中国東方航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2017年04月01日
中国三大航空会社の1つ。上海を中心に日本、韓国、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアに就航している。2002年に中国に西北航空を買収し、多くの日本路線を引き継いだため、現在でも国内地方の就航路線は多い。2009年に上海航空を傘下に収めさらにネットワークを拡大。機齢の若い最新の航空機を多く保有。2011年にスカイチーム加盟。
名称 | 中国東方航空 | ||
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公式サイト | http://www.chinaeastern-air.co.jp/ | ||
航空会社コード | MU | ||
国・地域 | 中国人民共和国 | ||
ハブ空港 | 上海浦東国際空港、上海虹橋国際空港 | ||
設立年月日 | 1988年6月25日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田【アジア】北京、上海、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、デリー【ヨーロッパ】モスクワ、ローマ、パリ【北中米】ニューヨーク、ロサンゼルス【オセアニア】シドニー、メルボルン | ||
マイレージ プログラム |
名称 | イースタンマイルズ | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 125%〜200% | |
ビジネス | 125%〜150% | ||
エコノミー | 0%〜100% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スカイチーム 規模で第2位。世界178カ国、で1,000以上の都市に就航。中華圏を中心としたアジア、ヨーロッパの路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 特典の譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年9月17日時点の情報
- 地方から上海への渡航が多い人
- 上海経由で、世界の主要都市への渡航が多い人
- イースタンマイルズを貯めたり、スカイチームを利用する人
中国東方航空でフライトマイルを貯める
中国東方航空は、上海を拠点に、日本、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアと世界の主要都市への長距離路線を展開している。日本発着の路線数は多く、東京はもちろん、名古屋、大阪、福岡、静岡、新潟、小松、岡山、広島、松山、長崎、鹿児島、沖縄と地方在住でも非常に利用しやすいエアラインだ。
中国東方航空の「イースタンマイルズ」に入会する
中国東方航空のマイレージプログラム「イースタンマイルズ」に入会することで、同社のフライトマイルをポイントして貯めることができる。入会金・年会費は無料で公式ページのイースタンマイルズの入会から入会可能だ。
イースタンマイルズで加算されるポイント3種類を簡単に紹介しておこう。
アップグレードポイント:中国東方航空やスカイチームの対象便に搭乗することで積算される。各種キャンペーンで配布されるポイントは対象外だ。ポイント数によってVIP会員のステータスが決まる。
消費ポイント:中国東方航空や提携航空会社の対象便に搭乗するか、航空会社以外の提携パートナーの商品・サービスを購入すると積算される。キャンペーンで獲得できるポイントも含まれる。各種の特典と交換することが可能だ。有効期限は、ポイント加算日より3年目の12月31日まで。
特別ポイント:入会後、各種イベントに参加すると獲得できる。獲得方法と使用制限は各イベントごとに異なる。
一定のアップグレードポイント貯める、あるいは条件を満たすと、シルバー会員、ゴールド会員に昇格できる。各条条件の詳細については、イースタンマイルズのエリート会員のページを参考にしてほしい。シルバー会員は標準マイルの15%、ゴールド会員は標準マイルの30%と、フライトマイルにボーナスが付与されるので、中国東方航空を良く利用する人は昇格を目指したほうがお得だ。
ゴールド会員には、座席補償、優先キャンセル待ち、優先スタンバイ、優先搭乗手続き、無料超過受託荷物、ラウンジ利用、荷物優先取り扱い、ボーナスマイルといった特典がある。
ちなみにスカイチームに所属する航空会社を利用してもマイルは貯まる。その他提携している、JAL(日本航空)、キャセイパシフィック航空、カンタス航空の一部対象フライト、あるいは中国東方航空が運航する一部航空会社とのコードシェア便を利用した場合にも、消費ポイントのみ積算される。
提携する航空会社のマイレージプログラムに入会する
中国東方航空のイースタンマイルズのフライトマイルは、スカイチーム加盟航空会社のマイレージプログラムで貯めることが可能だ。スカイチームには、デルタ航空(アメリカ)、エールフランス航空(フランス)、アエロメヒコ航空 (メキシコ)、アリタリア-イタリア航空 (イタリア)、KLMオランダ航空(オランダ)、アエロフロート・ロシア航空 (ロシア)、チャイナ エアライン (中華民国)など世界各地のメジャーなフラグシップが加盟している。よく利用する航空会社があれば、そちらのプログラムにフライトマイルを貯めるのが良いだろう。
各航空会社によって積算されるマイルが異なるので、詳細はフライトポイントを貯めるで各社の積算率を確認してほしい。
中国東方航空はJAL(日本航空)と提携しており、中国東方航空のフライトマイルをJALマイレージバンクに貯めることが可能だ。フライトの積算率は、JAL公式ページの中国東方航空、フライトマイル積算を参考にしてほしい。
貯めたマイルを中国東方航空で利用する
イースタンマイルズの場合
イースタンマイルズで貯めたポイントを利用して、中国東方航空はもちろん、スカイチーム加盟国であるKLMオランダ航空、エースフランス航空、デルタ航空が運航する特典航空券や、アップグレード特典を利用することが可能だ。各特典に必要なマイルは、イースタンマイルポイント交換のページを参考にしてほしい。
また、貯めたポイントはイースタンマイルズオンラインショップ(中国語)でも利用できるようだ。
提携マイレージの場合
中国東方航空はスカイチームに所属しているので、日本人にとって馴染み深いANAマイレージクラブやJALマイレージバンクのマイルを利用することはできない。ただしスカイチームにも魅力的な航空サービス、マイレージプログラムを提供している航空会社が沢山存在する。
もしひいきにしているエアラインが、スカイチームに所属であれば、その航空会社のマイレージで貯めたマイルを中国東方航空で使ってみもよいだろう。
中国東方航空でイースタンマイルズを有効に活用する!まとめ
クレ達の一押しは王道「JALカード」
これまで中国東方航空の魅力や効率的なマイレージの貯め方・使い方を見てきたが、総合的に判断すると、JALカードでマイルを貯めたり利用することを最もおすすめしたい。その理由は、1 )提携しているJALカードなら中国東方航空のフライトマイルが加算される、2 )日本国内でのショッピングでもお得にマイルが貯めることができる、3 )電子マネーの利用でマイルの取りこぼしがない、の3つだ。日常生活のショッピングでとりこぼしなくマイルを貯めることができるのは魅力的だ。
JALカードの中でクレ達が1番おすすめしたいカードは「JALカード TOKYU POINT ClubQ(VISA/Master)」だ。東急利用でマイルとTOKYUポイントが貯まり、TOKYUポイントは更にマイルに交換できる。他にも、WAONとPASMOを活用することでもマイルが貯まる。WAONはチャージと利用で直接マイルが貯まり、PASMOはチャージでTOKYUポイントが貯まるため、間接的にマイルが貯まる。とにかくマイルが貯まる場面が多い、それが1番おすすめしたい理由だ。
もし、Suicaを日常生活でよく利用しているのであれば、「JALカード Suica(JCB)」がよいだろう。Suica経由でお得にマイルが貯まるからだ。
おすすめ JALカード TOKYU POINT ClubQ(VISA/Master)
とにかくポイントが貯めやすい。東急グループや電子マネーWAON、PASMOをよく利用する人は必見だ。中国東方航空のフライトマイルはJALマイルに交換でき、同様にJALマイルは中国東方航空の特典航空券に交換できる。貯めてヨシ、使ってヨシ。