クレジットカードの種類は幅広い!
更新年月日:2012年08月27日
発行形態の違いによる分類
クレジットカードは、その発行形態によってプロパーカードと提携カードの2種類に分けることができます。
プロパーカードとは
カード会社が単独で発行しているクレジットカードのことを指します。ライフカードやオリコカードといった大手ならではの、独自のサービスが受けられるのが特徴。
提携カードとは
カード会社と一般企業が提携して発行しているカードのこと。例えば航空系なら搭乗ごとにポイントが貯まるなど、提携企業ごとに異なった付帯サービスが受けられるのが特徴です。
発行会社の違いによる分類
またクレジットカードカードは、発行会社の違いによって様々な種類に分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。発行会社によってサービスや特典が異なるので、まずはどんなジャンルでクレジットカードが発行されているのかを知っておくと良いですね。
銀行・信販系カード
三井住友銀行が発行するSMBCカード、りそな銀行が発行するりそなカードセゾンなど、銀行のグループ会社が発行するクレジットカードのこと。
流通系カード
ユニーグループが発行するkaruwazaカード、イオングループが発行するイオンカードなど、小売業者やその子会社が発行するクレジットカードのこと。
航空系カード
JALやANAなどが発行するクレジットカードのこと。「マイルを貯める」という言葉が浸透したのは、航空系クレジットカードが普及したことがきっかけでした。
鉄道系カード
JRはもちろん、各私鉄が発行するクレジットカードのこと。そのため、系列の百貨店や駅ビルなどのグループ会社と連携している場合が多く、前述の流通系クレジットカードの機能を併せ持っているケースがほとんどです。
ドライバーズ系カード
出光やNEXCOなど、ガソリンスタンドや高速道路各社が発行するクレジットカードのこと。給油時の割引や高速代金の割引などの特典でカーライフをサポートしてくれます。
クレジットカードのグレード
クレジットカードが普及し始めた頃、「どうやらブラックカードというものがあるらしい…」という噂がまことしやかに囁かれました。しかし今や、ブラックカードの存在は周知の事実。クレジットカードの最上位というのも広く知られています。
クレジットカードのグレードは、おおむね以下の4段階に分けられます。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
一般カード
一般カードとは、その名の通り一般的なクレジットカードで、初めてカードを作る人は大抵このランクからスタートします。年会費は無料か、もしくは低く設定されおり、日常生活で利用するぶんには十分な機能を有しています。
ゴールドカード
一般カードよりも高い付加価値を持ったカードです。一般カードより年会費は高いですが、そのぶん利用限度額が高く設定されています。申し込みにあたっては、年齢や年収などの制限が設けられています(取引実績などによって制限がない場合もあります)。
プラチナカード
ゴールドカードよりもさらに上位で、さらに上質なサービスや特典を受けられます。大抵の場合、自分から申し込むことはできず、利用実績などによってカード会社から招待する形になります。ちなみに、このプラチナカードという言葉は、アメリカン・エキスプレスの登録商標です。
ブラックカード
プラチナカードよりも上位の最上位のカードで、最上級のサービスや特典を受けられます。プラチナカードと同様に招待される形でしか持つことができず、選ばれた一部の人しか持つことができません。
学生や女性限定カードもある
ランクとは別に、年代や性別によって区分されたクレジットカードもあります。それが学生カードと女性限定カードです。
学生カードとは
その名の通り、学生向けのクレジットカード。18歳以上の学生(専門学校生、大学生、大学院生)に発行され、本人が未成年の場合は親の承諾が必要となります。機能面は一般カードとほぼ同じですが、大抵の場合、年会費は無料で、卒業と同時に自動的に一般カードに切り替わります。
女性限定カード
こちらもその名の通り、女性だけが持つことができるクレジットカードです。女性が好むようなデザインのものが多く、有名レストランの試食会や映画鑑賞チケットのプレゼントなど、サービスや特典も“女性仕様”であるケースが多くあります。
このようにクレジットカードの種類は盛りだくさん!種類の多さだけとっても自分にあったカード選びが大切なのはおわかり頂けたのではないでしょうか?