サウディアでマイレージが貯まるおすすめカードを徹底調査＆解説 ～ クレジットカードの達人

サウディアで直接マイルが貯まる提携カードは、日本国内では発行されていない。そのため、マイルが貯まるカードを探すなら、サウディアと提携していて、マイレージに互換性がある航空会社にあたるしかない。

サウディアが加盟するスカイチームは、それぞれ19社の航空会社のマイレージが相互に利用できる。例えば、サウディアのマイルをデルタ航空や、エールフランス航空のマイレージに貯めたり、逆にエールフランスで貯めたマイルをサウディアの特典航空券に交換することもできる。

スカイチームに加盟する航空会社を利用することで、マイル貯まるマイレージ提携カード は下記の3点がある。

• 大韓航空のマイレージ提携カード「SKYPASS JCBカード」
• エールフランス航空のマイレージ提携カード「フライング・ブルーJCBカード」
• デルタ航空のマイレージ提携カード「デルタ スカイマイルAMEXカード」

これらのカードであれば、サウディアのマイルも貯めることができる。いずれのカードも、カード利用100円ごとに1マイル貯まるので、フライト以外に、ちょっとした買い物でも取りこぼしなくマイルが貯まる。

スカイチームについて知りたい人は、「スカイチームの基本」を参照してほしい。

サウディアで貯めたマイルを無駄にしないために、先ほどのマイレージ提携カードは、渡航する機会の多いエリアを考えて選ぶのがよいだろう。

例えば、日本の地方都市から、アジアの主要都市へ渡航する機会が多い人は、大韓航空が便利だ。日本国内14都市に就航していて、ソウルをハブにしたアジア主要都市へのネットワークが充実している。

この場合、アジア路線を利用することでマイルが効率的に貯まり、特典航空券に交換する場合も、豊富な路線から特典航空券を選択することができる。サウディアに搭乗すればマイルが貯まるし、サウディアの特典航空券にも交換できるので無駄がない。

それぞれの、マイレージ、航空会社、提携カードの特徴を簡単に見ていこう。

「スカイパス」はアジアを代表するメガキャリア、大韓航空が運営するマイレージだ。同社はソウルを拠点に世界中の主要都市へ就航しているが、前述の通り、特にアジア路線が充実している。韓国国内はもちろん、日本で10都市以上、中国国内も20都市以上、その他、東南アジアの路線も厚い。

アジアへの渡航が多い人にとって、マイルが貯めやすく、貯めたマイルは特典航空券に交換して便利に利用できるだろう。

提携カード：SKYPASS JCBカード

• 年会費：1,375円（税込・初年度無料）
• 付与レート：100円ごとに1マイル

大韓航空および、提携航空会社のフライトや、カード利用100円ごとに1マイル貯まるスカイパス提携カードだ。年会費は2年目以降も比較的安いが、海外旅行保険などは自動付帯で、安心だ。

• SKYPASS/JCBカード（一般カード）公式サイト

「スカイマイル」世界第2位の規模を誇るデルタ航空が運営するマイレージだ。特にアメリカ国内路線や、北米から中南米、欧州への路線が厚い。

成田、羽田、関西、中部から北米へ渡航する機会が多い人にとっても、マイルを貯めやすく、特典航空券に交換するにしても、その豊富な路線数から選択できるのは便利だ。

提携カード：デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード

• 年会費：13,200円（税込）
• 付与レート：100円ごとに1マイル
• マイル有効期限なし
• ラウンジ：国内主要空港で利用可

年会費は安いとは言えないが、入会ボーナスとして5,000マイルが付与される他、ラウンジが利用できたり、海外・国内旅行保険が付帯、と充実している。マイルの有効期限がない点も大きなセールスポイントだ。

• デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード公式サイト

「フライング・ブルー」は欧州トップのエールフランスと、同じく有数の規模を誇るKLMオランダ航空が共同で運営している。このマイレージには、エア・ヨーロッパ、タロム航空、ケニア航空も参加しており、欧州を中心とした路線がとにかく強力だ。

欧州への渡航や、周遊する機会が多い人はマイルが貯まりやすく、貯めたマイルを特典航空券に交換する場合も、数多い路線から選ぶことができる。

提携カード：フライング・ブルーJCBカード（一般カード）

• 年会費：5,500円（税込）（初年度2,750円）
• 付与レート：100円ごとに1マイル付与

エールフランス航空他、提携航空会社のフライトや、カード利用100円ごとに1マイル貯まるカードだ。カード入会でもボーナスマイルが付与される。電子マネーQUICPay搭載。

• フライング・ブルーJCBカード（一般カード）