アリタリア航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2015年07月17日
1947年に設立されたイタリアを代表するエアライン。国内22都市、海外はヨーロッパ、アジア、アフリカ、北アメリカ、南アメリカの57都市、合計79都市に路線を展開している。「アリ」はイタリア語で「翼」。ローマ、ミラノへのノンストップ便を運航。スカイチームには2001年加盟。
名称 | アリタリア-イタリア航空 | ||
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公式サイト | http://www.alitalia.com/jp_ja/ | ||
航空会社コード | AZ | ||
国・地域 | イタリア共和国 | ||
ハブ空港 | ローマ・フィウミチーノ空港 | ||
設立年月日 | 1946年9月16日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田【アジア】北京【ヨーロッパ】モスクワ、ブカレスト、ロンドン、アムステルダム、パリ、マドリード、ミラノ、ローマ、アテネ【北中米】ニューヨーク【南米】サンパウロ、ブエノスアイレス【アフリカ】カイロ | ||
マイレージ プログラム |
名称 | ミッレミリア | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | - | |
ビジネス | 200%〜300% | ||
エコノミー | 50%〜150% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スカイチーム 規模で第2位。世界178カ国、で1,000以上の都市に就航。中華圏を中心としたアジア、ヨーロッパの路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年8月19日時点の情報
- イタリア、ローマ経由でヨーロッパへの渡航が多い人
- ミッレリアを貯めたい人、スカイチームを利用する人
アリタリア-イタリア航空でフライトマイルを貯める
アリタリア-イタリア航空は、日本人観光客に人気のローマ、ミラノへのノンストップ便を運航している。イタリア国内の路線が非常に充実している他、ローマ、ミラノを拠点としたヨーロッパの主要都市への路線も充実している。
アリタリア-イタリア航空のマイレージプログラム「ミッレリア」に入会する
アリタリア-イタリア航空のマイレージプログラム「ミッレリア」に入会することで、同社のフライトマイルを貯めることができる。入会金・年会費は無料で公式ページのミッレリアクラブ入会から入会可能だ。
facebook、twitter、Google、Linkedinなどソーシャルネットワークを利用して入会できるのが新しい。
フライト距離に搭乗クラスをかけて算出される、「クワリファイリングマイル」を獲得し条件を満たすと会員ステータスが昇格する。会員ステータスには下位から「クラブ ウリッセ」「クラブ フレッチャ アラータ」「クラブ フレッチャ アラータ プラス」「フレッチャ アラータ プラス ペルセンプレ」があり、VIPラウンジ、キャンセル待ちの優遇制度、無料受託手荷物のサービスや提携会社の優遇制度などの優遇制度が用意されている。詳細は、ミッレリアのVIP会員を参考にしてほしい。
提携する航空会社のマイレージプログラムに入会する
アリタリア-イタリア航空のスカイマイルのマイルは、エアワン航空およびスカイチーム加盟航空会社のマイレージプログラムで貯めることが可能だ。スカイチームには、デルタ航空(アメリカ)、アエロメヒコ航空 (メキシコ)、エールフランス航空 (フランス)、中国南方航空 (中華人民共和国)、KLMオランダ航空(オランダ)、アエロフロート・ロシア航空 (ロシア)、大韓航空(韓国)、チャイナ エアライン (中華民国)など世界各地のメジャーなフラグシップが加盟している。よく利用する航空会社があれば、そちらのプログラムにフライトマイルを貯めるのが良いだろう。
またスカイチーム加盟航空会社以外にも、ジェットエアウェイズ (インド)、マレーシア航空(マレーシア)、エティハド航空(アラブ首長国連邦)、カンタス航空(オーストラリア)なども提携していて、フライトマイルを貯めることができる。航空会社によって積算率が違うので、公式サイトのミッレリア提携航空会社で、提携航空会社利用でのマイル積算率を参考にしてほしい。
貯めたマイルをアリタリア-イタリア航空で利用する
ミッレリアの場合
ミッレリアで貯めたマイルでを利用して、アリタリア-イタリア航空はもちろん、スカイチーム加盟航空会社、およびその他提携会社(ジェットエアウェイズ、マレーシア航空、エティハド航空、カンタス航空、エアワン航空)が運航する特典航空券が取得できる。
