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クレジットカードの仕組みをわかりやすく解説

更新年月日:2013年03月25日

クレジットカード利用の流れ

クレジットカードを利用するということは、簡単に言えば“ツケ”でショッピングやサービスを利用するということ。利用する側からすれば、代金を後払いにできるというのが大きなメリットです。

後払いといっても、カードを利用される側、つまり加盟店が痛い思いをすることはありません。なぜなら、加盟店にはカード会社から支払いが行われるから。では、実際にはどのような流れでカードでの決済がされているのか見ていきましょう。

カード決済の流れ

  • 1. カード加盟店でカードを利用する
  • 2. カード加盟店は、カード利用者に商品・サービスを提供する
  • 3. カード加盟店は、商品・サービス代金の伝票をカード会社に送付する
  • 4. カード会社は、カード加盟店に3の代金を支払う
  • 5. カード会社は、カード利用者に代金明細書を送付する
  • 6. カード利用者は後日、代金明細書に従ってカード会社に代金を支払う

カード利用者、カード加盟店、カード会社のトライアングルによって、“ツケ”が可能になっているのです。では、カード加盟店・カード会社は、カード利用時にどのような役割を果たしているのでしょうか。

カード加盟店の役割とは?

カード加盟店とはつまり、クレジットカードが使える店のことです。加盟店はカード会社と契約して、カード会社からクレジットカードを利用した販売を許可されていて、利用額に応じた手数料をカード会社に支払っています。

「手数料を支払うくらいなら、契約なんてしなければいいのに」と思われがちですが、カード決済ができるかどうかで集客に違いが出てくるので、店側にも大きなメリットとなっているのです。

売上処理

客から提示されたクレジットカードで売上処理を行います。この処理にはCAT(クレジット・オーソリゼーション・ターミナル:通称キャット)という端末機器を使用し、カード会社とオンラインで通信。カード会社からクレジットカード使用の許可がおりると決済が成立し、売上伝票をカード会社に送付します。

商品・サービスの提供

カード決済が成立したら、客によるサイン、または暗証番号を確認。その後、カードを使用した客に対して商品・サービスを提供します。

カード会社の役割とは?

カード会社とはつまり、クレジットカードを発行・管理している会社のこと。カードの裏面(大抵のカードの左下)に書かれている会社です。

カード加盟店から決済の依頼を受けると、まずは信用照会。有効期限が切れていたり、利用限度額を超えていないか、支払いが遅れていないか、などの確認をおこないます。カード決済を許可すると、カード加盟店から送られてくる売上票に従って代金を支払います。

代金支払

商品・サービス料金に応じた加盟店手数料を差し引いた額を、カード加盟店に対して支払います。

代金請求

カード利用者に対して利用代金明細書を送付し、代金を請求します。

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