公開年月日:2016年05月26日
飲み過ぎ注意!客を酔わせてカードを不正利用するぼったくり飲食店を摘発
銀座のクラブで客を泥酔させ、クレジットカードを勝手に使って高額決済した容疑で店の経営者が逮捕されたそうです。
クレジットカード自体は悪くないのですが、このように強引に悪用されてしまうリスクがあることは知っておくべきですね。
経営する東京・銀座のクラブで客を酒で酔わせ勝手にクレジットカードを使って使っていない飲食代金を決済したなどとして、警視庁組織犯罪対策2課は電子計算機使用詐欺などの疑いで、東京都杉並区高円寺南の飲食店経営、中国籍、張健中容疑者(53)ら男女7人を逮捕した。いずれも容疑を否認している。
お酒を飲むと性格が変わる人はボッタクリに注意
私も若い頃はお酒を飲み過ぎてしまった経験は何度かあります。ただ年齢とともに加減もわかってくるため、ここ数年は酩酊したことはありません。お酒を飲むと急に変わってしまう人っていますよね。普段は口数の少ない人が饒舌になったり、キス魔になったり、泣いたり、怒ったり。
誰しもがお酒を飲めば、多少はたがが外れることもあるでしょう。しかし豹変してしまう人というのは、それが人に迷惑をかけるような行いかどうかにかかわらず、我を失っている状態といえます。
そのようなときは、状況判断能力が欠落しています。ボッタクリをしようとしている犯罪者にとってみれば「カモ」です。酒に飲まれてしまうような人は、今回のような強引な手口ではなくてもクレジットカードや財布をすられたりしかねないので要注意です。
危ない場所には近づかないのが無難
どうすれば今回のような犯罪を避けることができるのでしょうか。まずお酒に弱い、飲むと豹変してしまうという人は、そもそも飲まない方がよいのですが、そういう人に限ってお酒大好きだったりするんですよね(笑)
お酒が好きでやめられないなら、まず家で飲みましょう。いや、外で飲むのが楽しいのだ!というなら、飲みつぶれたときに介抱してくれる人と一緒に飲むことをおすすめします。そんな都合のよい友達がいればよいのですが…。
もしくは行きつけのお店を作っておけば、騙されたり、ボッタクリに遭ったりする可能性は低いでしょう。旅先や出張先で、かわいい女の子がいっぱいいる店で飲みたいというあなたは、高額請求を覚悟しておくしかないでしょう。というのは冗談です(笑)
多くのお店が健全な経営をしているわけで、一部の店の迷惑・犯罪行為で飲食業界全体のイメージが悪くなってしまうのは、同業者からみれば迷惑千万な話ですね。
お酒を飲むと気分もよくなり、羽目をはずして遊びたくなったり、周りの人達と流れのままにふらっと知らないお店に立ち寄ったりすること自体は悪いことではありません。ただどうしても、そのような遊び方にはリスクがともなうことだけは覚えておくべきです。
ちなみに私はお酒を飲んでボッタクリに遭ったり、店とトラブルになった経験は一度もありません。「君子危うきに近寄らず」を徹底しているからです。何事も節度を持って楽しみましょう。