公開年月日:2015年04月21日
ほくせんカードはSAPICAへのオートチャージが魅力!しかし北海道在住じゃないと入会できない!?
札幌市中央区に本社を持つクレジットカード会社の株式会社ほくせんは、昭和29年に設立されて以来、60年以上もこの場所で続いている。この会社から発行されているほくせんカードは、SAPICAへのオートチャージが可能なクレジットカードだ。
ただし、ほくせんカードを手に入れるには珍しい入会条件がある。札幌の地で60年以上も続けてきたほくせんならではの面白い特徴を紹介しよう。
ほくせんカードの入会条件は北海道在住であること!?
株式会社ほくせんは長いこと地元に根付いてきた会社だ。地元愛ゆえかどうかはわからないが、ほくせんが発行しているクレジットカードでは入会資格に北海道に内にお住まいの方という項目がある。つまり北海道に住んでいないとクレジットカードを入手できない。
クレジットカードの入会資格と言えば年齢制限や勤続年数を問われることが基本だが、所在地を基準にするのは珍しいだろう。我々のようなクレジットカード好きからしたら、手に入れるハードルの高いカードなのが悔しい。
ほくせんカードはSAPICAのオートチャージに対応している!
続いてほくせんカードの魅力についても紹介しよう。ほくせんカード最大の魅力は、電子マネーSAPICAへのオートチャージが可能で、チャージ額に応じてほくせんカードのポイントも貯まる点だ。クレジットカードによってはSAPICAへのチャージではポイントがつかない場合もあるが、ほくせんカードなら安心だ。
オートチャージの申請は、webや郵送、地下鉄やバス営業所窓口で行う。オートチャージはSAPICAの残高が設定金額を下回った際に、自動でチャージしてくれる機能だ。設定金額は1,000円〜5,000円を千円単位で選ぶことができる。
チャージ金額は1,000〜3,000円の範囲内で、こちらも千円単位となる。オートチャージを設定しておけば、改札等で残高不足により止められる心配がないので設定しておくと便利だろう。
ほくせんではカードを利用する度にポイントが貯まる。通常は100円の支払いにつき1ポイント貯まるが、SAPICAへのオートチャージでは300円の支払いにつき1ポイントとなる。チャージ設定金額は3の倍数にしておくとポイントを取りこぼすことがないだろう。
貯まったポイントは商品券・商品・JALマイレージとの交換できる。商品券の場合、貯まったポイントの1年間分を合算して、ポイント数に応じたほくせん商品券と自動で交換してくれる。
こちらから申請する必要なく、自動で毎年送られてくるのでいつのまにかポイントを失効してしまったということはない。逆に言うと年をまたいでポイントを貯めておくことができないので、コツコツ積み上げたいと考えている人には不向きだ。
年会費・入会費などは無料で、申し込みと同時にETCカードを作成できる。入会資格を満たしているのであれば記念に申し込んでみても良いだろう。