御用達のコンビニで使える電子マネーを紹介
更新年月日:2012年10月17日
コンビニで使える電子マネーはこれだ
今、最も電子マネーの決済音が多く聞こえてくる場所がコンビニエンスストア。大手のコンビニでは、ほぼ全店で複数の電子マネーを導入しています。特に楽天EdyとiDは普及度が高く、主要なコンビニではまず使えると考えて良いでしょう。
少し複雑なのがSuicaなどの交通系電子マネー。対応している地域が細分化されている上に、交通機関のエリアと必ずしもリンクしているわけではありません。例えばJR九州のSUGOKAは、なんと岩手県のセブン-イレブンでも使えてしまいます。どうやら、コンビニの電子マネーネットワークは交通網をしのぐ勢いで拡がっているようですね。
すべての電子マネーがどの主要コンビニで使えるのか、以下の表にまとめてみました。一部対応を示す△の対象店舗については、各コンビニのホームページなどでご確認ください。
方式 | 電子マネー | セブン イレブン |
ローソン | ファミリー マート |
サークルK サンクス |
ミニ ストップ |
---|---|---|---|---|---|---|
プリ ペイド |
楽天Edy | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
WAON | × | ○ | ○ | ○ | ○ | |
nanaco | ○ | × | × | × | × | |
Suica | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
PASMO | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Kitaca | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
ポスト ペイ |
iD | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
QUICPay | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
○:全店舗利用OK、×:全店舗NG
※2017年4月現在
コンビニでの電子マネーの使い方
初めて電子マネーで決済する時は、誰しも緊張するもの。使い方はとても簡単ですが、レジであたふたしないようにご紹介しておきます。
まず、プリペイド型の電子マネーは入金(チャージ)しておくのが大前提です。せっかくキャッシュレスの電子マネーを使うのですから、やはりおすすめはクレジットカードでのチャージ。チャージでもポイントやマイルの貯まるクレジットカードがあるので、コンビニで一番お得に買い物できる方法です。
レジで金額を伝えられたら、使いたい電子マネーの種類を店員さんに伝えます。ここからはコンビニによって多少異なりますが、レジのパネルか店員さんが指示を出してくれるので大丈夫。
電子マネーを読み取り機にかざすようパネルにメッセージが出たら、カードかおサイフケータイを読み取り機に置きます。読み取り機はレジと一体化していることが多く、光って合図を出してくれるものもあります。おサイフケータイの場合は、四角形がくびれたようなFeliCaマークの部分を読み取り機にかざしましょう。
パネルに電子マネーの種類が表示されたら、使いたい電子マネーを選んでタッチします。決済音が鳴るまで、カードやおサイフケータイはかざした状態か、置いたままにしてください。決済音が鳴ったら、後はレシートと商品を受け取るだけです。
コンビニで電子マネーを使うメリットは?
現金のやり取りがないので、とにかくスピーディに会計を済ませられます。大したことではないように感じますが、一度経験するとその快適さは特筆モノ。特にコンビニが混雑しがちなランチタイムなどは、行列解消にも一役買います。お店にとってもありがたい決済方法なのは間違いありません。
また、コンビニは少額の買い物が多い場所でもあります。クレジットカードを使うには少々気が引けるような1,000円未満の買い物でも気軽に利用できるのが、電子マネーの魅力。数百円の買い物でもポイントを貯められるので、立派な節約ツールになり得ます。
よく行くコンビニが決まっているのであれば、そのコンビニが独自に提携している電子マネーを作っておくことをおすすめします。例えばファミリーマートには、Vポイントの貯まる電子マネー「ファミマTカードiD」があります。これなら会員限定の特典日にはおサイフケータイをかざすだけでVポイントが多く付与されます。
ポイントも貯まってスピーディな電子マネーは、まさにコンビニにはうってつけの支払方法。使わない手はありませんよ。