インヴァストカードカード決済で貯まったポイントは自動的に投資される。元手資金なしで資産運用を始められるクレジットカード。
更新年月日:2019年04月23日
カード決済100円につき1ポイントが貯まり、1ポイント=1円としてETFの購入に充てられる。ETFとは、簡単に言うと世界中の株式や債券などが1つにまとまった金融商品で、保有する限り価値が上下する。日々の買い物で自動的に投資してくれるため、投資に興味はあるけど難しそうで躊躇していた、という人におすすめのクレジットカードだ。
- 入会キャンペーン
- 年会費無料
- 家族カード
- ETCカード
- スピード発行
- 海外キャッシング
- 電子マネー
- Apple Pay
- 旅行保険
- JALマイル
- ANAマイル
- 空港ラウンジ
発行会社 | 株式会社ジャックス |
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初年度年会費(本人会員) | 無料 |
2年目以降年会費(本人会員) |
|
目次
インヴァストカードの入会にはインヴァスト証券の口座が必須
インヴァストカードに入会するためには、まずインヴァスト証券のトライオートETFの口座開設を行う。申し込み後、最短2営業日でインヴァスト証券のログインIDとパスワードが記載されたハガキが自宅に届く。
インヴァスト証券にログインすると、そこで初めてインヴァストカードに申し込める。申し込みからカード発行までも最短で2週間かかる。
他社のクレジットカードと比較するとひと手間かかる上、発行期間も比較的長めだ。注意しておこう。
なお、インヴァストカードの申し込み資格は「20歳以上」と規定されている。一般的なクレジットカードは18歳以上なら申し込み可能だが、インヴァストカードはそうではないので気をつけよう。
貯まったポイントで自動的に投資
インヴァストカード最大の特徴は、カード利用につき100円で1ポイント貯まり、1ポイント=1円分としてETFを毎月自動的に購入してくれることだ。ポイント還元率は1%と、楽天カードやJCB CARD Wに匹敵する。
さらにそれらのクレジットカードとは違って自動的にポイントを活用してくれるので、使い切れずに失効してしまう恐れがない。ちなみにポイントは投資以外に使うことはできない。
インヴァストカードで獲得したポイントは、ETFの買い付けに使われる。ETFとは「世界中の株や債券などの金融商品を小分けにしたまとめ売り」みたいなものだ。したがって、ETFに投資するだけで様々な金融商品、多数の銘柄に分散投資できる。分散投資をしていれば、例え1つの会社が潰れて株式が無価値になったとしても、他の株式や債券などに影響がなければ、1社の損失分を補うことができる。まさに投資初心者にうってつけの金融商品だ。
画像引用元:クレジットカードのポイントで積み立て投資|インヴァストカード(2019年4月23日取得)
「リスクの分散になるということは、裏を返せばあまり儲からないんじゃない?」と思われる方もいるかもしれない。
あくまでもシミュレーションであるが、「2007年から2017年の10年間で、毎月10万円の決済をインヴァストカードで行なって、S&P500ETF自動売買×1.2倍で運用した結果、元本の2倍以上に資産が増えた」という結果が公式サイトに掲載されている。このように時間はかかるが大きな資産に化けることもある。
もちろん、逆に資産が1/2に減ってしまうこともある。元本保証の投資ではないため、資産を増やす可能性があれば減らす可能性もある。リスクを承知のうえ利用してほしい。
積立金額に応じてより自分に合った投資ができる
積立金額が高額になると、投資スタイルを変更することができる。中にはリスクが高くなる代わりに大きなリターンが見込めるものもある。
- デフォルトで利用可能
- 世界株ETF自動売買
- 積立金額1万円以上で利用可能
- 世界株ETF自動売買×1.5
- 日経225ETF自動売買
- 日経225ETF自動売買×1.2
- S&P500ETF自動売買
- S&P500ETF自動売買×1.2
- 積立金額10万円以上で利用可能
- 高利回り社債ETF自動売買
- 高利回り社債ETF自動売買×2
×1.2や×2がついているものは、いわゆるレバレッジETFのことだ。簡単に言えば通常の銘柄よりも値動きが激しくなるので、ハイリスクだがハイリターンな結果を望める。今後積立金額が増えていって利用できるようになった場合は、それぞれの利回りや保有資産の構成比などを見て利用を検討してほしい。
「早くレバレッジETFを購入したい!」という人は、まずインヴァスト証券のトライオートETFに入金のうえ、マネーハッチに資金を移すことですぐに制限を解除することも可能だ。
