アエロフロート航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2013年11月17日
モスクワを拠点にロシア国内、欧州、アジアの主要都市に就航しているが、一部、北中米やアフリカにも路線を持つ。ロシアへの渡航が多いなら、マイレージはアエロフロートボーナスを選ぶとよいだろう。ヨーロッパ、北中米、アジアを中心に渡航が多いなら、他のマイレージも検討してみよう。各マイレージの特徴と、マイルが貯まるカードをこの記事では紹介していく。
名称 | アエロフロート・ロシア航空 | ||
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公式サイト | http://www.aeroflot.com/cms/ja | ||
航空会社コード | SU | ||
国・地域 | ロシア連邦 | ||
ハブ空港 | シェレメーチエヴォ国際空港 | ||
設立年月日 | 1923年2月9日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田【アジア】ソウル、北京、上海、広州、香港、ハノイ、ホーチミンシティ、バンコク、プーケット、プーケット【ヨーロッパ】モスクワ、ウランバートル、プラハ、ブカレスト、ローマ、アムステルダム、パリ、ミラノ、マドリード、ロンドン、マドリード、チューリッヒ【北中米】ニューヨーク、ロサンゼルス【アフリカ】カイロ、ルアンダ | ||
マイレージ プログラム |
名称 | Aeroflot Bonus | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 座席なし | |
ビジネス | 150%~250% | ||
エコノミー | 25%~200% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スカイチーム 規模で第2位。世界178カ国、で1,000以上の都市に就航。中華圏を中心としたアジア、ヨーロッパの路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 公式ページ参照 | ||
マイレージの譲渡 | 一部特典の譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年11月17日時点の情報
- モスクワ、ロシア国内への渡航が多い人
- アエロフロートボーナスを貯めている人
- スカイチーム加盟航空会社のマイレージを貯めている人
アエロフロート航空でマイルをお得に貯めて、お得に利用するために
飛行機に搭乗して獲得したマイルを効率よくマイレージに貯めて、無駄なく特典に交換するためには、適切なマイレージ選びが重要だ。
アエロフロート航空のフライトマイルは、同社のマイレージ「アエロフロートボーナス」はもちろん、提携関係にあるスカイチーム加盟会社のマイレージに貯めることもできる。
それを踏まえたうえで、アエロフロート航空のマイルを貯めるなら、下記のようにマイレージを選択するとよいだろう。
- アエロフロート航空の利用や、ロシア国内への渡航が多い人はアエロフロートボーナス
- 上記以外の人は、スカイチーム加盟会社のマイレージ
それぞれのマイレージを選択する理由をこれから説明していく。
高い積算率でマイルが量産できるアエロフロートボーナス
アエロフロート航空は、独自のマイレージプログラム「 アエロフロートボーナス」を運営している。自社便の積算率は比較的高めで、ビジネスクラスで最大250%、エコノミーで最大200%に設定されている。
会員ステータスとして、シルバーレベル、ゴールドレベルの2段階が設定されており、上級会員になれば便利で快適なサービスを利用できるほか、更なるボーナスマイルが加算される。アエロフロート航空を利用すればするほど、お得にマイルが貯まる。
貯めたマイルは、アエロフロート航空やスカイチーム加盟エアラインの特典航空券に交換することができる 。
ただし、アエロフロートボーナスと提携したクレジットカードは国内では発行されておらず、日本在住の人にとっては貯めやすいマイレージとは言いにくい。ロシア国内へ頻繁に渡航する人以外は、次項から説明する他のマイレージを検討してみるのがよいだろう。
