公開年月日:2016年11月01日
なんと米国の8割以上の店舗ではUnionPay(銀聯)カードが利用可能!中国観光客の影響の大きさがうかがい知れます
アメリカの8割以上の現地商店では、UnionPay(銀聯)クレジットカードでの決済ができるそうです。
当たり前ですが、中国人が訪れる国は日本だけではなく、他の国でも彼らにとって便利な決済環境を整えることが重視されているんですね。
【上海(中国)2016年9月3日新華社=共同通信JBN】米国ではほとんどのATMでUnionPay(銀聯)クレジットカートによる現金引き出しが可能で、80%以上の現地商店がUnionPay(銀聯)クレジットカードを受け付けていることが9月1日に分かった。旅行者に人気のあるニューヨーク、ハワイ、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オーランドやシカゴでは有名なショッピングセンターやアウトレットの90%以上でUnionPay(銀聯)クレジットカードが使用できる。UnionPay(銀聯)デビットカードとUnionPay(銀聯)クレジットカード(ともに62ではじまるカードナンバー)が1枚あれば、カード保有者は米国で簡単、有利な支払いを行える。
米国の8割以上の現地商店で使えるUnionPay(銀聯)クレジットカート
ご存知の通り、日本では中国人観光客が大量に物品を購入する、いわゆる「爆買い」によって特需ともいえる経済的な恩恵を受けました。その後、リピーターが物を選んで買うようになったり、転売目的のブローカーが中国側の規制強化によって旨味がなくなって大量購入をしなくなった影響などにより、一時期の祭りのような大騒ぎは少し落ち着いた感じはありますが。
急速な経済発展を遂げ、需要に対して供給が追いついていない中国。裕福な人達が訪れるのは、当然ながら日本だけではありません。
中国で多くの人が利用しているUnionPay(銀聯)クレジットカードが、訪れた先で利用できれば、中国の人達にとっては非常に便利。彼らに買い物をしてもらうため、受け入れる側の国々が対応するのは当然です。それにしてもアメリカの8割以上の店舗で利用できるというのは驚きますね。
日本の経済成長期同様に商機のあるところに注目が集まる
グローバルな視点で考えれば、世界全体が経済的に一斉に落ち込むということは、大恐慌のような特別な場合を除いては考えにくく、必ずどこかの国が潤っているものです。日本も経済成長真っ只中だった時期は、いまの中国の人達のように、世界各国に旅行に出かけていました。(まあ今でも海外旅行をする人は少なくありませんが)
経済的に豊かな国は注目されるわけですね。ハリウッド映画は中国を舞台にしたり、中国人を主要キャストに加えることによって大受けするし、人口の多い中国で製品を売れば、桁違いの利益を上げられます。私も中国向けに何かを作って販売して、ウハウハになりたいです(笑)