ルフトハンザドイツ航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2015年11月19日
1953年設立。ドイツのフラッグキャリアであり、欧州を代表するエアラインだ。スターアライアンスの創設メンバーでもある。フランクフルトとミュンヘンを拠点に世界中に広い路線網を持つ。成田、中部、関西の3都市に乗り入れを行っている。成田〜フランクフルト線には、総2階建ての超大型機エアバスA380が就航。
- ドイツ、フランクフルト経由で欧州への渡航が多い人
- Miles & More、ANAマイレージを貯めている人
ルフトハンザドイツ航空のフライトマイルを貯める
ルフトハンザドイツ航空は、世界最大のアライアンス、スターアライアンスの創設メンバーであり、現在も中核を担っている。
子会社に、スイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空、ブリュッセル航空や、他の加盟各社とも幅広く提携している。
ルフトハンザグループとANA(全日空)による共同事業で、4社統一運賃を提供するなど日本市場での営業が強化されている。共同事業での、共同運賃の提供、運航スケジュール最適化(乗り継ぎ利便性の向上)は利用者に取ってメリットだ。
日本へは成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港(セントレア)に就航しており、それぞれ毎日1便、フランクフルト直行便を運航。成田はミュンヘンへの直行便もある。
アライアンスでANAマイレージが提携しているので、日本人にとっても貯めやすく、利用しやすい。
ルフトハンザドイツ航空に搭乗して、Miles & Moreにマイルを貯める
ルフトハンザドイツ航空はマイレージプログラム「Miles & More (マイルズ & モア)」を運用している。このマイレージは、ルフトハンザドイツ航空の他、オーストリア航空、LOTポーランド航空、アドリア航空、スイスインターナショナルエアラインズも採用している。
入会することで、ルフトハンザドイツ航空のフライトマイルを貯めることができる。入会金無料で公式ページ、ユーザー登録から入会可能だ。
ルフトハンザドイツ航空の予約クラスは、エコノミークラス 、ビジネスクラス、ファーストクラスに別れていて、それぞれのフライトで加算されるマイルが違う。
Miles & Moreの予約クラス別の積算率は少し特殊で、ドイツ国内線、ヨーロッパ国内線では固定のマイル数が、ヨーロッパ国外線では距離に応じたマイルが積算される。詳細は、公式ページのマイルを貯めるを確認してほしい。
マイルズ & モアには、会員カードにグレードが設けられている。「Miles & More会員」「フリークエント トラベラー」「セネター」「HON Circle 会員」の4種類がそうだ。ルフトハンザドイツ航空、およびスターアライアンス加盟航空会社の運航便し、ステータスマイルが一定の基準に達するとグレードが上がる。会員カードのグレードによって、チェックイン、空港VIPラウンジ、優先搭乗、超過手荷物無料サービスなどの特典が利用できる。
フリークエントトラベラー、セネター、HON Circle会員の資格について、詳細は公式サイトの特典の概要を確認してほしい。会員資格だけでなく、特典についてもまとめられている。
フランクフルト国際空港には、ファーストクラス専用ターミナルがあり、マイレージ最上位資格者も利用できる。ターミナルビルが丸ごとファーストクラス専用となっており、セキュリティチェック、出国審査もビル内で可能だ。専用ラウンジ、一流レストランを満喫した後は、搭乗機まで送迎してくれる。
フランクフルト空港以外の空港では、スターアライアンス加盟航空会社を利用する場合、フリークエントトラベラー会員はスターアライアンス・シルバー会員の特典が、セネター会員、Hon Circle 会員はスターアライアンス・ゴールド会員の特典が利用できる。
ルフトハンザドイツ航空に搭乗して、提携航空会社のマイレージにマイルを貯める
ルフトハンザドイツ航空の航空のフライトマイルはスターアライアンス加盟航空会社のマイレージプログラムで貯めることが可能だ。
スターアライアンスには、ANAをはじめ、ユナイテッド航空、シンガポール航空、アシアナ航空、ルフトハンザドイツ航空、タイ国際航空、南アフリカ航空など世界各地のメジャーなフラグシップが加盟している。
よく利用する航空会社があれば、そちらのプログラムにフライトマイルを貯めるのが良いだろう。
