賢いETCカード選びのポイント
更新年月日:2013年09月20日
ETCカードを持つことは、渋滞を回避し、節約にもなってお得だということは分かっていても、いざ持とうとした時に、あまりのETCカードの種類の多さに悩んでしまうのではないだろうか。数々あるETCカードの中から、自分にぴったりのものを選ぶにはどうすれば良いか。このページでは、ETCカードの賢い選び方のポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
ETCカードの選び方は高速道路の利用頻度が重要ポイント!
ETCカードを選ぶ時に、まず重要となるポイントは、高速道路を年にどれだけ利用するか、という点になる。 ほとんど毎日、週に2〜3回と頻繁に利用する人もいれば、2〜3ヶ月に1回、年に数回と少ない人もいるだろう。
ETCカードや提携しているクレジットカードには、様々な特典やサービスが付帯していて迷ってしまうが、利用頻度に応じて考えると選びやすくなる。
では、次の項目で具体的にどのように選んでいくのかをみていこう。
高速道路の利用頻度が高いなら車に関わるサービスを厚く
通勤や通学などで、ほぼ毎日高速道路を利用している、あるいは仕事などで週に何度か利用しているという、利用頻度の高い人は車や道中の休憩、ロードサービス、ガソリン代などに関するサービスが手厚いETCカードを選ぶのが吉と出る。
例えば、ガソリン代が気になるなら、大手ガソリンスタンドが発行しているクレジットカードとETCカードを選ぶと良いだろう。出光やENEOSなどの各ブランドのサービスステーションで会員割引を受けられる他、カー用品・メンテナンスなどの割引、さらにロードサービスが付帯しているため、長距離運転でも安心ができる内容となっている。詳しくは、ガソリン代を節約できるカード、ロードサービス付帯カードのページで解説しているので参考を。
また、高速道路の運営会社が発行している、または提携しているカードはサービスエリアでの利用がお得になるサービスが付帯しているものも。コーヒー1杯が無料になったり、サービスエリアでのショッピングでポイントが5倍になったりして、道中の休憩が楽しくなる特典が満載だ。これも、高速道路で得するカードのページで詳しく解説しているので、要チェック。
ETCカードをサブ利用するなら得する目的をハッキリと
逆に、月に数回、年に数回しか高速道路を利用しないという場合は、クレジットカードをETC以外の何によく利用しているのか考えてみよう。
飛行機を頻繁に利用するならマイルを稼ぎたいだろうし、特定のデパートやお店でショッピングするなら割引や特典がほしい、また、ポイントをたくさん貯めていろんな用途に使いたいなら高還元率のカードを持ちたいだろう。
このようにETCカードをサブとして持ちながら、ポイントやマイル、キャッシュバックの取り落としがないようにするには、メインカードの目的をハッキリとさせておく必要がある。
クレジットカードを利用して、何をお得にしたいか、目的が決まったら、各目的別のページでさらにクレ達おすすめのカードを比較し、検討してみよう。
クレジットカードの年間利用額を割り出してみよう!
ETCカードを選ぶ際に、次に重要なポイントとなるものは、クレジットカードの年間利用額である。
クレジットカードとETCカードを発行するには、年会費や発行手数料がかかるものと無料で入会できるものに分かれる。
年会費がかかるカードは、比較的サービスが充実しており、ポイントの還元率が高い傾向にあるが、だからと言って、カードの年間利用額が少ない場合には損をしてしまうことも。
では、年間利用額に応じて、どのようなカードを選べば良いかをみていこう。
年会費の元が取れるならポイント高還元を狙え
先に述べたように、ポイントの還元率が高いカードは、年会費が高く設定されていることが多い。いくらポイントの還元率が高いからと言って、簡単にカードに入会してしまうと、かえって損してしまう。
年会費で損をしないためには、カードの年間利用額が高いことが重要。ポイント高還元なら利用が多ければ多いほど、その分年会費の元が取れて得をするため、相応の還元率が設定されたカードを選ぶと良いだろう。
それでも年会費が気になる場合は、ポイントの還元率が高いながらも、年間利用額が50万円以上を超えると年会費が無料になるREXカードなどを選ぶと安心だ。ただし、年間利用額が確実に50万円以上が見込める場合に限るので、注意しよう。詳しくはポイント高還元のETCカードのページを読んでほしい。
ポイントが貯まりにくい時はガソリン値引きや優待特典を選ぼう
カードをあまり利用せず、年間利用額があまり高くならない人は、年会費が無料のカードを選ぼう。ETCカードにおいても、発行手数料、年会費がともに無料のものがあるので、それらを選んでおけば損は無い。
また、ポイント還元によって得られるメリットが低そうな場合には、キャッシュバックやガソリン代の値引きなど、支払い時に直接割引をしてもらえるものや、全国各地のカード提携先で特典を受けることができるものを選ぶと良い。高速道路を使う回数が少なくても、ドライブが楽しくなること間違いない。