ベトナム航空でマイルが貯まるカードを徹底解説
更新年月日:2014年07月04日
ハノイとホーチミンを拠点に、ベトナム国内、アジアの主要都市に就航。ベトナム航空でマイルをお得に貯めるなら、適切なマイレージを選ぶことが重要だ。同社を頻繁に利用するなら、ゴールデンロータスプラス、欧州や北米や他のアジアへ渡航が多いなら、各エリアで充実サービスを提供しているマイレージを選ぼう。ここでは各マイレージと、お得にマイルが貯まるカードを紹介する。
名称 | ベトナム航空 | ||
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公式サイト | http://www.vietnamairlines.com/ | ||
航空会社コード | VN | ||
国・地域 | ベトナム社会主義共和国 | ||
ハブ空港 | タンソンニャット国際空港、ノイバイ国際空港 | ||
設立年月日 | 1956年 | ||
就航状況 | 日本国内線 | × | |
日本発着国際線 | ○ | ||
主な就航都市 | 【日本】成田【アジア】ホーチミン、ハノイ、ビン、ドンホイ、フエ、ダナン、クイニョン、ニャチャン、フーコック、北京、上海、台北、広州、クアラルンプール、シンガポール、バンコク、ヤンゴン、プノンペン【ヨーロッパ】モスクワ、フランクフルト、ロンドン、パリ【オセアニア】シドニー、メルボルン | ||
マイレージ プログラム |
名称 | ゴールデンロータスプラス | |
搭乗 マイレージ 積算率 |
ファースト | 座席なし | |
ビジネス | 150%~200% | ||
エコノミー | 25%~125% | ||
加盟アライアンス 航空連合 |
スカイチーム 規模で第2位。世界178カ国、で1,000以上の都市に就航。中華圏を中心としたアジア、ヨーロッパの路線が充実。 |
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JAL/ANAマイレージ との相互利用 |
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マイレージの購入 | 可能 | ||
マイレージの譲渡 | 会員間での譲渡が可能 | ||
マイルが貯まる クレジットカード |
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※2013年11月15日時点の情報
- ベトナム国内、アジア主要都市への渡航が多い人
- ゴールデンロータスプラスを貯めている人
- スカイチーム加盟航空会社のマイレージを貯めている人
スカイチーム加盟、ベトナムとアジア、ヨーロッパ、オセアニアを繋ぐエアライン
ベトナム航空は、経済成長続けるベトナムのフラッグキャリアで、日本には成田、関西、中部、福岡のそれぞれの空港からハノイ、ホーチミンへの直行便が出ている。キャビンクルーの制服は、民族衣装のアオザイをモチーフにしており印象的だ。
ベトナム航空は2010年にスカイチームに加盟した。同アライアンスには、日本の航空会社が加盟していないので利便性には欠けるが、デルタ航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空、大韓航空、中国南方航空など有力なエアラインが加盟しており、使い方次第でマイレージを活用することが可能だ。
ベトナム航空でフライトマイルをお得に貯めて、お得に利用するために
ベトナム航空に搭乗して獲得したフライトマイルを無駄にしないためには、自分に合った適切なマイレージを選ぶことが重要だ。マイルが貯めやすいか、素敵な特典があるかを考えながら選ぼう。
- ベトナム航空の利用頻度が高いなら、ゴールデンロータスプラス(ベトナム航空)
- ベトナム以外に、欧州への渡航が多いなら、フライングマイル(エールフランス航空)
- ベトナム以外に、北中米への渡航が多いなら、スカイマイル(デルタ航空)
- ベトナム以外のアジアへ渡航が多いなら、スカイパス(大韓航空)
このようにマイレージを選んでみることをおすすめする。ここからは、各マイレージの特徴と、お得にマイルが貯まるカードを紹介していこう。
ベトナム航空利用が多いなら、ゴールデンロータスプラスがおすすめ
ベトナム航空は、独自のマイレージプログラム「ゴールデンロータスプラス」を運営している。2012年11月に、自社便の積算率が大幅に改善され、ビジネスクラスで最大200%、エコノミーで最大125%になった。
