年会費無料のETCカードを徹底調査&比較
公開年月日:2013年10月13日
更新年月日:2017年08月29日
ETCカードを発行したいけれど、高速道路を使う機会が少ない方は発行する時の費用をできるだけ抑えたいだろう。ETCカードを発行するには、年会費や発行手数料がかかるのが常識。しかし、申し込むカード会社によっては、それらの費用がすべて無料になる。ムダな出費を抑えてお得に利用できるETCカードの中から、賢く選んでしっかり活用しよう。
ETCカード発行にかかる料金は3種類
ETCカードを発行するためには、3種類の料金が必要になる。
まず、基本的にはETCカードに申し込むためにはクレジットカードに入会しなければいけない。そのため、1つ目の料金としてクレジットカードの年会費が発生する。一般カードであれば年会費無料のカードも多いが、ゴールドカードなどスペックの高いカードは年会費がかかってくる。
2つ目は、ETCカードの年会費だ。クレジットカード本体の年会費が無料でも、ETCカードに対しては年会費がかかることがあり、よく確認しないでETCカードに入会すると、知らずのうちに年会費が引き落とされてしまうこともあるだろう。多くの場合は、毎年500円ほどの年会費がかかるようだ。
最後、3つ目はETCカードの発行手数料。ETCカードは、クレジットカードに対するオプションカードとなるため、ETCカード発行手数料がかかることが多い。平均的には約1,000円程度で、発行手数料を取る代わりに年会費がかからないケースもある。
以上のように、何も知らずに入会してしまうと、ETCカードを手に入れるためだけで年間1,000〜5,000円ほどの料金が発生してしまうこともあるので、要注意だ。
ETCカードの料金が無料だと、機能が悪くなる?
では、通常かかるはずのETCカードの年会費や手数料が無料になると、かえってサービスや機能が悪くなるのでは?と思う人もいるだろう。
ETCカードはクレジットカード本体と紐付けするための、物理的に必要なカードだと考えれば問題ない。そのため、年会費や発行手数料が無料になったからと言って、機能やサービスが極端に低くなるわけではないが、年会費がかからない代わりにポイントの還元率が他社よりも低めであったり、ロードサービスが付帯していなかったりすることもある。
一方で、これから紹介するクレ達おすすめのETCカードは、年会費や手数料などが一切かからないのに、サービスも充実している優秀なカード揃いだ。ぜひチェックしてほしい。
必見!すべての費用が無料でお得なおすすめカード
いつでも無条件でETC利用還元率1%以上のオリコカードザポイント
これからETCを使いたいと思っている方に、真っ先におすすめしたいのがオリコカードザポイントだ。
このカードはカードそのものの年会費が無料で、更にETCカードを発行してもETCカードの年会費・発行手数料はかからない。つまり1円もかからずクレジットカード、ETCカードが手に入る。
オリコカードザポイントを利用すると、100円で1ポイントが貯まる。1ポイントは1円相当として金券や提携ポイントに交換できるため、ポイント還元率は1%となる。更に、入会後6ヶ月間はポイント2倍で還元率は2%だ。当然、ETC利用分も還元率2%となる。
クレジットカードの還元率は0.5%が平均的と言われている中、1%以上を誇るのは立派。コストがかからないだけでなく、お得に決済できる優れたカードだ。
ETCゲート車両損傷お見舞金制度が魅力のイオンカードセレクト
最後におすすめしたいのが、オリコカードザポイント同様にクレジットカードの年会費、ETCカードの年会費、発行手数料が無料のイオンカードセレクトだ。還元率は0.5%と上述のカードには劣るが、魅力的なのが「ETCゲート車両損傷お見舞金制度」が付いている点だ。
これはETCゲートの開閉バーに衝突して車両が損傷した場合に、一律5万円の見舞い金が年1回を限度に払われる制度だ。ETCカードの差し忘れによる衝突は支払い対象外となるが、スピードの出し過ぎであれば支払い対象だ(法令違反時を除く)。
なお、一般的にETCバーを破損させてしまった場合には1本6万円の賠償金が請求されるとも言われている。2本破損させれば12万円だ。お見舞金制度があるからといって油断せず、ETCゲート通過時には20km/h以下にスピードを落とし、ゆとりを持って通過しよう。
No1 オリコカード ザ ポイント
いつでもカード利用額の1%以上がポイント還元される高還元のカードとして人気が高い。電子マネーのiDとQUICPayが搭載されて買物にも便利。ETCカードにも買物にもあらゆるカード利用を集約させてポイントを貯めよう。