アビアンカ航空でマイレージが貯まるおすすめカードを徹底調査＆解説 ～ クレジットカードの達人

アビアンカ航空は、コロンビアの首都ボゴタと、エルサルバドルの首都サンサルバドルを拠点に北中米から南米まで厚い就航ネットワークを展開している。TACA航空との経営統合後、アビアンカ-タカ航空として運営していたが、このほどブランド名がアビアンカ航空に統一された。

スターアライアンスに加盟するアビアンカ航空のマイレージは、同じく加盟するANA（全日空）のマイレージと互換性がある。アビアンカ航空のフライトマイルはANAマイレージで貯めたり、貯めたANAマイルをアビアンカ航空の特典航空券に交換することが可能だ。

フライトマイルを無駄にしないためには、適切なマイレージを選択することが重要だ。マイルを貯める、利用する、その両方が自分の行動パターンと重なるかを考えてみるとよいだろう。結論を最初に言ってしまうと、

• アビアンカ航空を利用する頻度が高いなら、LifeMiles
• アビアンカ航空を利用する機会がそれほどないなら、ANAマイレージ

このようにマイレージを選択することをおすすめする。LifeMilesとは、アビアンカ航空が採用するマイレージのことだ。上記の理由と、その上でお得にマイルが貯まるカードをこれから見ていこう。

アビアンカ航空は、「LifeMiles（ライフマイルズ）」を運営している。エコノミークラスは積算率が最大200%、ビジネスクラスでは最大250%と、積算率は比較的高い。　

また、会員ステータスとして、シルバー、ゴールド、ダイヤモンドの3段階が用意されており、マイルを貯めてステータスを上げれば、さらにボーナスマイルが加算される。アビアンカ航空を利用すれば利用するほど、マイルを量産することができる。

また、海外の有力ホテル、レンタカーを利用することでもマイルが貯まる。

ただし残念ながら、日本国内では提携クレジットカードが発行されておらず、普段の生活でマイルが貯めやすいとは言えない。アメリカ大陸でのフライトを利用する機会が多くないなら、日本国内のカード利用でマイルが貯まるANAマイレージがおすすめだ。

アビアンカ航空は、ANA（全日空）も加盟する世界最大の航空連合、スターアライアンスに2012年に加盟した。それまでは、マイルの獲得手段も利用手段も少なかったマイレージが、加盟後、他のスターアライアンス加盟のマイレージとの互換性が生まれたため、一気に利用しやすくなった。

日本のエアラインとしては、ANAが同アライアンスに加盟しているので、アビアンカ航空のフライトマイルはANAマイレージに貯めておくことができる。

日本人にとっておなじみのANAマイレージ、ご存知のとおりその貯め方も使い方も豊富で便利だ。前述のとおり、アビアンカ航空を頻繁に利用するという人以外は、同社のフライトマイルもANAマイレージに貯めて、マイルが分散しないように管理することをおすすめする。

ANAマイレージは、特典航空券やアップグレード特典との交換はもちろん、Tポイントや楽天スーパーポイント、Suicaチャージ、メトロポイントに交換したり、ショッピングサイトでマイルを通貨として利用することができる。特典の詳細は「ANA（全日空）でマイルがお得に貯まるカード」でも紹介しているので、参照してほしい。

ここからは、ANAマイレージにもっともお得にマイルを貯められるカードを紹介していく。

ANAマイルを貯めるならANA VISA Suicaカードを使うのがおすすめだ。

このカードならSuicaにチャージすると1,000円につき10マイルが貯まる。オートチャージ設定もできるので、電車を利用するだけで意識せずにマイルが貯められる。

年会費は2,200円（税込）で、マイ・ペイすリボの登録＆利用で翌年度の年会費が826円（税込）になる。

※2021年2月以降の年会費から、「年1回以上のカード利用」→「年1回以上のリボ払い手数料支払い」に条件が変更。

また、ANAカード共通の特典として、入会時・毎年の継続時には1,000マイルがもらえる。また、ANA便搭乗時には基本マイルが10%増加する。

• ANA VISA Suicaカード公式サイト

学生におすすめしたいのが、在学中は年会費が無料になるANAカード（学生用）VISA/Masterだ。

カードスペックは一般のANAカードと同等で、決して劣っていない。それどころかスカイメイト割引でも積算率は100%、卒業後に一般カードに切り替えると2,000マイルプレゼントなど、かなり優遇されている。

学生特権をフルに利用するなら、入会は今だ。

• ANAカード（学生用）VISA/Master公式サイト