ユナイテッド航空マイレージ・プラスカードを徹底解説！ ～ クレジットカードの達人

ユナイテッド航空はシカゴに本社を置くアメリカの航空会社。1927年に世界初の旅客飛行機でアメリカ大陸を横断した航空会社で、2010年にコンチネンタル航空を吸収合併し、全米最大の航空会社になりました。

ハブ空港は、シカゴ・オヘア、デンバー、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどアメリカ国内に集中していますが、日本でも成田国際空港が準ハブ空港となり日本の発着便も充実しています。

また、世界最大の航空連合「スターアライアンス」を設立した会社として世界各国の航空会社に強い影響力を持っています。日本の航空会社では全日本空輸（ANA）が加盟しています。ANA便のほとんどの予約クラスでも、ユナイテッド航空のマイルが区間基本マイルの100％貯まる上、ANAの特典航空券とも交換できます。ユナイテッド航空だけでなく、全日空の利用者からも注目されるマイレージサービスなのです。

ユナイテッド航空のマイレージサービス「マイレージ・プラス」の使い勝手、貯まりやすさは世界トップクラスと言われています。先ず、有効期限は実質無期限。18か月間マイルの加算or利用があれば有効期限が自動延長されます。従ってクレジットカードを利用していれば実質無期限で利用できます。JALとANAでは考えられない驚きのサービスです！

さらにマイルを買ったり他の人に譲ることもできます！

マイルの購入は1,000マイル単位、1,000マイル＝32.25ドル＋手数料35ドル。マイル譲渡は家族を含め、友人・知人などの口座に、年間60,000マイル、1口座１5,000マイルまで移行できます。手数料が1マイルごとに0.015ドル（または1回35ドル）発生しますが画期的な仕組みです！

ユナイテッド航空が加盟する航空連盟「スターアライアンス」はとにかく加盟会社数が多いことが魅力。マイレージ・プラスでは、ユナイテッド航空の格安航空券はもちろん、提携航空会社の格安航空券でも区間搭乗マイルの100％が付与される場合がほとんどです。

要はANAの飛行機に乗っても、ユナイテッドのマイレージプラスが割引されることなく貯まるということです。

• スターアライアンスに加盟する航空会社の一覧

国内の航空会社のクレジットカードでは、カードのランクに応じて区間搭乗基本マイル＋ボーナスマイルがもらえます。しかし、格安航空券の利用でも、区間基本マイルの100％が付与されるマイレージ・プラスカードにはこの特典はついていません。その代わり、獲得したフライトマイルに応じて、ボーナスマイルがもらえるプレミアム会員になるためのマイル（PQM）が貯まります。毎年1/1～12/31までのプレミア資格取得対象マイル（PQM）に応じて、翌年の会員種別が決まります。

最小限25,000PQMを獲得すれば、翌年からボーナスマイルがもらえるようになります。国内航空会社の同クラスの上級会員になるよりもはるかにランクアップ条件が緩やかだと評判です。プレミアム会員はボーナスマイルの他にも、空港ラウンジの利用サービスなどの豪華特典が利用できます。

マイレージ・プラスでは、クレジット機能付きのマイレージ・プラスカードを発行しています。クレジットカードの利用時にもらえるマイルはカードによって異なりますが、100円利用ごとに1マイル以上もらえるカードが主流です。

マイレージ・プラスには、海外だけではなく国内にも多くの加盟店があります。特に「マイレージ・プラスダイニング」には国内の人気レストランが約1000店舗も加盟しており、レストランの利用時は100円ごとに5マイルがもらえます。ネットショッピング時は、国内約200店が加盟する「マイレージ・プラスモール」を経由するだけで、100円ごとに1～3マイルが加算されます。

一部を除き、入会するだけでボーナスマイルがもらえます。入会するだけで大量のマイルがもらえる他、ダイナースカードでは毎年継続時に500～5,000マイルのボーナスももらえます。つまりユナイテッド航空に乗る人はクレジットカードに入会した方が断然お得なのです。

マイレージ・プラスカードで集めたマイルは、スターアライアンスに加盟するすべての航空会社の特典航空券と交換できます。ほとんどの特典航空券で燃油サーチャージがかからないことも人気の秘密です。

特に、ANAの国内線なら片道6,000マイルから、日本～中国・台湾・韓国・グアム・サイパンなら片道10,000マイルから交換できるので、利便性も抜群。