JCBが発行するETCカードを徹底解説
更新年月日:2015年02月02日
日本を代表するクレジットカードブランドである「JCB」では、ETCカードの発行手数料、年会費がともに永年無料となっている。また、数少ない一体型ETCカードを発行しており、ドライバーに嬉しい機能が多数搭載。国内で確実にお得に利用できるJCBのカードは見逃せない。このページでは、数あるJCBカードから選りすぐりの優秀カードを紹介する。
ETCカードの基本情報
専用カード | 一体型カード | 専用カード | 一体型カード | |
---|---|---|---|---|
発行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
年会費 | 無料 | 1,250~10,000円 | 無料 | 1,250~10,000円 |
発行期間の目安 | 2週間程度 | 2週間程度 | 2週間程度 | 2週間程度 |
- 専用カードとは
- ETCの利用に特化した専用カードのこと。ETC利用額は、契約するクレジットカードに請求される
- 一体型カードとは
- 通常のクレジットカードにETCのICチップが搭載されたカードのこと。
用途に合わせて自在なサービスが付帯する最強JCBカード
JCBカードは、プロパー、提携を合わせると相当な数のカードが発行されており、どれも各カードに応じて多彩なサービスが付帯している。あまりに数が多いので、単にJCBのブランドで選ぼうと思っても、かなり迷ってしまうことだろう。
ETCカードのJCBブランドを利用するなら、ポイント重視、キャッシュバックを狙う、電子マネーが使えるものなどなど、各カードの特徴をおさえて選びたい。
特に、JCBではETCカードの分離型と一体型のどちらも発行しているので、ぜひ自分のライフスタイルにはどちらが良いか、じっくり検討してみよう。
スタバやセブンイレブンで!いつもの利用でお得度がアップ
JCBのプロパーカードは、他社に比べて独自のサービスが多く、人気を集めている。
例えば、ポイントプログラムの「OkiDokiポイント」はマイルや他のポイントへの移行が可能で、年間利用額に応じて翌年のポイント付与率アップするなど、ポイントを貯めやすい仕掛けが多数用意されている。
また、JCBのプロパーカード、他社との提携カードを問わず、電子マネー「QUICPay」が使えるカードが多いため、コンビニなどでのポイントの取り逃しがなく便利。
さらに、「JCBオリジナルパートナー」に加盟する優待店でカードや電子マネーの利用でポイントが倍増。加盟店には全国のスターバックス、セブンイレブン、イトーヨーカドーなど、多くの有名店が揃っており、普段の生活にJCBカードをプラスするだけでお得度がアップする。
一体型、分離型から選べるのはJCB!手数料も年会費も無料のETCカード
JCBカードでは、ETCカードの発行手数料や年会費が無料となっており、頻繁に高速道路は使わないという人にも気軽に追加発行をすることができる。
また、ETCカードではあまり見られない一体型の「ETC/JCBカード」も発行されているので、選択肢の幅が広がる。
さらに、法人向けのJCBカードではETCカードの追加発行が何枚でも無料となっており、ビジネスでも使えるサービスが満載。
かゆいところに手が届くJCBのカードは、プライベートでも仕事でも欠かせなくなりそうだ。
どうやって使う?自分にピッタリのJCBカードを選ぼう
数々のカードを発行しているJCBだが、一体どうやって使えば自分にピッタリなカードと言えるのだろうか? 例えば、学生ならJCB EXTAGE、マイルを稼ぎたいならANAやJALとの提携カードがおすすめだ。
また、会社や事業所で利用を検討している人なら、ETCカードを複数作っても発行手数料、年会費がかからないJCBのビジネスカードは非常に頼りになるだろう。
下記のカードラインナップで詳しく解説しているので、クレ達おすすめのJCBカードから、ピッタリの1枚を見つけ出してほしい。
ETC/JCBカード
各カード会社のETCカードはほぼ分離型となっているが、JCBではETCカードとクレジットカードの一体型も発行している。年会費は、一般のJCBプロパーカードと同じ金額であるため、ETCカードの年会費自体は実質無料。おすすめは「ドライバーズプラスコース」の選択。毎月の利用額に応じて、ガソリン代、高速道路料金が最大6,000円のキャッシュバックを受けられるので、頻繁に車を利用している人には嬉しい特典だ。また、電子マネーQUICPayの利用もできるので、休憩で立ち寄るコンビニなどで活躍するだろう。
おすすめ JALカード(JCB)
JALのマイルをメインで貯めたい人におすすめなのが、JCBのJALカード。ETCカードの追加はコストがかからず、マイルとして直接貯められるので便利。さらに、海外、国内旅行、ショッピング保険も付帯しているので、出張や旅行で国内外の移動が多い人には、安心の1枚。また、電子マネーはWAONとQUICPayが利用可能なので、小銭要らずとなるだろう。
おすすめ ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ANAのマイラーで地下鉄を乗りこなしている人なら、絶対持ちたい話題のカード。その名の通り、空でも地下でもポイントを稼ぐことができる。これにETCカードを追加しておけば、どこへ行くにも、もう最強と言っても良いだろう。また、電子マネーQUICPay、PiTaPaを搭載しているので、ちょっとした買い物でもコツコツマイルを稼げる。年会費は初年度無料となっているので、賢く使えば1年目から翌年度の年会費も稼ぐことができるだろう。
おすすめ JCBビジネスプラス法人カード(一般カード)
多くの社員を抱える会社や事業所で、複数のETCカードを1枚のクレジットカードに紐付けできるのが、このJCBの法人カード。何枚発行してもETCカードの手数料や年会費がかからないというのが嬉しい。さらに、追加カードの枚数制限がないので安心して発行することができる。また、ポイント制ではなく、毎月利用額の最大3%がキャッシュバックされるので、手間が省けて便利。年会費も一般カードと変わらぬ1,375円(税込)なので、このカードを通して経費削減を実施できる。