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一般カードの機能と特徴をわかりやすく解説

更新年月日:2012年08月27日

一般カードについて理解しよう

一般カードとは、クレジットカード会社が発行する最もベーシックなもので、ゴールドカードやプラチナカードに対し、ホワイトカードやシルバーカード、ベーシックカードとも呼ばれます。利用限度額や付帯サービスもバランス良く設定されています。

年会費は無料(または初年度無料)だったり、かかっても1,000~3,000円程度と安く設定されている場合がほとんど。とはいえ、アメリカン・エキスプレス・カードでは年会費13,200円(税込)と高額なものもあります。これらは社会的ステータスも高く、また受けられるサービスも他のカード会社のゴールドカード並みなので、例外と言っても良いでしょう。

一般カードの基本機能について

一般カードの平均的なスペックをまとめてみました。カード選びの際の参考にしてみてくださいね。

利用限度額は低めに設定

初めてカードを作る人には、大抵10万円の限度額が設定されます。それから、利用実績や支払い実績に応じて限度額がどんどん増えていくようになります。限度額の上限は、50~70万円程度、中には100万円が限度となるカードもあります。ただ、カード会社によっては上限額が設定されているため、どれだけきちんとカードを利用しても増やしてくれない場合もあります。その場合は、さらに上位カードに入会するしか手はありません。

キャッシング枠はカードによってバラバラ

最初のスタート時は、一般的に1~20万円程度と言われています。こちらも利用限度額と同様、利用実績や支払い実績に応じて枠を広げることもできます。また、キャッシング枠は必要ないという人は、枠自体を0にすることも可能です。

ポイント還元率は意外と?高めなカードが多い

一般カードにおいては、0.5%前後というのが最もポピュラーなポイント還元率となっていますが、これはゴールドでもプラチナでも同様です。カード会社によっては1%以上のものもあったり、また誕生日月など特定条件を満たせば2%以上になったりと、ポイント還元率に関する形態はさまざまで、グレードよりもカード会社やそのカードの特徴に依存します。従ってポイント重視派の方は、カード選びの際にはグレードに囚われず、いろんなカード会社を比較検討する必要があります。

付帯保険はなしor低めに設定

一般的に付帯するのは旅行保険(海外・国内)、ショッピング保険、盗難・紛失保険の3種類です。

盗難・紛失保険に関しては、年会費の有無に関わらず付帯しているカードがほとんどです。しかし、旅行保険やショッピング保険に関しては、カード会社や年会費によって、付帯の有無や補償される金額に差があります。

一般カードでは、高い補償額は期待できないケースが多いですが、求める補償額が低ければ一般カードで十分だったりします。

また、保険の補償額はすべての所持カードを合算できるので、複数枚持っている人なら他のカードの補償額も確認しましょう。

その他のサービス内容は?

例えば年会費が有料のカードであっても、利用実績に応じて翌年の年会費が無料になる場合があります。また、ポイントの優待を受けられる店の種類や数、プレゼントの有無など、発行しているカード会社によってサービスの質は様々です。

しかし、間違いなく言えるのは、同じカード会社のゴールドやプラチナと比較すると見劣りはしてしまいます。最もベーシックなカードという位置を考えれば、それも仕方ないですね。

おすすめの一般カード

ひとくちに“おすすめ”と言っても、利用の仕方によっておすすめできるカードも異なってきます。ここでは、目的別におすすめの一般カードを紹介していきます。

ポイント還元率を重視する人におすすめの楽天カード

多くの一般カードでは、スタート時のポイント還元率は0.5%前後と前述しました。これは、年間の利用額が増えていくに従って0.7%〜1%程度まで引き上げられることがあります。大抵のカードでは、年間50万円以上の利用が条件となっていますが、楽天カードは最初から1%。年会費も無料なので、おトク度は非常に高いと言えるでしょう。

付帯保険を重視する人におすすめのJCBカード

旅行保険(海外・国内)の補償額が3,000万円、紛失・盗難保険とショッピング保険も基本的に付帯するのがJCB一般カードです。年会費が1,312円かかりますが、年間の利用額が50万円を超えると翌年の年会費が無料になります。カードでの支払いが多く、同時に手厚い保険を重視する人にとってはありがたいサービスですよね。

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