特典航空券には、「スタンダード」、「セミフレックス」、「フレックス」「スーパーフレックス」の種類がある。それぞれ交換対象となる搭乗(予約)クラス、予約可能座席数、最小交換マイル数、特典などが違う。マイルを多く使えば、グレードの高い特典航空券をオプション付きで楽に手に入れることができる訳だ。詳細は、アリタリア-イタリア航空の特典航空券についてを確認してほしい。
またアリタリア-イタリア航空の搭乗クラスには、「クラシカ プラス(プレミアムエコノミー)」、「オッティマ(短・中距離ビジネスクラス)」、「マニフィカ(長距離ビジネスクラス)」が用意されており、航空券の搭乗(予約クラス)が対象であればそれぞれのクラスにアップグレードすることができる。
ミッレリアで獲得したマイルは、「チャリティープログラム」に寄付することもできる。東日本大震災からの復興に向けて活動しているNPO方針NADIAと協力して、「東北のサッカーキッズの夢の実現に向けて」という企画がスタートしている。詳細はCHARITY PROGRAMに記載されている。
ミッレリアがあと少しだけ足りない!そんなときは。
カード利用でミッレリアが貯まるカードが各社から発行されている。Alitalia/JCBカード(一般カード)、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、ダイナースクラブカードなどがそうだ。
フライト利用時のはもちろん、通常のショッピングや食事で利用してもマイルが貯まる。マイルの失効期限が近づいているけど、あと少しだけマイルが足りない、そんなときに利用することができる。
提携マイレージの場合
アリタリア-イタリア航空はスカイチームに所属しているので、日本人にとって馴染み深いANAマイレージクラブやJALマイレージバンクのマイルを利用することはできない。ただしスカイチームにも魅力的な航空サービス、マイレージプログラムを提供している航空会社が沢山存在する。
もしひいきにしているエアラインがスカイチームに所属しているのであれば、その航空会社のマイレージで貯めたマイルをアリタリア航空で利用してみるのもよいだろう。
アリタリア-イタリア航空でミッレリアを有効に活用する!まとめ
コスパ重視の陸マイラーには「Alitalia/JCBカード」がお得
もしフライトをあまり利用せずに、日常のショッピングでマイルを貯めるなら、Alitalia JCBカードがお得だ。年会費も比較的安く、マイル付与レートもまずまずだ。貯まったマイルでイタリアへ渡航する場合は、現地の提携パートナーであるホテル、レンタカーも上手く利用してマイルを効率的に貯めよう。
国際線のヘビーユーザーは「ダイナースクラブカード」がお得
スカイチーム以外の航空会社、ビジネスクラスなど高額シートを利用する特定層は、ダイナーズクラブカードが非常に魅力的だ。理由は、1 )アライアンスの垣根を超えて色々なマイルと交換できる、2 )世界中のレストランやホテル、空港での優待サービス特典がある、だ。
ダイナーズクラブカードで効率的にマイルを貯めながら、世界中のレストラン、ホテルの優待を受けたり、400以上の空港ラウンジを利用することでより満足度の高い旅を満喫できるだろう。
チケット購入で真価を発揮する最強サブカード、スカイトラベラー
国内線、国際線問わずチケットを頻繁に購入する人におすすめしたいカード、それがアメックス・スカイ・トラベラー・カードだ。クレ達がおすすめしたい理由は、1 )アライアンスの垣根を超えて色々なマイルと交換できる、2 )航空券購入でポイントが3倍付与の特典がある、だ。特にこのポイント3倍が熱い。その他、カード入会・継続、初フライト搭乗でボーナスマイルがまとめて付与されるのも魅力だ。
上記で紹介したAlitalia JCBカードやダイナースクラブカードのサブカードとして利用すると効率的にマイルを貯めることができるだろう。
おすすめ Alitalia/JCBカード(一般カード)
搭乗時にもらえるフライトマイルの他に、クレジットカードの利用ごとにマイルが貯まる。100円ごとに1マイル加算なので、少額の買い物でもマイルの取りこぼしが少ない。提携パートナーである航空会社、ホテル、レンタカー利用でもマイルが貯まるので現地でも活躍するだろう。
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
クレ達一押しカード。提携先航空会社の1つ、エールフランス航空からチケット直接購入でポイントが3倍(100円で3ポイント)貯まる。しかも、ポイントには有効期限がない。イタリア国内や、ローマ経由でヨーロッパへ渡航するならこのカードで決まりだ。カード入会・継続、初回搭乗ボーナスもあるので初速もいい。