会員ステータスとして、シルバー、チタニウム、ゴールド、プラチナの4段階が設定されており、上級会員になればフライト毎にボーナスマイルが加算されるので、マイルを量産することが可能だ。貯めたマイルは、ベトナム航空やスカイチーム加盟エアラインの特典航空券に交換することができる。
ただし、ゴールデンロータスプラスと提携したカードは国内では発行されておらず、基本的にはフライト利用でしかマイルが貯まらないので、ベトナム航空を頻繁に利用する人以外は、次項で説明する他エアラインのマイレージを選択するのがおすすめだ。
欧州への渡航も多いなら、エールフランスのフライング・ブルーがおすすめ
欧州への渡航が多い人は、欧州で最大規模を誇るエールフランスと、同じく有数の規模を誇るKLMオランダ航空が共同運営する「フライング・ブルー」に入会して、マイルを貯めるのがよいだろう。ベトナム航空のフライトマイルは、フライングブルーに貯めることができる。
エールフランス、KLM、スカイチーム提携会社、その他提携会社のフライトを20ヶ月以内に最低1回利用すれば、マイルの有効期限は実質無限になる。貯めたマイルは、これらエアラインの特典航空券に交換できるほか、フライングブルーストアに行けば、通貨のようにマイルを利用することもできる。
日本国内でのショッピングでもフライングブルーが貯まるカード
フライングブルーを貯めるなら、「フライング・ブルーJCBカード(一般カード)」がおすすめだ。日本国内・海外を問わず、ショッピング利用100円につき1マイルが貯まる。
フライング・ブルーVISAカードは、このカードよりも年会費が安いが、カード利用1,000円ごとに10マイル付与なので取りこぼしが増えるのでマイナス。またJCBは充実した海外旅行保険に自動加入なので、海外旅行でも安心だ。
北米への渡航が多いなら、デルタ航空のスカイマイルがおすすめ
デルタ航空は、アトランタ、ニューヨーク、ミネアポリスなどを拠点とする世界最大規模のエアラインだ。北米を中心に、海外への渡航が多い人はデルタ航空の「スカイマイル」に入会して、フライトマイルを貯めるのがよいだろう。ベトナム航空のフライトマイルは、スカイマイルに貯めることができる。
貯めたマイルは、デルタ航空や、スカイチーム加盟エアラインのほか、日本のスカイマークの特典航空券に交換することもできる。スカイマイルマーケットプレイスに行けば、人気ブランド商品や、電子製品、美容、フードなどの商品とマイルを交換することもできる。
デルタのヘビーユーザーは、デルタ スカイマイルAMEXがお得
スカイマイルを貯めるなら、「デルタ スカイマイルAMEXカード」をおすすめしたい。新規入会、入会後6ヶ月以内でのデルタ搭乗で最低15,000マイルが貯まる贅沢なカードだ。
カード入会だけで、会員ステータスがシルバーメダリオンになり、区間マイレージに25%マイルが上乗せされるようになる。有効期限がない点もうれしい。通常のショッピングでも100円ごとに1マイル貯まるのでお得だ。
アジアへの渡航が多いなら、大韓航空のスカイパスがおすすめ
大韓航空は、特にアジア路線が充実している。日本の地方都市にも多く路線があり、ソウル経由で海外へ渡航する場合は非常に便利だ。ソウルを経由でアジアに渡航する機会が多いなら、「スカイパス」に入会して、フライトマイルを貯めるのがよいだろう。ベトナム航空のフライトマイルは、スカイパスに貯めることができる。
貯めたマイルは、大韓航空のほか、提携航空会社の特典航空券に交換することができる。
年会費も格安で、コストパフォーマンスのよいスカイパス提携カード
大韓航空のスカイパスでマイルを貯めるなら、「SKYPASS JCBカード」がおすすめだ。年会費は1,000円台で、カード利用100円毎に1マイル貯まるので、とりこぼしもなく効率的にマイルを貯めることができるだろう。
提携ホテル、レンタカーの利用でもマイルが貯まる。
おすすめ フライング・ブルーJCBカード(一般カード)
エールフランス航空やKLMオランダ航空でのフライトはもちろん、通常のショッピングでも100円毎に1マイル貯まる。海外旅行保険も自動付帯で、面倒な手続き無しで安心できる。
おすすめ デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
カード入会、継続、デルタ航空発情搭乗、といったイベントごとにどっさりマイルがもらえる太っ腹カードだ。カード利用100円毎に1マイル付与されるので、日常生活でもマイルが貯まりやすい。国内主要空港+ホノルル、仁川でラウンジが利用できる。