エーゲ航空でマイレージが貯まるおすすめカードを徹底調査＆解説 ～ クレジットカードの達人

エーゲ航空は、アテネ国際空港を拠点に、主にヨーロッパの主要都市へ幅広く就航している。ギリシャ国内線も充実しており、エーゲ海を挟んで東西南北の各都市へ就航している。ギリシャ観光には欠かせないエアラインだ。残念ながら、日本からの直行便はない。

エーゲ航空は、加盟エアライン数、就航都市数、世界最大のスターアライアンスに加盟しているので、同じく加盟しているANA（全日空）のマイレージとも互換性がある。

エーゲ航空に搭乗して、効率よく無駄なく貯めて、賢くお得な特典に交換するなら、まずは自分に合ったマイレージに入会することが重要だ。

日本人としてエーゲ航空に搭乗する場合に考えられる、最も現実的なパターンは以下の2つだ。エーゲ航空を利用してギリシャや欧州への渡航機会が多いかどうか、という点を軸に、自分に合ったマイレージを選ぼう。

• エーゲ航空を利用してギリシャへの渡航が多いなら、Miles & Bonusがお得
• ギリシャへ渡航がそれほどないのであれば、ANAマイレージがお得

それぞれの理由はこれから説明していく。

エーゲ航空は独自のマイレージプログラム、「Miles & Bonus（マイルズ & ボーナス）」を運営している。

エーゲ航空、スターアライアンス加盟エアライン、その他提携エアラインに搭乗することでフライトマイルが貯まるが、Miles & Bonus にマイルを貯めて会員ステータスをレベルアップさせると、ボーナスマイルが加算され、さらにマイルを量産できるようになる。

Miles & Bonus に貯めたマイルは、エーゲ航空や提携航空会社の特典航空券やクラスアップグレードに利用できる。ギリシャ国内線および国際線の両方で比較的、必要マイル数が少なく設定されているので、特典航空券は獲得しやすく、お得だ。

レンタカーサービス会社のHertzや、YES! ホテルでもマイルを利用できるので、特典航空券とあわせて利用してみるのもよいだろう。

ただし、残念ながらMiles & Bonus が貯まるクレジットカードは、日本国内では発行されていない。フライトマイルだけでなく、日常の買い物でも、カード利用でマイルを貯めたい場合は、ANAマイレージを利用することをおすすめする。

エーゲ航空は、日本に就航していないため少々利用しにくい面があるが、2010年にエーゲ航空がスターアライアンスに加盟してから、エーゲ航空のフライトマイルを「ANAマイレージクラブ」に貯めることができるようになった。

ギリシャへの渡航がそれほど多くないのであれば、国内のショッピングや旅行でマイルが貯まりやすいANAマイレージを利用することをおすすめしたい。エーゲ航空のフライトマイルをANAマイレージに貯めれば、マイルが分散する心配もない。ANAマイレージであれば、お得にマイルが貯まるカードも多いからだ。

ANAマイレージクラブは貯めたマイルの利用先が非常に充実している。ANAショッピングポイント特典、ANAセレクション特典、クーポン特典、パートナー特典など、がそうだ。「ANA（全日空）でマイルがお得に貯まるカード」で一部紹介しているので、気になった人は是非参考にしてほしい。

ANAマイレージは、フライト以外の例えばTポイントといったポイントプログラムとも連携していて汎用性が非常に高い。貯めて困ることはまずないだろう。

数あるANAカードの中でも、特にクレ達が自身をもっておすすめするカードを、その特徴とともに紹介していこう。

まず紹介したいおすすめANAカードは、ANA VISA Suicaカードだ。

電子マネーとしてSuicaが搭載されており、Suicaチャージでマイルが貯まる。そのほかポストペイ型のiD、PiTaPaも搭載しており、電子マネーとしての機能は十分すぎるほどだ。

また、マイ・ペイすリボに登録して支払いを行えば翌年度の年会費が826円（税込）になるのでおすすめだ。毎月の支払額は自由に設定できるので、利用額以上の支払額を設定しておけば常に一括で支払え、リボ払い手数料を払わずに済む。

※2021年2月以降の年会費から、「年1回以上のカード利用」→「年1回以上のリボ払い手数料支払い」に条件が変更。

• ANA VISA Suicaカード公式サイト

最後に、学生向けのANAカード（学生用）VISA/Masterを紹介したい。在学中は年会費が無料な上、一般カードと同じように入会・継続でまとまったポイントが貯まる。更にANA搭乗時に基本マイレージがプラス10%加算される。

また、スカイメイト利用で割引運賃でANA便に搭乗した場合も積算率は100%となる。

• ANAカード（学生用）VISA/Master公式サイト