日本人にとって馴染み深いANA(全日空)のマイレージに貯められるのは嬉しい。積算率は予約クラスによって異なるので、詳細はANA公式ページのルフトハンザドイツ航空で確認しておこう。
提携航空会社のフライトマイルを貯める
提携航空会社に搭乗して、マイルをMiles & Moreにマイルを貯める
スターアライアンス加盟航空会社およびその他の提携航空会社のフライトマイルをマイルズ & モアに貯めることが可能だ。
各航空会社を利用した場合の積算率は、積算されるマイルの種類、マイル数、などバラバラだ。Miles & Moreの公式サイトでフライトでマイルを獲得、から提携パートナーのページを検索してそれぞれ確認しておこう。
マイルズアンドモアは、ANAに搭乗してもマイルが貯まる。ANAでヨーロッパに渡航する場合は、全日空フライトマイルを獲得を見ておくとよいだろう。日本国内線でも、区間マイル数が加算される。
貯めた「マイルズ&モア」のマイルを利用する
Miles & Moreの特典
Miles & Moreで貯めたマイルは、ルフトハンザ航空およびその傘下の航空会社やスターアライアンス加盟エアラインの、特典航空券、予約クラスのアップグレードに利用することができる。特典航空券に必要なマイル数は公式サイトのフライトアワードからPDFファイルで詳細を確認できる。
アップグレードはスターアライアンスアップグレードアワードからPDFファイルで詳細を確認できる。
スターアライアンスは加盟航空会社数、年間搭乗数で世界最大を誇る。就航都市数は1,300以上で、世界中の主要な都市は網羅しているといって良いだろう。マイルを貯めて世界への旅に出かけよう。
フライ スマート フライトアワード
出発日の2週間~2営業日前(紙の航空券が必要な場合は4営業日前)までに、オンラインで予約すると、最大50%少ないアワードマイル数で特典航空券を利用できるサービスだ。
例えば、ヨーロッパ内路線の往復では、通常30,000マイル必要だが、この特典を利用すれば15,000マイルで交換することができる。特典航空券は、エコノミークラス(ヨーロッパ内はビジネスクラスも)で利用できる。
必要マイル数は、フライトスマート フライトアワードのチャートで確認しておこう。
フライト以外の特典 ホテル、レンタカー、ショッピング
貯めたマイルをフライト特典以外にも便利に利用することができる。ホテル、レンタカー、ショッピング&ライフスタイルのカテゴリーが用意されていて嬉しい。
Hotel & Car Awards を利用すれば、行き先からホテルの検索ができる。ヒルトン、マリオット、ラディソン、ベストウエスタンをはじめ多くの有力ホテルがパートナーとして提携している。
また、レンタカーも同様に目的地と日付から検索できる。エイビス、バジェット、ヨーロッパカー、シクストなどのパートナーが提携している。
マイルを利用して慈善活動に参加することもできる。マイルを寄付することで、アフリカ、東南アジア、南米の子供たちに食料を提供することができるようだ。詳細はマイルの寄付を参照してほしい。
フランクフルト空港でぜいたくにスパを楽しむ
ファーストクラス、HON Circle会員対象で、7,500マイルから「SPA around the World」を楽しめる。バボールとの協力で実現した、この「ファーストクラス・スパ」はフランクフルト空港搭乗エリアBのファーストクラスラウンジで利用できる。
出発前にアフリカ、アジア、インドへの美容の旅に出かけてみてはいかがだろう。
ミュンヘン空港でショッピングを楽しむ
7,500アワードマイルより、ターミナル2のeurotradeショップで、化粧品、ファッション、高級商品を購入する際にマイルを利用することができる。
eurotradeショップには、バーバリー、エルメス、ヒューゴ・ボス、などのショップが出店している。オシャレなお土産を買う場合に利用してるのもいいだろう。その他、詳細情報はミュンヘン空港でアワードマイルを利用、を参照してほしい。
Miles & Moreが少しだけ足りない。そんなときは。
「あとちょっとで特典航空券と交換できるのに」「あと100マイルで、ヨーロッパ旅行にいけるのに」。そんなときには、マイルの購入が便利だ。
マイルズモアではマイルを購入できる。最小購入可能マイル数は1,000マイルで、1,000マイル単位で価格が設定されている。最大購入可能マイル数は、年間12,000マイルまで。マイルはプレゼントすることもできる。