また、途中で投資スタイルを変更した場合、変更前と変更後の銘柄を複数保有することになる。変更前の銘柄が不要なのであれば、自分で売却してしまおう。
年会費実質無料
インヴァストカードの年会費は初年度無料で、翌年度以降は1,375円となる。しかし、年に1回でもカード利用があれば翌年度の年会費は免除される。金額は問わないので、定期的に使っておけば問題ないだろう。
家族カード、ETCカードも年会費無料
インヴァストカードは家族カード、ETCカードも発行可能だ。
家族カードの年会費は初年度無料で2年目から440円がかかるが、年に1回でもカード利用(本人会員または家族カード会員)があれば無料になる。ETCカードは元から発行手数料も年会費も無料だ。
そして家族カードやETCカードの利用分も100円で1ポイント貯まり、自動的に投資に活用される。
国際ブランドはVISAのみ
インヴァストカードの国際ブランドはVISAしか用意されていない。VISAは世界中に加盟店があり、日本だけでなく海外でも多くのお店で利用することができるため、特に問題ではないだろう。もしもVISAブランド以外のクレジットカードを探している場合はインヴァストカード以外のカードを探してみよう。
JACCSモール(ジャックスモール)経由でのネットショッピングで還元率1.5%
JACCSモールとはカード会社が運営する、カード会員専用のオンラインショッピングモールのことだ。このJACCSモールを経由して、Amazonや楽天市場、ZOZOTOWNなどでインヴァストカードを使って買い物をすると、通常貯まるポイントに加えて、カード利用額の0.5%分のJデポを獲得できる。
Jデポとはジャックスが提供するキャッシュバックのことだ。例えば2万円の買い物をすると、100円分のJデポが貯まり、次回のカード利用額から100円が値引きされる。
インヴァストカードのように投資ができる楽天カードとの比較
最後に、ポイント投資で双璧をなす楽天カードとインヴァストカードを比較してみよう。楽天カードの利用で貯まる楽天スーパーポイントは、2017年9月楽天証券での投資信託買い付けに利用できるようになった。
インヴァストカード |
楽天カード |
|
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国際ブランド | VISA |
・VISA ・JCB ・マスターカード ・アメックス |
年会費 | 実質無料 | 無料 |
ポイントレート | 100円で1ポイント | 100円で1ポイント |
証券会社 | インヴァスト証券 | 楽天証券 |
購入レート | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 |
対象商品 | ETF | 投資信託 |
対象商品数 | 8種類 | 2,670種類以上 |
利用方法 | 毎月自動積立※ |
・任意のタイミング ・毎月自動積立 |
手数料 | 0.9%+Libor | 購入銘柄によって変化 |
※:トライオートETFからマネーハッチに自己資金を移すことで、自己資金を使って任意のタイミングで買い増すことが可能。
投資に関するスペックを比較すると、インヴァストカードと楽天カードに大きな違いはない。ETFと投資信託についても、ほとんど同じようなものなので大差はない。
強いて言うならば、インヴァストカードはあくまでもインヴァストカードの利用で貯まったポイントしか投資に使えない。一方で楽天カードは楽天カードの利用で貯まった楽天スーパーポイントだけでなく、楽天市場や楽天トラベルなどあらゆるシーンで貯まった楽天スーパーポイントを元手に投資することができる。
つまり、楽天スーパーポイントの方が元手となるポイントをたくさん用意できる可能性が高い。元手が大きければ返ってくる利益も大きくなる。そのため、楽天のサービスや楽天ポイント加盟店をよく利用している人には楽天スーパーポイントでの投資をおすすめする。
そうでなければインヴァストカードをおすすめしたい。なぜなら先ほど少し触れたように、インヴァストカードはレバレッジETFを購入することができるため、通常の投資信託やETFよりもハイリスクハイリターンな投資ができるからだ。つまり、楽天スーパーポイントでの投資よりも取れるリスクの幅が広い。
2019年04月23日現在
国際ブランド | |
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最短発行期間 | |
最短審査完了 | 公式サイト参照 |
最短お届け | 2週間 |
本人会員 | |
入会資格 | 高校生を除き、年齢20歳以上で電話連絡可能な方 |
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 |
|
家族会員 | |
申込資格 |
