公開年月日:2016年05月09日
1円玉が消える?電子マネーが普及してきた理由
電子マネーが使えるお店が増えています。街中で買い物や飲食をするときにお店のレジを見ると、複数のカードや電子マネーに対応可能であることを示すマークがずらりと並んでいることがわかります。
クレジットカードや電子マネーで支払った方が得することも多く、私も最近では極力現金を使わないようにしています。
プロギャンブラーのぶきです。今回は、僕がこの4年間実践している、電子マネーを活用したライフハック術を紹介します。電子マネーといえば、ご存知、携帯やクレジットカードで決済するものなど多岐に渡り、使いやすくなっています。
サービスの提供者は利用者を囲い込みたい
Suica、WAON、nanacoなど様々な電子マネーがあり、利用者としてはどれを選べばよいのか、わかりにくいですよね。
なぜ、こんなにも多くの電子マネーが存在するのでしょうか。当然ながらサービスを提供する企業に多くのメリットがあるからです。では企業側にとってのメリットはなんでしょうか。理由の1つが「利用者の囲い込み」です。
例えばWAONという電子マネーがあります。WAONは大手スーパーのイオンや提携しているコンビニなどで利用でき、使うほどポイントが貯まります。買い物の際にWAONを提示するだけで割引してもらえることもあります。
例えば近所に2つのスーパーがあり、一方はWAONに対応し、もう一方ではそのようなサービスが無い場合、あなたならどちらで買い物をしようと思いますか?
多くの人はWAONが使えて、ポイントが貯まったり、割引が受けられるスーパーを選ぶでしょう。さらにWAONを持っているのだから、コンビニもWAONが使えるところを選ぼうと考えるのではないでしょうか。
このように独自の電子マネーを発行し、ポイントや割引などの特典を付与することによって利用者を増やし、定着させることで、売上を向上することが企業側の思惑です。
利用者にとっても損はないので、このような競争は歓迎ですが、自分にとっては選択肢が多く、色々と調べないといけないので、その点はちょっと面倒ですね。
電子マネーの方が現金よりもメリットが多い
同じものを購入しても、現金よりお得になることが多い電子マネーですが、デメリットもあります。よくいわれるのは「現金感覚が持てずに使いすぎる」ということです。
確かに財布から複数枚のお札を出すのはためらうこともありますが、電子マネーのカードをリーダーにかざすことは簡単にできてしまいます。この感覚差って、なんなんですかね(笑)
ついつい財布(カード)のヒモがゆるくなってしまうということはあるものの、そこだけきちんと管理できれば、電子マネーはポイントや割引などの特典がある分、お得だし、小銭をジャラジャラと持たなくてよいので身軽です。
電子マネーはほとんど使わないという人は、一度試しに現金代わりに利用してみてはいかがでしょうか?