公開年月日:2015年06月11日
スターnimocaとはいったい何?nimocaとの違いを解説します
西鉄が発行している交通系icカードのnimocaには、通常の「nimoca」の他に「スターnimoca」が存在する。nimocaとスターnimocaでは受けられるサービスが異なるので、申し込む前に確認しておこう。
この記事ではnimocaとスターnimocaの違いを解説していく。既にnimocaを持っているユーザーも、スターnimocaに変更した方が良いかどうかの基準にしてほしい。
nimocaとスターnimocaの違い
nimocaとスターnimocaの違いは「申し込み方法の違い」「カード表面の名前の有無」「ポイントの貯まり方」「再発行の可・不可」の4つだ。それぞれ詳しく見ていこう。
スターnimocaは会員登録が必要
nimocaとスターnimocaの最も大きな違いは、会員登録の有無だ。nimocaは会員登録を行わずに購入できるが、スターnimocaは申込時に住所や名前を用紙に記入し、会員登録を行う。
スターnimocaの発行は、バスターミナルや定期券販売所などの有人窓口で行われている。nimocaのように自動券売機やバス車内では購入できないので注意しよう。
スターnimocaとnimocaはicカードの券面が異なる
nimocaもスターnimocaも、基本的なデザインは一致している。ただし、スターnimocaはカード右下に名前と性別が刻印されている他、フェレットが星マークを右手に持っている。
自分が所持するnimocaが、通常のnimocaなのかスターnimocaなのかを見分けるには、カード券面を見ればすぐに分かる。
スターnimocaで買い物するとセンターポイントが貯まる
nimocaもスターnimocaも、電子マネーとして買い物にも利用できる。買い物時に利用すると、nimocaで支払った場合はポイントは貯まらないが、スターnimocaで支払った場合は200円の支払いにつき1ポイントが貯まる。
ここで貯まったポイントは1ポイントを1円としてチャージできる。バスや電車の乗車だけでなく買い物でもポイントを貯められるので、スターnimocaの方がお得だ。
スターnimocaは紛失しても残高を引き継いで再発行可能
スターnimocaは紛失した場合にも入金・ポイント残高を引き継いで再発行できる。再発行手数料510円とデポジット500円の、合計1,010円がかかる。
一方でnimocaは紛失しても再発行ができない。再発行ではなく新規申し込みになるので気をつけよう。
nimocaとスターnimocaでは、スターnimocaの方が安心・お得
nimocaとスターnimocaを比較すると、スターnimocaの方がメリットが多い。特に「再発行可能」「電子マネー利用でポイントが貯まる」、この2つのメリットの有無は見過ごせない。
スターnimocaは発行にあたって会員登録が必要なだけで、その他特別なコストはかからない。従って、nimocaを申し込む際には、スターnimocaで申し込むと良いだろう。
既にnimocaを持っていても、会員登録を行うだけで無料でスターnimocaに変更可能だ。変更をおすすめする。