中国国際航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2015年11月19日
中国民航の分割化に伴い1988年に設立された。北京首都国際空港を拠点に世界の主要都市に就航する中国のナショナル・フラッグキャリアで、中国国旗を掲げることを許された唯一の民間航空会社でもある。2007年スターアライアンス加盟。ブランド力や顧客満足度、サービスの評価が高く、受賞歴も多い。
- 中国や北京経由で世界の主要都市へ渡航が多い人
- ANAマイレージクラブを貯めている人
- Phoenix Milesを貯めている人
中国国際航空のフライトマイルを貯める
中国国際航空(エアチャイナ)は、を拠点とする中国のナショナル・フラッグキャリアだ。新型機による安全性と高品質サービスで利用者の人気を集め路線網を拡大してきた。
北京首都国際空港をハブとして、アジア、ヨーロッパ、北米などの主要都市へ就航している一方、成田、羽田、中部、関西、札幌、仙台、広島、福岡、沖縄にも就航しているので、地方在住者にとっても利用しやすいエアラインだ。
スターアライアンスに加盟しているほか、キャセイパシフィック航空、ヴァージンアトランティック航空とも提携しており、貯めたフライトマイルを他のエアラインで利用しやすい点は魅力的だ。
中国国際航空に搭乗して、Phoenix Milesにマイルを貯める
中国国際航空(エアチャイナ)のマイレージプログラム「Phoenix Miles」に入会することで、同社のフライトマイル貯めることができる。入会金無料で公式ページのフェニックスマイルへのご入会から入会可能だ。
中国国際航空の予約クラスは、ファーストクラス、ビジネスクラス、スーパーエコノミークラス、エコノミークラス、その他に別れていて、それぞれのフライトで加算されるマイルが違う。詳細は、公式ページのマイルを貯める(英語)を確認しておこう。
Phoenix Milesには、会員にグレードが設けられている。「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の3種類がそうだ。中国国際航空、およびスターアライアンス加盟航空会社、その他航空会社の運航便に搭乗し、フライトマイルや、搭乗回数が一定の基準に達するとグレードが上がる。詳細は公式ページのElite Benefits > Qualification(英語)に記載がある。
会員カードのグレードによって、ボーナスマイレージ、予約、チェックイン、空港VIPラウンジ、優先搭乗、超過手荷物無料サービスなどの特典が利用できる。
スターアライアンス加盟航空会社以外に提携しているエアラインは、キャセイパシフィック航空、香港ドラゴン航空、チベット航空、ヴァージンアトランティック航空、山東航空、ユニー航空、大連航空、マカオ航空が名を連ねる。
Phoenix Miles会員として、スターアライアンス加盟航空会社を利用する場合、プラチナ会員、ゴールド会員はスターアライアンス・ゴールド会員と見なされ、シルバー会員はスターアライアンス・シルバー会員と見なされる。予約や空港にて優待を楽しめる。
Phoenix Milesの会員特典と、スターアライアンスの特典の詳細は、 Elite Benefits > PhoenixMiles Platinum Membersを確認してほしい。
中国国際航空に搭乗して、提携航空会社のマイレージにマイルを貯める
中国国際航空(エアチャイナ)のフライトマイルはスターアライアンス加盟航空会社のマイレージプログラムで貯めることが可能だ。
スターアライアンスには、ANA(全日空)をはじめ、ユナイテッド航空、シンガポール航空、アシアナ航空、ルフトハンザドイツ航空、タイ国際航空、南アフリカ航空など世界各地のメジャーなフラグシップが加盟している。よく利用する航空会社があれば、そちらのプログラムにフライトマイルを貯めるのが良いだろう。
日本人にとって馴染み深いANAマイレージクラブに貯められるのは嬉しい。積算率は予約クラスによって異なるので、詳細はANA公式ページの中国国際航空で確認しておこう。
提携航空会社のフライトマイルをPhoenix Milesに貯める
提携航空会社に搭乗して、マイルをPhoenix Milesに貯める
中国国際航空のフライトマイルを、提携航空会社のマイレージに貯めることができるように、提携航空会社のフライトマイルを中国国際航空のマイレージに貯めることが可能だ。
各航空会社を利用した場合のフライトマイルの積算率は、Flight AccrualのStar Alliance とOther Partner(英語)のページで確認しておこう。
貯めた「Phoenix Miles」のマイルを利用する
中国国際航空(エアチャイナ)の特典
