公開年月日:2016年03月16日
ファミリーマート全店で銀聯カードなどの取扱を開始!小売業界では外国人観光客の取り込みを狙った施策が拡大中
大手コンビニのファミリーマートでは2月2日から銀聯カード、新韓カード、ディスカバリーカードでも決済ができるようになりました。今年は2月8日が旧正月なので、中国を中心とした外国人観光客が大勢来日するのを見計らっての施策だと思われます。
ファミリーマートは2月から、店舗で支払いに使える海外のクレジットカードを増やす。訪日外国人の多くが持つ中国の「銀聯(ぎんれん)カード」など3種類を、約1万1500ある全店で決済できるようにする。訪日客が多い2月の春節(旧正月)休暇などを控え、訪日客の旺盛な買い物需要を取り込む。
今回導入されるのは、銀聯カード(発行枚数中国で1位)、新韓カード(韓国内で1位)、ディスカバリーカード(アメリカで3位)の3種類です。
外国人観光客にとって日本円よりもカード払いが便利
観光客は自国の通貨を日本円に両替しなければいけません。極力現金を使わず手持ちのクレジットカードで買物したい人も多いでしょうから、手持ちのカードブランドが使えないお店は敬遠される可能性があります。 すでにファミマの他にも大手家電量販店やセブンイレブンやローソン、小売各店は銀聯カードの取扱いをはじめています。どこのお店も外国人観光客を取り込みたいのがわかります。
銀聯カードが発行できるクレジットカード
ちなみに日本で銀聯カードが発行できるのは、クレジットカードとしてはごくわずかです。私の知る限りでは三井住友銀聯カードと三菱UFJニコスカードが発行する一部のカードで銀聯カードが追加で発行できます。日本人で銀聯カードが欲しい人は中国に出張や旅行に行く人が多いと思いますが。ご参考に。