スカイチームに所属する航空会社から最適のマイレージを選ぶ
アエロフロート航空は世界有数の航空連合、「スカイチーム」に所属しているので、同社のフライトマイルは、スカイチーム加盟航空会社のマイレージに貯めることできる。
スカイチームには、アエロフロート含め19社が加盟しているが、マイルの貯めやすさ、特典(航空券)の利用のしやすさを考えると、選択すべきマイレージは限られてくる。
指標として、1)日本国内のカード利用で、マイルが貯まるクレジットカードがある、2)日本への路線を含む、充実した就航ネットワークを持っている、の2点を満たすマイレージを3つピックアップした。エールフランス(フランス)&KLMオランダ航空(オランダ)の「フライング・ブルー」と、デルタ航空(アメリカ)の「スカイマイル」、大韓航空(韓国)の「スカイパス」だ。
欧州への渡航が多い人は、エールフランス&KLMオランダのフライングブルー
「フライングブルー」は、欧州トップのエアライン、エールフランスと、同じくメガキャリアのKLMオランダ航空が運営している。ケニア航空(ケニア)、エア・ヨーロッパ航空(スペイン)、タロム航空(ルーマニア)も同マイレージを採用してるため、欧州内の渡航でフライングブルーが貯まりやすい。
アエロフロート航空のフライトマイルは、「フライングブルー」に貯めることができる。
フライングブルーでマイルを貯めると、上級会員に昇格できる。上級会員になれば、ボーナスマイルが搭乗毎に加算されるため、さらなるマイルの量産が可能になる。
貯めたマイルを特典航空券に交換するときも、メジャーな路線からマイナーな路線まで利用しやすいはずだ。
フライグブルー提携カードが日本国内でも発行されており、通常のショッピングでも100円ごとに1マイル貯まる。おすすめは、「フライング・ブルーJCBカード(一般カード)」だ。
北中米への渡航が多い人はデルタ航空のスカイマイル
デルタ航空は、世界有数の就航ネットワークを有するメガキャリアで、アメリカ国内で複数の空港を拠点に、北中米、南米、欧州の主要都市に多く就航している。アジア路線は、成田空港がハブ空港として利用されている。
アエロフロート航空のフライトマイルは、スカイチームに所属するデルタ航空の「スカイマイル」に貯めることができる。ちなみに、デルタ航空は独自に、日本の航空会社スカイマークと提携しているので、貯まったマイルは日本国内の特典航空券に交換できるのでうれしい。
スカイマイルが貯まるクレジットカードが日本でも発行されている。日常のカード利用でお得にマイル貯めて、デルタ航空の巨大なネットワークを有効に利用するのもよし、オンラインのマーケットプレイスに行って、マイルを通貨のように利用するもよし、だ。
クレ達一押しのカードは100円で1マイル貯まる&マイル有効期限なしの「デルタ スカイマイルAMEXカード」だ。
アジアへの渡航が多い人は大韓航空のスカイパス
大韓航空は、インチョン国際空港を拠点に、世界の各都市に就航ネットワークを持っている。特にアジア路線が充実している点、北は札幌から南は鹿児島まで、日本の地方都市にも多く就航している点、から日本人にとって馴染み深いエアラインの1つだ。
アエロフロート航空のフライトマイルは、同じスカイチームに所属する大韓航空の「スカイパス」に貯めることができる。
スカイパス提携の「SKYPASS JCBカード」を利用すれば、カード利用100円で1マイル貯まり、電子マネーQUICPay利用でもマイルが貯まるので効率的だ。マイルを貯めて、アジアや、世界の都市へ旅行にでかけよう。
おすすめ フライング・ブルーJCBカード(一般カード)
カード利用100円ごとに1マイル貯まるほか、エールフランス航空や、KLMオランダ航空、その他提携会社利用でもマイルが貯まる。海外旅行保険は最大3,000万円補償。自動付帯なので面倒な手続きもなく、旅行先でも安心だ。
おすすめ デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
入会ボーナスで5,000マイル、入会後半年以内のデルタ航空利用で10,000または25,000マイルのボーナスマイルがもらえる。カード利用では100円ごとに1マイル貯まるので、日常生活でもマイルが貯まりやすい。