|
発行可能枚数 | 3枚 |
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 |
|
ETCカード | |
発行可能枚数 | 1枚 |
初年度発行手数料 | 無料 |
年会費初年度 | 無料 |
年会費次年度以降 | 無料 |
搭載電子マネー | |
カード一体型 | なし |
カード分離型 | なし |
おサイフケータイ | 未対応 |
モバイルSuica登録 | 対応 |
Apple Pay | |
対応状況 | QUICPayに対応 |
Suica手動チャージ対応 | 対応 |
Suicaオートチャージ対応 | 未対応 |
エクスプレス予約 | |
未対応 | |
支払方法 | |
一括払い、ボーナス一括払い、2回払い、分割払い、リボ払い | |
分割払い | |
回数 | 3回、5回、6回、10回、12回、15回 |
利用枠 | 公式サイト参照 |
リボ払い | |
利率(実質年率) | 15.00% |
利用枠 | 公式サイト参照 |
国内キャッシング | |
名称 | キャッシング |
借入方法 | CD・ATMでの引き出し、インターネット・電話からの口座への振込 |
最低借入金額 | 10万円 |
利用枠 | 1万円 |
利率(実質年率) | 18.00% |
遅延損害金(年率) | 20.00% |
海外キャッシング | |
名称 | キャッシング |
借入可能ATM | VISA会員:VISAマーク、PLUSマークの付いたATM |
限度額 | 50万円 |
利率(実質年率) | 18.00% |
返済方法 | ATMでの返済、銀行口座引き落とし |
繰り上げ返済 | 可能 |
ローンサービス | |
名称 | プレミアビアージュ |
ポイントプログラム名 | |
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インヴァストカードポイント | |
有効期限 | |
- | |
ポイント加算 | |
レート | 100円→1ポイント |
チャージでポイントが貯まる電子マネー | なし |
利用でポイントが貯まる電子マネー | なし |
モバイルSuicaチャージによるポイント加算 | 対象 |
Apple Pay利用によるポイント加算 | 対象 |
提携ポイントモール | JACCSモール |
主な提携優待店 | - |
利用額等に応じたボーナスポイント | - |
ポイント加算対象外(例) | - |
ポイント交換 | |
提携ギフトカード | なし |
提携ポイント | なし |
提携マイレージ | なし |
提携加盟店での支払 | - |
キャッシュバック | - |
カード請求代金への充当 | - |
ポイント還元率 | |
1% |
本人会員 | |
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海外旅行傷害保険 | |
なし | |
国内旅行傷害保険 | |
付帯条件 |
利用付帯 事前に旅費などをカードで決済することにより補償が適用 |
死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
入院費用日額 | 5,000円 |
通院費用日額 | 3,000円 |
手術費用 | 最高20万円 |
ショッピング保険 | |
なし | |
航空便遅延保険/海外 | |
なし | |
航空便遅延保険/国内 | |
なし | |
家族会員 | |
海外旅行傷害保険 | |
なし | |
国内旅行傷害保険 | |
付帯条件 |
利用付帯 事前に旅費などをカードで決済することにより補償が適用 |
死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
入院費用日額 | 5,000円 |
通院費用日額 | 3,000円 |
手術費用 | 最高20万円 |
ショッピング保険 | |
なし | |
航空便遅延保険/海外 | |
なし | |
航空便遅延保険/国内 | |
なし |
空港ラウンジ | |
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国内利用可能空港 | なし |
プライオリティ・パス発行 | 不可 |
海外利用可能ラウンジ数 | なし |
手荷物宅配サービス | |
なし | |
空港送迎サービス | |
なし | |
無料ポーターサービス | |
なし | |
空港クロークサービス | |
なし | |
エアポートミール | |
なし |
タクシーチケット発行 | |
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