フィンランド航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2017年04月01日
ヘルシンキを拠点にアジア、欧州、北米等の60都市あまりに路線を展開するフィンランドのフラッグキャリアだ。成田、中部、関空に就航しており、最速の9時間半でヘルシンキに到着する。日本路線には平均1.5年以内の新鋭機エアバス機が導入されている。高い安全性と燃費効率は世界でもトップクラスだ。世界で5番目に長い歴史を誇る。ワンワールド加盟。
名称 | フィンランド航空 | ||
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公式サイト | http://www.finnair.com/JP/ | ||
航空会社コード | AY | ||
国・地域 | フィンランド共和国 | ||
ハブ空港 | ヘルシンキ・ヴァンター国際空港 | ||
設立年月日 | 1923年11月1日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田【アジア】ソウル、北京、香港、バンコク、シンガポール、デリー【ヨーロッパ】モスクワ、ベルリン、デュッセルドルフ、マドリード、ロンドン【北中米】ニューヨーク | ||
マイレージ プログラム |
名称 | フィンエアープラス | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | - | |
ビジネス | 200% | ||
エコノミー | 50%〜150% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
ワンワールド 規模で第3位。世界156カ国、800以上の都市へ就航。南米、オセアニアの路線が非常に充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 家族会員間での譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年8月19日時点の情報
- 北欧を中心としたヨーロッパへの渡航が多い人
- JALマイレージ、フィンエアー・プラスを貯めたい人
フィンランド航空でフライトマイルを貯める
フィンエアーは成田空港と関西空港からはデイリー、中部(セントレア)空港からは週6便で運航している。3都市から週20便を利用できる便利さは、 欧州系エアラインでトップクラスだ。拠点のヘルシンキ・ヴァンター空港はコンパクトな設計が売りで、国際線へのMCTが35~40分と短く、乗り継ぎの移動や混雑のストレスが少ない。日本から最速の9時間半で到着する点、ヨーロッパ主要都市への就航路線が充実している点をあわせて考えると、ヨーロッパに渡航するときの選択肢の一つとして有力だ。ビジネス・エコノミークラス問わず、全席にパソコン用電源、USB電源、衛星電話が完備されている。
フィンランド航空のマイレージプログラム「フィンエアー・プラス」に入会する
フィンエアーのマイレージプログラム「フィンエアー・プラス」に入会することで、同社のフライトマイルをポイントして貯めることができる。入会金・年会費は無料でフィンエアー・プラス入会からいつでも簡単にご入会可能だ。
提携する航空会社のマイレージプログラムに入会する
フィンエアーのマイレージプログラムフィンエアー・プラスは、ワンワールド加盟航空会社のマイレージプログラムで貯めることが可能だ。ワンワールドには、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック航空など、世界各地のメジャーなフラグシップが加盟している。よく利用する航空会社があれば、そちらのプログラムにフライトマイルを貯めるのが良いだろう。
貯めたマイルをフィンランド航空で利用する
フィンエアー・プラスの場合
フィンエアープラスで貯めたポイントを利用して、特典フライトや搭乗クラスのアップグレードに利用することが可能だ。ポイントのみでの利用はもちろん、現金とポイントを組み合わせて利用することもできる。
その他にもフィンエアープラスのポイントは旅行パッケージの購入、パートナーサービスへの参加、製品購入などで利用できる。詳細は、フィンエアープラスショップ(英語)を見てほしい。インテリア、衣類、電子機器、レジャーなどカテゴリごとに魅力的な商品が揃っている。