購入したアワードマイルは特典航空券や予約クラスのアップグレードに利用できるるので、足りない分をアワード購入で足して、希望の旅行へと出かけよう。詳細は、公式サイトのアワードマイルの購入で確認してほしい。
MUFGから「MIles & More MUFGカード」が発行されている。カード利用100円ごとに1マイル貯まるので、通常のショッピングでも貯まりやすい。貯めたマイルは、特典航空券、アップグレードといったさまざまな特典として利用することができる。
このカードのうれしい特典として、カードに入会して3ヶ月経過し、毎月のショッピング額が1マイル以上ある場合はマイルが失効しないメリットがある。ルフトハンザグループのヘビーユーザにはおすすめのカードだ。
貯めた「提携航空会社のマイレージ」のマイルを利用する
提携航空会社のマイレージて貯めたマイルを、ルフトハンザ航空の特典航空券と交換することもできる。
スターアライアンス加盟航空の中で贔屓にしているマイレージプログラムがあれば、ドイツ国内や、その他ヨーロッパ周遊にでかけるときに、ルフトハンザグループの特典航空券に交換するのがよいだろう。
日本ではANA(全日空)が加盟しているので、ANAマイレージクラブで貯めたマイルを利用できるのは、前述の通りだ。必要マイル数などの詳細は、ANA公式ページのマイルを使うを確認しよう
ルフトハンザドイツ航空でマイレージを有効に活用する!まとめ
クレ達の一押しは王道「ANAカード」
ルフトハンザ航空やMiles & Moreの特徴、貯め方・使い方を見てきたが、いかがだっただろうか。マイルズアンドモアを効率的に貯めて、ルフトハンザ航空の特典を楽しむなら、クレ達からは、ANAカードでマイルを貯めたり利用することをおすすめしたい。
その理由は、以下の3つだ。ANAカードであれば、日常生活のショッピングでとりこぼしなくマイルを貯めることができる、という点が大きい。
- 1 )ルフトハンザ航空のフライトマイルをANAマイレージに加算できる
- 2 )日本国内でのショッピングでもお得にマイルが貯めることができる
- 3 )電子マネーの利用でもマイルの取りこぼしがない
ANAカードの中でも特におすすめしたいカードは、ANA VISA Suicaカードだ。
このカードは一般のANAカードに比べ、Suicaへのチャージでもマイルが貯まる点と、年会費を826円(税込)にできる点が強みだ。
また、Suica以外にも電子マネーのiDとPiTaPaが使えるので、クレジットやSuicaが使えない場面でもこれらの電子マネーを使えばマイルを貯められる。
どのANAカードを選ぶか迷った場合は、ANA VISA Suicaカードを選んでおけばOKだ。
名称 | ルフトハンザドイツ航空 | ||
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公式サイト | http://www.lufthansa.com/ | ||
航空会社コード | LH | ||
国・地域 | ドイツ連邦共和国 | ||
ハブ空港 | フランクフルト国際空港、ミュンヘン国際空港 | ||
設立年月日 | 1953年1月6日 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田、関西、名古屋【アジア】北京、ソウル、バンコク、シンガポール、ドバイ【ヨーロッパ】フランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ、ブリュッセル、コペンハーゲン、ストックホルム、オスロ、ヘルシンキ、イスタンブール【北中米】ニューヨーク、ワシントン【アフリカ】カイロ、ヨハネスブルグ | ||
マイレージ プログラム |
名称 | Miles & More | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 300% *公式ページ参照 | |
ビジネス | 100%〜200% *公式ページ参照 | ||
エコノミー | 50%〜150% *公式ページ参照 | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スターアライアンス 規模で第1位。世界195カ国、1,300以上の都市に就航。北中米、ヨーロッパ、アフリカ路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 特典の譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年10月25日時点の情報