公開年月日:2015年06月06日
JR九州バス直方線に乗るなら、SUGOCAよりもnimocaの方がお得。西鉄のカードなのに。
JR九州が発行している交通系icカードSUGOCAは、JR系列のショッピングモール等で使うとポイントが貯まってお得になる。JR九州の子会社であるJR九州バスでも、SUGOCAで乗車すると当然ポイントがついてくる、と思いきや、JR九州バスでSUGOCAを使ってもポイントは貯まらない。
それどころか、他社である西日本鉄道(西鉄)が発行している交通系icカードのnimocaでJR九州バスの直方線に乗車すると、ポイントが貯まってお得になる。競合他社の商品を使った方がお得になってしまう不思議な状態だ。
JR九州バスの直方線に乗る際は、SUGOCAではなくnimocaで乗車しよう。
JRなのにnimocaでポイントが貯まる!
直方線は博多駅(博多バスターミナル)から直方駅を繋ぐ路線バスだ。直方線を走る全てのバスで、nimocaで乗車するとポイントが貯まる。
nimocaと相互利用可能なSUGOCAやSuicaなどの交通系icカードでも、ポイントは貯まらないが乗車は可能だ。
車内ではnimocaの発行も行っているので、まだ持っていなければ購入しよう。2,000円を支払えばその場で発行され、利用も可能になる。
nimocaで乗車するとお得にな理由!2種類のポイントと乗継割引
JR九州バス直方線にnimocaで乗ると、固定ポイントとボーナスポイントが貯まる。
固定ポイントは運賃を支払う度に貯まるポイントだ。乗車料金を支払うと、その2%がポイントとなる。例えば運賃が720円だった場合、運賃の2%は14円だ。従って14ポイントが固定ポイントとなる。
ボーナスポイントはJR九州バス・西鉄バス・大分交通・大分バス・亀の井バス・日田バス・昭和バス・熊本市電・筑豊電鉄の乗車料金の月間合計金額によって貯まるポイントだ。これらの路線で支払った金額の合計月間で2,000円に達していれば50ポイントが加算される。
(引用元:ポイントをためる|nimocaとは(2015年5月24日取得))
ボーナスポイントは利用金額が特定の金額に達する度に貯まる。2,000円に到達すると50ポイントが貯まり、4,000円に達すると更に100ポイントが貯まる。1万円に達すれば得られるボーナスポイントの累計は750ポイントだ。
ただし、バス会社によっては一部路線でしかポイントが貯まらないので注意しよう。
また、JR九州バス直方線で60分以内に同じバス停から乗り継ぎを行うと、80円の乗継割引を受けられる。買い物に出かけた際などは、60分以内に帰りのバスに乗車すれば割引対象となる。直方線以外のバスや電車からの乗り継ぎは対象外だ。
nimocaでJR九州バス直方線に乗車すると、ポイントが貯まる上に割引を受けられる。JR九州バス直方線ユーザーなら絶対にnimocaをゲットしておこう。