エア・カナダでマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2015年11月18日
カナダ最大のエアラインとしてトロントを拠点に、アジア、ヨーロッパ、北中米、南米の主要都市に広く就航。成田からバンクーバー、トロント、カルガリーへ直行便がある。エア・カナダでお得にマイルを貯めるなら、同社のアエロプランかANAマイレージに入会しよう。提携クレジットカード利用で、さらにマイル貯まる。この記事ではマイレージの特徴や、お得なカードが紹介していく。
- カナダやアメリカの各都市へ渡航が多い人
- トロント経由で南米や欧州へ渡航が多い人
- アエロプランやANAマイレージを貯めている人
スターアライアンス加盟、成田とカナダ3都市をノンストップで結ぶエアライン
エア・カナダは、トロントを最大ハブ空港、モントリオール、バンクーバーを焦点空港とし、北米に非常に多くの路線を展開している。その他にもアジア、ヨーロッパの主要都市線も運行しており、カリブ海方面、南米の渡航にも利用できる。成田国際空港から、バンクーバー、トロント、カルガリー行き直行便が1日1本ずつ運行されているので利用しやすい。
エアカナダは、現在約30社が加盟する世界最大のアライアンス、スターアライアンスの設立メンバーでもある。そのため同アライアンスに加盟するANA(全日空)のマイレージと、エアカナダのマイレージには互換性があり、便利だ。
エア・カナダでフライマイルをお得に貯めて、お得に利用するために
エア・カナダで獲得したフライトマイル有効に利用するためには、まずは自分に合ったマイレージを選ぶところからはじめよう。最初に言ってしまうと、
- エア・カナダを利用する頻度が高いなら、アエロプラン
- エア・カナダを利用する機会がそれほどないなら、ANAマイレージ
このように選んでみることをおすすめする。アエロプランとは、エア・カナダが運営するマイレージプログラムのことだ。その理由について、説明していこう。
アエロプランはホテル、レンタカー、パッケージツアーでマイルが貯まる&使える
エア・カナダは、マイレージプログラム「アエロプラン(Aeroplan) 」を運営している。このマイレージはエア・カナダ以外にもスターアライアンス航空会社はじめ、多くの提携企業を利用することでもマイルが貯まる。一方、同社が運営するもう一つのマイレージ、「Altitude(アルティテュード) 」は、同社の優良顧客向けに特化して運営されているマイレージで、エアカナダ、カナダエクスプレスを利用した場合のみマイルが獲得できる。
エア・カナダに搭乗して獲得できるアエロプランマイルズ(Aeroplan Miles)の積算率はさほど高くないが、同時に獲得できるAQS(Altitude Qualifying Miles)を貯めれば、会員ステータスが上がる。ステータスが上級になるほど、AQSの積算率も上がり、次のステータスに昇格しやすい、あるいは維持しやすい。
アエロプランは、提携企業の数が非常に多く、巨大だ。スターアライアンスをはじめとする航空会社、ホテル、レンタカー、パッケージツアーを利用してもマイルが貯まり、それらサービスをマイルを使うことでお得に利用することもできる。渡航先でプランがより充実したものになるだろう。
日本国内での買い物でもお得にマイルが貯まるカードが発行されている。エアカナダを利用する機会が多く、よりお得に利用したい人は検討してみるとよいだろう。
100円で1マイル貯まるSPGアメックスカード、20,000Pごとのボーナスが熱い
「スターウッド プリファード ゲストアメックスカード」はカード利用100円ごとに1マイル貯まる、お得カードだ。アエロプランを貯めたい人は是非検討してみてほしい。
このカードの魅力は、カード利用で貯めたMarriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)(旧名スターポイント)を、マイレージに移行する際に、20,000ポイントごとに5,000ポイントが自動的に加算される点だ。またエア・カナダとは別に、マリオット ボンヴォイゴールドエリート会員資格が付与されるので、対象のホテルやリゾートでさらにお得にポイントが貯まる。入会ボーナスとして10,000ポイント付与される点も魅力だ。
日本国内でマイルと貯める機会と使える機会が豊富なANAマイレージ
エアカナダは、スターアライアンス立ち上げメンバーでもあり、現在も同アライアンスに加盟している。日本を代表するエアライン、ANAもスターアライアンスに加盟している。ANAマイラーなら、エアカナダのフライトマイルもANAマイレージに貯めてしまおう。
普段の生活でも何かと目にする機会の多いANAマイレージ、貯める方法はフライトマイル以外にも数多く存在する。「仕事で」「家族のことで」、といった理由で頻繁にカナダに渡航する人以外は、ANAマイレージ1本に絞り込んで利用することをおすすめする。
ANAマイレージのマイルはとにかく交換できる特典が豊富で、特典航空券やアップグレード特典との交換はもちろん、ショッピングサイトでマイルを通貨のように使うこともできる。また、Tポイントや楽天スーパーポイント、ヤマダポイント、メトロポイントといった他の有力なポイントプログラムのポイントにも交換できる。特典の詳細は「ANA(全日空)でマイルがお得に貯まるカード」でも紹介しているので、参照してほしい。
ANAマイレージがお得な点はわかっていただけただろうか。ここからはANAマイレージでお得にマイルが貯まるカードを紹介していく。
Suicaでマイルがお得に貯まる!ANA VISA Suicaカード
ANAマイルが貯まるANAカードの中でも、Suicaチャージでマイルが貯まるANA VISA Suicaカードがおすすめだ。
Suicaへのチャージは、駅にある 「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)にカードを挿入するだけだ。チャージだけでなくオートチャージの設定もでき、残高が不足する度にチャージされるので便利になる。
モバイルSuicaの年会費が無料になる特典もあり、同じようにマイルが貯まる。ビューアルッテがない地域ならモバイルSuicaを使うと良いだろう。
また、マイ・ペイすリボに登録&年1回以上の利用があれば年会費が826円(税込)になる特典もある。
※2021年2月以降の年会費から、「年1回以上のカード利用」→「年1回以上のリボ払い手数料支払い」に条件が変更。
マイルが貯まりやすい上に年会費の面でも優れているANAカードだ。
年会費無料でANAマイルが貯まる!ANAカード(学生用)VISA/Master
最後に学生におすすめなANAカードのANAカード(学生用)VISA/Masterを紹介しよう。
このカードは、入会・継続、ANA搭乗毎のボーナスマイルは一般カードと同等で、年会費無料のカードだ。残念ながら入会資格は18歳以上の学生のみに限られるので、社会人は入会できない。
また、スカイメイト運賃割引でも100%の積算率が維持で、卒業後の一般カードへの切り替えでも、ボーナス2,000マイルが付与される特典もある。
名称 | エア・カナダ | ||
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公式サイト | http://www.aircanada.com/jp/ | ||
航空会社コード | AC | ||
国・地域 | カナダ | ||
ハブ空港 | トロント・ピアソン国際空港 | ||
設立年月日 | 1936年4月11日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田【アジア】ソウル、北京、上海【ヨーロッパ】コペンハーゲン、フランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ、ブリュッセル、ロンドン【北中米】トロント、モントリオール、バンクーバー、デンバー、ワシントン、フェニックス、サンディエゴ【南米】ボゴタ、サンパウロ、ブエノスアイレス | ||
マイレージ プログラム |
名称 | アエロプラン | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 座席なし | |
ビジネス | 150% | ||
エコノミー | 25%~125% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スターアライアンス 規模で第1位。世界195カ国、1,300以上の都市に就航。北中米、ヨーロッパ、アフリカ路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 会員間での譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年11月08日時点の情報