飛び込んできた。大丸福岡天神店の南側、天神南駅入り口からすぐの場所だ。ここだ、ここに間違いない。
博多大丸カードと同じアングルでの撮影を試みる。しかし、左側の建物が少し違っているようだ。もっと横長に網目があるビルのはずだ。
アーケードをくぐり抜け、今度は北側の福岡銀行天神町支店から眺めてみる。こちら側からなら左のビルのデザインも一致している。
北側からアーケードを撮影したものがこれだ。アングルはほぼ一致しているが、東館と西館を繋ぐ連絡通路が写ってしまった。その後も福岡銀行天神町支店の塀の上や、しゃがみながらの撮影を試みたが、どうしてもあの通路が写ってしまう。
博多大丸カードには連絡通路が写っていないところを見ると、この通路は博多大丸カードの写真が撮影された後に作られたものだろう。もしくは脚立を用いてもう少し高いところから撮影したのかもしれない。
今となっては博多大丸カードと全く同じ写真を撮影するのは難しいだろう。
どうしても諦めきれず、大丸福岡天神店のインフォメーションカウンターでも問い合わせてみたが、具体的にどう撮影されたのかはわからないようだ。
カード券面の再現写真を撮るのが好きなマニアのみなさんは、完全再現できないので注意しよう。