S7航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2017年04月01日
モスクワを拠点に、ロシア国内の多くの都市、およびヨーロッパに就航。成田空港もに乗り入れている。S7でマイルを貯めるなら、同社のS7 PriorityかJALマイレージに入会しよう。ロシア国内の各都市に頻繁に渡航するなら、前者がお得だ。日本国内の旅行や買い物でもお得にマイルを貯めるならJALマイレージだ。この記事では、各マイレージの特徴と、お得クレジットカードを紹介していく。
名称 | S7航空 | ||
---|---|---|---|
公式サイト | http://www.s7.ru/ | ||
航空会社コード | S7 | ||
国・地域 | ロシア連邦 | ||
ハブ空港 | ドモジェドヴォ空港、シェレメーチエヴォ国際空港 | ||
設立年月日 | 1992年5月 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田【アジア】北京、香港、バンコク【ヨーロッパ】モスクワ、サンクトペテルブルグ、ウラジオストク、ハバロフスク、ヤクーツク、クラスノヤルスク、デュッセルドルフ、ミュンヘン、マドリード、バレンシア、キエフ、プラハ、ダブリン | ||
マイレージ プログラム |
名称 | S7 Priority | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 座席なし | |
ビジネス | 200% | ||
エコノミー | 25%~100% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
ワンワールド 規模で第3位。世界156カ国、800以上の都市へ就航。南米、オセアニアの路線が非常に充実。 |
||
JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
|||
マイレージの購入 | 公式ページ参照 | ||
マイレージの譲渡 | 公式ページ参照 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
- |
※2013年11月12日時点の情報
- ロシア国内や、モスクワ経由で欧州に渡航が多い人
- S7 Priority、JALマイレージを貯めている人
ワンワールド加盟、ロシア国内と欧州各都市を多く結ぶエアライン
S7航空は、元はシベリア航空という社名だったが、2005年から社名をS7航空と改め、尾翼のロゴマークも変更した。現在は、拠点をモスクワに移し、極東からのネットワークを充実させている。日本では成田に就航しており、成田-ウラジオストク間と成田-ハバロフスク間で週2便運行されている。
2010年にS7航空がワンワールドに正式加盟したため、既に加盟していた日本のJALのマイレージの間で互換性が生まれ、利用者はS7で獲得したフライトマイルをJALマイレージに貯めることができるようになった。
S7航空でフライトマイルをお得に貯めて、お得に利用するために
S7航空で獲得したマイルを無駄なく、有効に利用するためには、マイレージ選びが重要 だ。せっかくマイレージに入会して、マイルを貯めても、利用頻度が低く特典に交換できるまでたまらなければ意味がない。
- S7航空の利用頻度が高い人はS7 Priority
- S7航空の利用頻度がそれほど高くない人はJALマイレージ
S7のフライトマイルを有効利用するなら、このような軸でマイレージを選択するのがよい。その理由について、各マイレージの特徴、お得にマイルが貯まる提携カードを紹介しながら説明していこう。
会員ステータスをあげて、付加価値の高いフライトを満喫できるS7 プライオリティ
S7航空が運営しているマイレージプログラム「S7 Priority(S7 プライオリティ)」は、S7航空および提携エアラインに搭乗することで獲得できる。S7航空の場合、積算率はビジネスクラスで200%と比較的高めに設定されている。
またS7プライオリティには、4段階の会員ステータスが設定されている。クラシック、シルバー、ゴールド、プラチナの4つがそうだ。S7航空およびワンワールド加盟エアライン利用でステータスマイルがたまり、最高位のプラチナクラスではS7航空搭乗時に積算率75%のボーナスマイルが追加加算される。会員ステータスが上がるほど、S7プライオリティのマイルを量産できる。
ただし、S7プライオリティ提携のカードは日本国内では発行されておらず、特別な理由でS7航空を頻繁に利用する人以外、日本人にとっては貯めやすいマイレージとは言えない。事項からは、普段の生活でもマイルが貯めやすいJALマイレージと、その上でお得にマイルが貯まるJALカードについて説明していこう。
国内の利用でお得にマイルが貯まる&利用できるJALマイレージ
2010年にS7航空が加盟した、世界的な航空連合、ワンワールドには日本を代表するエアライン、JAL(日本航空)も加盟している。
同アライアンスに加盟しているエアラインのマイレージには、互換性がある。つまり、S7航空で獲得したフライトマイルはJALマイレージに貯めることができる。前述のとおり、S7航空をそれほど利用しない人は、JALマイレージにマイルを集約するほうが、マイルが分散することもなくおすすめだ。
JALマイレージでお得にマイルが貯まるカードが、国内で多く発行されている 。マイレージを貯める手段は、何も飛行機に乗ることがだけが全てではない。JALマイレージ提携のJALカードを利用すれば、カード決済に対してマイルが付与されるので、大きな買い物をしなくともマイルがコツコツ貯まるので、おすすめだ。
東急グループで2重取り、WAONはチャージでも利用でもマイルが貯まる
「JALカード TOKYU POINT ClubQ」は、東急グループでマイルが貯まる、PASMO、WAONのチャージでマイルが貯まる、お得なカードだ。
東急グループでカードを利用すると、TOKYUポイントとマイルが同時に貯まり、TOKYUポイントはマイルにさらに交換できる。
2種類の電子マネーに対応していて、WAONはチャージと利用でマイルが直接貯まる。PASMOはチャージでTOKYUポイントが貯まるので、最終的にJALマイルに交換できる。
東急やPASMO、WAONを頻繁に利用する人ならすぐにマイルが貯まるだろう。
オートチャージ機能付きSuicaでチャージするとマイルが貯まるお得カード
「JALカード Suica(JCB)」はSuicaチャージでマイルが貯まるので、Suica利用者に特におすすめしたいカードだ。
Suicaが利用できる店舗は拡大中だ。Felicaがあれば自宅のPCでチャージができる。急いでいるときにもスピーディーに支払いできるので、重宝できるだろう。モバイルSuicaの年会費も無料になるのでうれしい。
年会費、プレミアム入会も一切無料でも、マイルは貯まる学生限定カード
飛ぶほどボーナスマイル、ためるほどボーナスマイル、海外旅行ボーナスマイル、語学検定ボーナスマイル、携帯料金支払いボーナスマイル、卒業、継続ボーナスマイル、と学生限定の特典が満載のカード、それが「JALカード navi(JCB) 」だ。
在学中は年会費が無料で、通常3,300円(税込)のショッピングマイルプレミアム入会が無料、といいことづくしのカードだ。
おすすめ JALカード TOKYU POINT ClubQ(VISA/Master)
東急グループでの利用で、TOKYUポイントとマイルが同時に貯まり、TOKYUポイントはマイルに交換できる。ポイントは東急百貨店での年間利用額で還元率が決まり、結果付与されるマイルも最大100円で6マイル付与。
JALカード Suica(JCB)
Suicaチャージ100円で1マイルが貯まる貴重なJALカードだ。Suicaはオートチャージ機能つきで便利。モバイルSuicaとJALタッチ&ゴーサービスを利用すれば、チケットなしで電車と飛行機が利用できる!