公開年月日:2016年05月02日
過信は要注意?ドイツでは予想以上にクレジットカードが使えないらしい
海外旅行には多くの楽しみがありますが、お金の支払いではちょっと苦労することがあります。
まあでも最近は欧米などの先進国なら、大体クレジットカードで支払えそうだから、一昔前に比べたら随分と楽かな。と思っていたんですが、必ずしもそうじゃないらしいですよ。
ドイツに行くなら現金ユーロが必要だ。ユーロを調達する手間や時間を節約するため、クレジットカードで支払いを済まそうと考える人も多いのではないだろうか。だがクレジットカードを使う際には、いくつか知っておきたいことがある。日本ではよほど個人が経営しているような小さな店でない限り、ほとんどの店でクレジットカードが使えるだろうが、ドイツではそんなことはない。
ドイツでは現金の次に「ECカルテ」が通用するらしい
昔はわずか1,000円程度の食事でクレジットカード払いなどということは考えにくかったのですが、今は少額決済も多くなり、数百円の支払いでもカードでできてしまいます。飲食店でも特に嫌な顔をされたことはありません。
小銭で財布をパンパンにしたくないこともあり、最近はできるだけカードか電子マネーで支払うようにしていますが、小さな飲食店や病院などでも問題なく使えます。数百円単位の買い物が多いコンビニでは電子マネーが使えるし、ほぼ現金のやり取りがなくなりました。
まあ日本ほどではないにしても、欧米なら大体どこでもクレジットカードが通用するものと思っていましたが、少なくともドイツは違うようです。カードの決済手数料がお店持ちになるといった理由などから、ドイツではカードで支払いができない店も少なくないのだとか。
そんなドイツで現金の次に普及しているのが、ドイツの銀行のデビットカード「ECカルテ」なんだそうです。デビットカードは支払いを行うと同時に、銀行口座からその金額が引き落とされます。つまり普通は銀行口座がなければ、デビットカードは作れません。
いや普通の日本人はドイツに銀行口座なんか持ってないでしょ!ということで、ドイツに旅行するなら、現金もあった方がよいらしいです。なんとも面倒ですが。
海外旅行に行くときは各国の事情を調べましょう
私が初めて海外旅行に行った頃は、インターネットはおろか、個人向けパソコンもほとんど普及しておらず、大学の卒論はワープロでした。その頃、海外に行く人達にとって必携だったのが「地球の歩き方」というガイドブック。実際に現地を旅した人の口コミも多く掲載されていました。
その名は海外にも轟いていたらしく、イギリスを一人旅したときに現地のおっちゃんから「うちの宿を地球の歩き方に紹介してくれ!絶対だぞ!」と言われたものです。今ではスマートフォンやタブレットを通してインターネットにアクセスすれば、世界中どこにいても、色々なことが瞬時に調べられます。
少なくとも欧米などに関しては、旅行前の下調べはあまり必要ないかなと思っていました。しかし海外旅行に行くなら、きちんと各国の事情も調べておいた方がよさそうですね。