ケニア航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2013年11月15日
ナイロビを拠点にアフリカの主要都市に多く就航。アジア、中東、欧州にも路線を持つ。ケニア航空でマイルをお得に貯めて賢く利用するなら、マイレージを選びが肝心。アフリカや欧州路線をよく利用するなら、フライングブルーがよい。その他の路線も利用するなら、そのエリアで充実した路線をもつエアラインのマイレージを選ぼう。各マイレージの特徴や、お得カードを紹介していく。
名称 | ケニア航空 | ||
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公式サイト | http://www.kenya-airways.com/ | ||
航空会社コード | KQ | ||
国・地域 | ケニア共和国 | ||
ハブ空港 | ジョモ・ケニヤッタ国際空港 | ||
設立年月日 | 1977年1月22日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | × | ||
主な就航都市 | 【アジア】広州、香港、バンコク、ムンバイ、ドバイ、マスカット、ジェッダ、ベイルート【ヨーロッパ】アムステルダム、パリ、ローマ、ロンドン【アフリカ】ナイロビ、マリンディ、キリマンジャロ、ザンジバル、ダルエスサラーム、アディスアベバ、ダカール、ラゴス、ルアンダ、ヨハネスブルク、カイロ | ||
マイレージ プログラム |
名称 | フライングブルー | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 公式ページ参照 | |
ビジネス | 公式ページ参照 | ||
エコノミー | 公式ページ参照 | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スカイチーム 規模で第2位。世界178カ国、で1,000以上の都市に就航。中華圏を中心としたアジア、ヨーロッパの路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 会員間での譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年11月15日時点の情報
- ケニア国内、アフリカ主要都市への渡航が多い人
- フライングブルーを貯めている人
- スカイチーム加盟航空会社のマイレージを貯めている人
スカイチーム加盟、アフリカに強力なネットワークをもつエアライン
ケニア航空は、ナイロビを拠点にアジア、中東、ヨーロッパ、アフリカに路線を展開するエアラインだ。アフリカのエアラインだけあって、アフリカ内のネットワークは強力だ。
2007年にスカイチームに加盟したことで、同社のマイレージは、同アライアンスに加盟するエアラインのマイレージと互換性が生まれ利便性が上がった。
またケニア航空は、エールフランスとKLMオランダ航空が共同で運営するフライング・ブルーを採用しており、アフリカだけでなく欧州路線を頻繁に利用する人にとっても便利だ。
ケニア航空でフライトマイルをお得に貯めて、お得に利用するために
ケニア航空で獲得したフライトマイルを無駄にしないためにも、自身の行動範囲、パターンに合った適切なマイレージを選択しておこう。
- ケニア航空の利用や、欧州への渡航が多い人はフライングブルー(エールフランス航空)
- ケニア航空以外に、北中米への渡航が多いなら、スカイマイル(デルタ航空)
- ケニア航空以外に、アジアへの渡航が多いならスカイパス(大韓航空)
上記のように、マイレージを選ぶのがおすすめだ。次項で各マイレージの特徴や、提携しているクレジットカードを紹介していこう。
上級会員になればマイルの量産が可能。提携サービスが多いフライングブルー
ケニア航空が利用しているマイレージ「フライングブルー」は、欧州トップのエールフランスと、同じく欧州で上位にランクインするKLMオランダ航空が運営している。ケニア航空以外にも、タロム航空やエア・ヨーロッパも同マイレージに利用しており、貯めるにしても、利用するにしても便利なマイレージだ。