またフィンエアープラスに入会して、フィンエアーやワンワールド加盟航空会社の定期便を利用するとレベルポイントを獲得できる。このポイントがレベルアップ基準に到達すると、ベーシック、シルバー、ゴールド、プラチナの順で会員レベルが上がる。プラチナ会員では、フライトマイルがボーナスポイントが追加される他、ポイントの無期限化、搭乗クラスのアップクレードなどの特典が盛りだくさんだ。フィンエアープラスポイントを、会員クラスを昇格するためのレベルポイントに変換することもできるので、上位会員クラスの特典を狙っている場合は有効だ。
フィンエアー・プラスがあと少しだけ足りない!そんなときは。
残念ながら日本ではカード利用でフィンエアープラスが貯まるカードが発行されていないが、アメックスカードで貯めたメンバーシップリワードのポイントはフィンエアープラスに移行することが可能だ。フィンランド航空以外の提携会社数も多く、カードによっては航空チケット購入でポイントが3〜5倍も付与される魅力的な特典があり、クレ達一押しのカードブランドである。
また、フィンエアープラスでは、特典ポイントの購入が可能だ。購入した特典ポイントを貯めたポイントに上乗せすることで、豪華な特典をより早く利用できる。フィンエアープラスのポイント購入を参考にしてもらいたい。
提携マイレージの場合
日本人にとって利用頻度の高いマイレージプログラムは、やはり国産のJALマイレージバンクかANAマイレージクラブだろう。フィンランド航空はJALマイレージバンク提携会社の一つなので、JALで貯めたフライトマイル、ショッピングマイル、その他全てのマイルは特典航空券に交換することが可能だ。詳細は、特典航空券の発行に必要なマイル数を参考にしてほしい。
JALマイレージバンクのマイルは「貯める」「使う」の両面で汎用性が非常に高いので、フィンエアーを利用する場合もJALカードを利用するのが最も賢い選択の1つだ。
フィンエアーでマイレージを有効に活用する!まとめ
クレ達の一押しは王道「JALカード」
これまでフィンランド航空の魅力や効率的なマイレージの貯め方・使い方を見てきたが、総合的に判断すると、JALカードでマイルを貯めたり利用することを最もおすすめしたい。その理由は、1)提携しているJALカードならフィンランド航空のフライトマイルが加算される、2)日本国内でのショッピングでもお得にマイルが貯めることができる、3)電子マネーの利用でマイルの取りこぼしがない、の3つだ。日常生活のショッピングでとりこぼしなくマイルを貯めることができるのは魅力的だ。
JALカードの中でクレ達が1番おすすめしたいカードは「JALカード TOKYU POINT ClubQ(VISA/Master)」だ。東急利用でマイルとTOKYUポイントが貯まり、TOKYUポイントは更にマイルに交換できる。その他PASMOやWAONに対応しており、WAONはチャージと利用でマイルが、PASMOはチャージでTOKYUポイントが貯まる。とにかくマイルが貯まる場面が多い、それが1番おすすめしたい理由だ。
もし、Suicaを日常生活でよく利用しているのであれば、「JALカード Suica(JCB)」がよいだろう。Suica経由でお得にマイルが貯まるからだ。
国際線のヘビーユーザーは「アメックスカード」がお得
ワンワールド以外の航空会社、ビジネスクラスなど高額シートを利用する特定層には、アメックススカイトラベラーが非常に魅力的だ。理由は、1)アライアンスの垣根を超えて色々なマイルと交換できる、2)航空券購入でポイントが3倍付与の特典がある、だ。
「獲得マイル数だけ」を考えるなら、JALカードとアメックススカイトラベラー2枚持ちが最強だろう。以下のように使い分けることをクレ達はおすすめする。
- 普段のショッピング→JALカードに貯める
- フィンエアーの航空券はアメックススカイトラベラー(ポイント3倍付与)で購入
- フィンエアーのフライトマイル→JALカードに貯める
ここで紹介したカードの詳細は次のコーナーにまとめてあるので、是非参考にしてほしい。
おすすめ JALカード TOKYU POINT ClubQ(VISA/Master)
とにかくポイントが貯めやすい。東急グループや電子マネーWAON、PASMOをよく利用する人は必見だ。フィンエアーのフライトマイルはJALマイルに交換でき、同様にJALマイルはフィンエアーの特典航空券に交換できる。貯めてヨシ、使ってヨシ。
JALカード Suica(JCB)
Suicaチャージで100円ごとに1マイルが貯まる唯一のJALカード。みどりの窓口、びゅうプラザ、カード発売機、えきねっとなどでJR東日本を利用した場合にもポイントが貯まる。JALカードなのでフィンエアーとの相性もばっちり。