タロム航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2013年11月17日
ブカレストを拠点にルーマニア国内、欧州の主要都市に広く就航しているが、中東にも路線を持つ。タロム航空の利用や欧州への渡航が多いなら、マイレージはフライングブルーを選ぶのがよいだろう。北中米やアジアを中心に渡航が多い人には、他にもおすすめのマイレージがある。各マイレージの特徴と、マイルが貯まるカードをこの記事では紹介していく。
名称 | タロム航空 | ||
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公式サイト | https://www.tarom.ro/ | ||
航空会社コード | RO | ||
国・地域 | ルーマニア | ||
ハブ空港 | アンリ・コアンダ国際空港 | ||
設立年月日 | 1920年 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | × | ||
主な就航都市 | 【アジア】ベイルート、テルアビブ、アンマン【ヨーロッパ】ブカレスト、シビウ、ティミソアラ、クルージュナシカ、バイアマーレ、ウィーン、ミュンヘン、モスクワ、キシナウ、ワルシャワ、アムステルダム、ブリュッセル、フランクフルト、パリ、リヨン、ミラノ、ローマ、マドリード、ロンドン、イスタンブール | ||
マイレージ プログラム |
名称 | フライングブルー | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 公式ページ参照 | |
ビジネス | 公式ページ参照 | ||
エコノミー | 公式ページ参照 | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スカイチーム 規模で第2位。世界178カ国、で1,000以上の都市に就航。中華圏を中心としたアジア、ヨーロッパの路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 会員間での譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年11月17日時点の情報
- ルーマニア、ヨーロッパ主要都市への渡航が多い人
- フライングブルーを貯めている人
- スカイチーム加盟航空会社のマイレージを貯めている人
タロム航空でフライトマイルをお得に貯めて、お得に利用するために
飛行機に搭乗して獲得できるフライトマイルは、その受け皿となるマイレージに貯めて、そのマイル数に見合った特典に交換できる。マイレージは、その航空会社が運営しているものでもよいし、提携している別の航空会社が運営しているものでもよい。
タロム航空のフライトマイルは、自社で採用する「フライングブルー」か、スカイチーム加盟会社のマイレージに貯めることができる。
タロム航空のフライトマイルを貯める場合は、下記のようにマイレージを選択するとよいだろう。
- タロム航空の利用や、欧州への渡航が多い人はフライングブルー
- 上記以外の人は、スカイチーム加盟会社のマイレージ
それぞれのマイレージを選択する理由をこれから説明していく。
タロム航空が採用するフライングブルーは、欧州内の特典も充実
タロム航空が、自社のマイレージとして採用している「フライングブルー」は、欧州ナンバーワンのエールフランスと、同じく有力なKLMオランダ航空が運営している。
この3社以外にも、ケニア航空、エア・ヨーロッパ航空も採用している人気のマイレージプログラムだ。
タロム航空の利用や、欧州への渡航が多い人にフライングブルーをおすすめの理由は、1) 欧州内でフライトマイルを貯める機会が多い、2) 欧州内で利用できる特典が多い、からだ。
フライトマイルを貯める機会が多いと、マイレージの会員ステータスにも反映され、上級会員になりやすくなる。すると、搭乗毎にボーナスマイルが加算され、さらにマイルを量産できるようになる 。
また、貯めたマイルを特典航空券に交換するときも、対象となる路線が欧州内で多いので利用しやすい。フライングブルーは、ホテルやレンタカーなどフライト系以外の特典も充実しており、より充実した旅程を組めるだろう。
フライグブルーは、提携クレジットカードが日本国内でも発行されており、通常のショッピングでもお得にマイルが貯まる。おすすめは、「フライング・ブルーJCBカード(一般カード)」だ。
スカイチームに所属する航空会社から最適のマイレージを選ぶ
タロム航空の利用や、欧州への渡航がそれほどないなら、フライングブルーに固執することはない。
タロム航空はスカイチームに所属しており、同社のフライトマイルは、スカイチーム加盟エアラインのマイレージに貯めることできるので、そちらから選ぼう。
スカイチームには、19社が加盟しているが、マイルの貯めやすさ、特典(航空券)の利用のしやすさを考えると、選択肢はしぼられる。
その指標となる、1) 日本に就航しており、充実した就航ネットワークを持っている、2) 日本国内のショッピングでマイルが貯まるカードが発行されている、の2点を満たすマイレージは、デルタ航空(アメリカ)の「スカイマイル」と、大韓航空(韓国)の「スカイパス」だ。
北中米への渡航が多い人はデルタ航空のスカイマイル
デルタ航空は、旅客運送数で世界第二位に君臨するアメリカのメガキャリアで、北米を代表する航空会社の1つだ。アメリカ国内で複数の空港をハブ空港とし、北中米、南米、欧州に充実した路線網を持つ。
成田空港は、同社にとっても重要なハブ空港の1つで、成田を経由してアジアの主要都市にも就航している。
デルタ航空はマイレージプログラム「スカイマイル」を独自で運営している。スカイチームに所属しているので、もちろんタロム航空のフライトマイルを貯めることができる。
日本国内でも、お得にマイルが貯まるカードが複数発行されているので、日常のショッピングでもマイルが貯めやすい。貯めたマイルは、特典航空券に交換して海外旅行に出かけるのもよいだろう。同社が運営するマーケットプレイスに行けば、マイルを通貨のように利用してショッピングを楽しむこともできる。
クレ達一押しのカードは「デルタ スカイマイルAMEXカード」だ。
アジアへの渡航が多い人は大韓航空のスカイパス
大韓航空は、インチョン国際空港を拠点に、世界中へ路線を展開しているが、特にアジア路線が充実している。日本にも10都市以上就航していて、地方在住者でも便利に利用できるエアラインだ。
大韓航空はマイレージプログラム「スカイパス 」を独自で運営している。デルタ航空のスカイマイル同様、タロム航空のマイルを貯めることができる。
日本国内でも、スカイパス提携の「SKYPASS JCBカード」が発行されており、フライトマイルだけでなく、カード利用ごとにマイルが貯まるので、効率的だ。
おすすめ フライング・ブルーJCBカード(一般カード)
エールフランス航空やKLMオランダ航空でのフライトはもちろん、スカイチーム加盟エアラインを利用してもマイルが貯まる。カード利用で100円ごとに1マイル貯まるので、普段の生活でもマイルがためやすい。QUICPay搭載で電子マネーとしても便利だ。
おすすめ デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
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