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公開年月日:2016年04月14日

LINE株式会社がジェーシービーとの協業でLINE Pay カードの提供を開始

LINE Payカード

画像引用元:LINE Payとは?(2016年4月11日取得)

日本ではすっかり浸透した感のあるLINEですが、今度は「LINE Pay カード」というプリペイド機能付きカードの発行を開始しました。

株式会社ジェーシービーとLINE Pay株式会社の協業とのことで、カードの仕組みに関しては、ジェーシービーがサポートするようですね。

株式会社ジェーシービーは、LINE株式会社の子会社であるLINE Pay株式会社と協業し、JCBブランドのプリペイド機能付きカード『LINE Pay カード』の発行を開始した。日本国内の小売市場では、クレジットカードを中心にキャッシュレス取引が年々拡大。プリペイドカードは原則入会時の与信審査がなく、若年層等の利用によりキャッシュレス取引のさらなる拡大に貢献すると期待されている。

引用元:高還元率2%のプリペイドカード『LINE Payカード』はお得なのか?

LINE Pay カードは、LINEが提供する様々なオンラインサービスで利用できるほか、提携するオンラインサービスや店舗でも使えます。

オンラインサービスとしては、ZOZOTOWN、HMV ONLINE、FOREVER21など、店舗にはイトーヨーカドー、主要コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、ローソンなど)、西松屋、サンドラッグ、大丸松坂屋などが名を連ねています。

LINE公式サイトの情報によれば、国内外のJCB加盟店約3,000万店舗(2015年9月末時点)で利用できるそうです。提携サービス・店舗は今後も増えていくことでしょう。

大手企業が発行するプリペイドカードとしては、Google play ギフトカード、iTunes・AppStoreプリペイドカード、Amazonギフト券、楽天ポイントギフトカード、mobageモバコインカードなどがあります。

こうしてみると、オンラインサービス専用のカードが多い印象を受けますね。ちなみにLINEは既に別のプリペイドカードを発行しているので、違い紹介しましょう。

既存のプリペイドカードとの違い

既存のプリペイドカードでは、例えば「5,000円」のものを購入したら、パソコンやスマートフォンなどを使ってLINEにログインして、チャージします。カードそのものはコンビニなどで購入できますが、金額は購入時に決まりますし、用途はLINEのサービスのみです。

今回新たにサービスが始まったLINE Pay カードは、LINE以外のオンラインサービスや店舗でも利用でき、一度登録すれば、銀行口座やコンビニ、ATMなどを使ってチャージ(入金)できます。さらに残高が減ったときに銀行口座からオートチャージさせることも可能です。

利用者側としては便利ではありますが、財布のひもが緩んでしまわないよう注意しなければいけませんね。すでにこのようなサービスは他社も提供しており、LINE Pay カードは後発といえますが、LINEは世界中で利用されている巨大なプラットフォームなので、一気に広まる可能性もあります。

アクティブユーザー数の多さが飛躍を後押しするか?

LINEのようなオンラインサービスの稼働状況を示す「MAU(Monthly Active Users)」という指標があります。登録者数だけ増えても、実際に利用されていなければサービス提供側にとっては利益にはならないため、MAUが重視されます。

LINEが発表した情報によれば、2015年12月時点でのLINEのMAUは、2,200万人を突破したとのことです。

月間アクティブユーザー数が2,200万人を突破

ジェーシービーとLINEという、ともに世界展開する企業同士が手を組み、オンラインとオフラインを一気に攻めていくわけで、後発とはいえ、他社にとっては脅威ですね。

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