Phoenix Milesで貯めたマイルは、中国国際航空の特典航空券や、予約クラスのアップグレードに利用することができる。中国国際航空はゾーン制を採用していて、世界の各都市はいくつかのゾーンに分割されており、AからLまでのアルファベットで識別されている。中国本土は更に5つの区画に分割されており、その距離によってA1-A5に区分けされている。
片道、あるいは往復で必要なマイレージはAward Ticke on Air China(英語)を確認すると良いだろう。
提携航空会社の特典
貯めたマイルはスターアライアンス加盟航空会社の航空券と交換することができる。加盟航空会社数、年間搭乗数で最大を誇るスターアライアンスの加盟エアラインに搭乗して、1,300を超える都市に旅立とう。
貯めた「提携航空会社のマイレージ」のマイルを利用する
提携航空会社のマイレージて貯めたマイルを、中国国際航空の特典航空券と交換することもできる。スターアライアンス加盟航空の中で贔屓にしているマイレージプログラムがあれば、そのエアライアンの公式ページで必要マイル数や条件等確認しておこう。
日本ではANA(全日空)が加盟しているので、ANAマイレージクラブで貯めたマイルを中国国際航空の特典航空券に交換できる。中国旅行や北京経由で世界旅行に出かけたいひとは、ANA公式ページのマイルを使うで、旅程の距離、予約クラスからどれくらいのマイル数が必要かを確認しておこう。
中国国際航空でマイレージを有効に活用する!まとめ
クレ達の一押しは王道「ANAカード」
これまで中国国際航空(エアチャイナ)の魅力や効率的なマイレージの貯め方・使い方を見てきたが、総合的に判断すると、ANAカードでANAマイルを貯めたり利用することを最もおすすめしたい。
その理由は、1 )提携しているANAカードなら中国国際航空のフライトマイルが加算される、2 )日本国内でのショッピングでもお得にマイルが貯めることができる、3 )電子マネーの利用でマイルの取りこぼしがない、の3つだ。日常生活のショッピングでとりこぼしなくマイルを貯めることができるのは魅力的だ。
ANAカードには多くの種類が存在し、それらについてはおすすめのANAカードを徹底比較でまとめて紹介しているので参考にしてほしい。
比較するのがめんどうという方のために、この記事ではANAカードの中でも特におすすめなANA VISA Suicaカードについて紹介しておこう。
ANA VISA SuicaカードはSuicaとANAカードが合体したもので、Suicaへのチャージ1,000円毎に10ANAマイルが貯まる。貯めたマイルはもちろん中国国際航空の特典航空券と交換できる。
また、「マイ・ペイすリボの登録と年1回以上の利用」で、翌年度の年会費が826円(税込)になる特典もある。他のANAカードよりもマイルを貯めやすく、維持費も安いのがこのカードをおすすめする理由だ。
※2021年2月以降の年会費から、「年1回以上のカード利用」→「年1回以上のリボ払い手数料支払い」に条件が変更。
名称 | 中国国際航空 | ||
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公式サイト | http://www.airchina.jp/ | ||
航空会社コード | CA | ||
国・地域 | 中華人民共和国 | ||
ハブ空港 | 北京首都国際空港 | ||
設立年月日 | 1988年7月1日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田、羽田、関西、札幌、広島、福岡【アジア】北京、ソウル、上海、バンコク、シンガポール【ヨーロッパ】ストックホルム、フランクフルト、ロンドン、パリ【北中米】ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ【オセアニア】シドニー | ||
マイレージ プログラム |
名称 | Phoenix MIles | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 200% | |
ビジネス | 150% | ||
エコノミー | 0〜110% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スターアライアンス 規模で第1位。世界195カ国、1,300以上の都市に就航。北中米、ヨーロッパ、アフリカ路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 不可 | ||
マイレージの譲渡 | 事前登録で対象者に特典の譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年10月22日時点の情報