会員ステータスは4段階用意されており、アイボリー、シルバー、ゴールド、プラチナがそうだ。シルバーで50%、ゴールドで75%、最上位のプラチナでは100%のエリートボーナスが加算さえれるので、頻繁に利用して上級会員になればマイルを量産することができる。
日本人でもカード利用で、フライングブルーのマイルを貯めることができるカードが発行されている。
カード利用100円で1マイル付与、お得に貯まるフライングブルーJCBカード
「フライング・ブルーJCBカード(一般カード)」は、カード利用100円につき1マイルが貯まる。JCBのカードだが、OkiDokiポイントは関係なくマイルが直接貯まるので、マイル移行に伴う目減りや手数料もなくお得だ。
VISAブランドでもフライングブルーカードが発行されているが、マイル付与が1,000円単位である点、海外旅行保険の内容が劣る点、を懸念するならJCBがおすすめだ。逆に、その2点よりも年会費の安さを重要視するならVISAの方がよいだろう。
北米へ頻繁に渡航するなら、デルタ航空のスカイマイルでお得にマイルが貯まる
デルタ航空は、旅客運送数でユナイテッド航空に続く世界第二位に君臨する世界を代表するメガキャリアだ。当然、世界中の主要都市へ向けて幅広いネットワークをもっている。
北米を中心に、海外へ渡航する機会が多い人はデルタ航空の「スカイマイル」に入会することをおすすめする。ケニア航空のフライトマイルは、同じアライアンスに所属するデルタ航空のマイレージに貯めることが可能だ。
貯めたマイルは、デルタ航空や、スカイチーム加盟航空会社の特典航空券に交換することができる。日本のスカイマークとも提携しているので、同社の特典航空券にも交換できる。スカイマイルマーケットプレイスに行けば、人気ブランド商品や、電子製品、美容などの商品を、マイルで購入することが可能だ。
カード入会、継続でマイル付与、カード利用100円で1マイル貯まるデルタカード
デルタ航空のマイレージ、スカイマイルをお得に貯めるなら、「デルタ スカイマイルアメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめだ。
新規入会後、半年以内にデルタ航空に搭乗すればエコノミークラスで10,000マイル、ビジネスクラスで25,000マイルが貯まる。カード入会では5,000マイルが付与されるので、合わせると15,000〜30,000マイルが貯まる訳だ。この初速を生み出せるカードはなかなかない。
また入会するとカード特典として、シルバーメダリオン資格が付与される。この場合、区間マイレージに25%マイルが追加されるので、更なるマイルの量産が可能だ。通常のショッピングでも100円ごとに1マイル貯まるので、無駄なくコツコツ貯めることもできるカードだ。
アジアへの渡航が多いなら、大韓航空のスカイパスでお得にマイルが貯まる
アジアのメガキャリアの1つ大韓航空は、ソウルを拠点に世界の主要都市に就航している。特にアジア内での路線が充実している。日本の地方都市にも多く就航していて、首都圏在住者以外にも便利に利用できるエアラインだ。
ソウル経由で海外へ渡航する機会が多いなら、大韓航空の「スカイパス」に入会するのがよいだろう。ケニア航空のフライトマイルはスカイパスに貯めることができる。貯めたマイルは、大韓航空のほか、提携航空会社の特典航空券に交換することができる。
年会費も格安で、コストパフォーマンスのよいスカイパス提携カード
大韓航空のスカイパスでマイルを貯めるなら、コストパフォーマンスが高い「SKYPASS JCBカード」をおすすめしたい。
年会費は初年度無料で、2年目以降も1,000円強と安い。カード利用100円毎に1マイル貯まるので、小額のカード決済でも無駄が少なく、マイルを貯めやすい。
おすすめ フライング・ブルーJCBカード(一般カード)
通常のショッピングで100円毎にフライングブルー1マイルが貯まる。小額のカード利用でも取りこぼしなくマイルが貯まるのはメリットだ。JCBカードだが、OkiDokiポイントは介さないため、無駄なマイル移行が必要ないのでお得!
おすすめ デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
カード利用100円毎に1マイル付与されるので、ちょっとした買い物でも取りこぼしなく効率的にマイルが貯まる。カード入会、デルタ航空初搭乗をうまく利用すれば、入会後半年以内に最大30,000マイルが貯まる。