公開年月日:2016年04月13日
使いすぎには要注意!デビットカードもクレジットカードも管理能力が重要
現金なしの買い物といえば、クレジットカードや電子マネーを思い出しますが、最近ではデビットカードも普及しつつあります。
デビットカードはクレジットカードに比べると審査が甘く、比較的手に入れやすくなっています。しかし、これに警鐘を鳴らす人もいます。
クレジットカードよりも、デビットカードの方が家計管理しやすい」こんなセリフを聞いたことはないでしょうか。果たして本当にそうでしょうか? 今回は、家計管理とデビットカードについて考えてみたいと思います。
私はコンビニなどで細かい買い物をして小銭入れがかさばってしまうのは好みでないということもあり、できるだけ現金を使わずクレジットカードや電子マネーで決済するようにしています。
後払い方式のクレジットカードの場合、カードの利用月と請求月がずれたりするので、色々と重なった結果、請求額が大きくなってビックリ!なんてこともあります。前払い方式の電子マネーは、後から大きな請求がきて驚くことは原則としてはありませんが、「オートチャージ」を利用している場合は例外です。
電子マネーには残高が一定額を下回ったら自動的に入金される「オートチャージ」という方式があり、その多くは決済方法としてクレジットカードが使われています。オートチャージなら残高不足で困ることはありませんが、使い過ぎるとクレジットカードの請求が増えるので要注意ということです。
ではデビットカードの場合はどうでしょうか。
デビットカード利用者も使いすぎには要注意
デビットカードは、クレジットカードのようにまとめて後から請求が来るのではなく、使ったその場で銀行口座から引き落とされます。財布と銀行口座が直結しているような感じですね。
クレジットカードは請求が来るまで、いくら使ったのかを把握しにくいことから、ついつい使いすぎてしまうという人もいると思います。一方デビットカードは使ったその場で引き落とされるため、クレジットカードよりも家計が管理しやすいといわれることがあるそうですが、引用元の記事ではそれに対して異を唱えています。端的にいえば「後払いでも即時決済でも、現金が見えないと使いすぎてしまうのでは?」ということです。私も同じ考えです。
それでも私が電子マネーやクレジットカードを使う理由
クレジットカードや電子マネー、デビットカードなど、キャッシュレスな支払い方法が増えていますが、使いすぎ防止にもっとも効果があるのは現金だと感じます。現金でもカードでも支払い方法が違うだけのはずなんですが、なぜか現金の場合は使ったという実感が強いんですよね。
でも私自身はクレジットカードや電子マネーを積極的に使っていて、できるだけ現金は使わないようにしています。一番の理由は合理性です。現金の場合は、お金を引き出す時間や手間がかかるし、場合によってはATM手数料が必要になります。
カードの場合はそのような無駄がありません。また、ほとんどのクレジットカードや電子マネーは使えば使うほどポイントが貯まります。ポイントはギフト券などの金券に交換できるので、現金と同じです。現在のような超低金利の時代は、大金を銀行に預けても、雀の涙ような利子しかつきません。
私は公共料金や保険の支払いなどをカードに集約しており、毎年のポイントは現金換算で1万円以上になります。現金払いしていたら1円も貯まりません。ただし引用元の記事でも伝えている通り、キャッシュレスの場合は金銭感覚が希薄になってしまいがちです。
現金にはない利便性を持つクレジットカードやデビットカードですが、活かすも殺すも自分次第ということですね。カードは使いすぎに注意して、賢く利用しましょう。なんか最後はカード会社のCMみたいな締めになっちゃいましたね(笑)