西鉄バス以外のバスでもnimocaのポイントが貯まるバス会社まとめ

公開年月日：2015年06月05日

西日本鉄道株式会社（西鉄）が発行する交通系icカードのnimocaは、西鉄バスに乗車すると乗車ポイントが貯まるが、西鉄バス以外のバスでもポイントが貯まる。例えば大分バス株式会社が運営している大分バスも、ポイントが貯まるバスの1つだ。

nimocaで乗車するとポイントが貯まるバスは西鉄以外にも4つある。乗車ポイントの付与率や、乗継割引の有無などをまとめて紹介しよう。

昭和自動車株式会社が運営する昭和バスは、福岡・前原地区全路線・唐津～福岡線・伊万里～福岡線を走るバスにnimocaで乗車するとポイントが貯まる。これらの路線のバスユーザーであればnimocaで乗車するとお得だ。

昭和バスではnimocaの販売も行っていて、大手口案内所・唐津営業所・伊万里支所・伊都案内所・前原営業所で購入可能だ。

ただし、昭和バスの中でも長崎や佐賀を走る路線ではポイントが貯まらない。これらの路線にはそもそもicカード読み取り機がないので注意しよう。

通常、nimocaでバスに乗車すると運賃の2%分がポイントとなる。しかし昭和バスに乗って貯まるポイントは運賃の5%と、通常よりも高いのが特徴だ。一方、他のバス会社にある乗り継ぎ割引制度はない。

日田バスは西鉄の系列会社が運営しているバスだ。nimocaで乗車するとポイントが貯まる路線は、高速バスの全線と日田市内を走る日田市内循環バス「ひたはしり号」だ。高速バスであれば大分〜長崎線でもポイントが貯まる。

貯まるポイントは通常通り、運賃の2%となっている。乗り継ぎ割引は、90分以内に同じバス停から乗り継いだ場合80円の割引となる。

大分県を走る3つのバス会社「大分交通」「大分バス」「亀の井バス」でもnimocaの利用でポイントが貯まる。該当路線はコミュニティバスを除いた一般路線バスと空港特急バス(エアライナー)、県南高速リムジンバス(佐臼ライナー)だ。

この3社は合同で「大分ICカード開発株式会社」を設立し、「めじろんnimoca」の普及に努めている。めじろんnimocaはnimocaの別種類だが、デザインが異なるだけで機能面で違いはない。

貯まるポイントは運賃の2%で、乗り継ぎ割引は60分以内に同じバス停から乗り継ぐと60円引きとなる。

続いて紹介するのはJR九州バス株式会社が運営するJR九州バスだ。JR九州はSUGOCAを発行しているが、JR九州バスに乗ってポイントが貯まるのはnimocaだけだ。SUGOCAも利用可能ではあるが、ポイントは貯まらないので注意しよう。

nimocaでJR九州バスに乗ってポイントが貯まる路線は、直方線のみとなっている。貯まるポイントは運賃の2%で、乗り継ぎ割引は60分以内に同じバス停から乗り継ぐと80円引きとなっている。

直方線の車内やJR九州バス福岡中部支店ではnimocaの販売も行っている。JR系列なのに他社のicカードを販売する姿が珍しい販売所だ。

nimocaは福岡や大分など、九州地方のバス会社で利用するとポイントが貯まる。これらのバスに乗車する際は、nimocaで乗車しよう。

また、nimocaをもっとお得に利用するにはクレジットカードを使うと良いだろう。クレジットカードからnimocaにチャージすると、クレジットカードのポイントが貯まる。現金でチャージするよりもポイントが貯まる分お得だ。

特におすすめなのがnimoca三井住友VISAカードだ。nimocaへのオートチャージに対応していて、チャージの度にポイントが貯まってお得だ。

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